細分化・分析・突破口の明確化&共有 ~業績アップのプロセス~
- 2021.07.06
- MESSAGECONSULTING
明確化 コンサルティング 業績アップ 細分化 分析 検証 突破口
今週は、幼稚園や保育園ではなく一般企業への
コンサルティングサポートが多い週になっています
昨日の会社は、スポーツビジネスをメインとした会員制ビジネスを
展開をしている会社。
そして、明日は自動車販売業がメインの会社。
それぞれ業種業態は異なるわけですが、基本的には、経営コンサルタント
なので、業績アップに向けたアドバイスを求められることが多いですね。
大切なことは・・・
『業績アップに向けた、キーポイントやファクターの指標化』
業種特性によって一番わかりやすい指標を検討していけばいいと思いますが、
昨日訪問した会社の場合は、会員制のビジネス展開がメインなので、
課題としている部門については、
『会員数○○名』という数値が損益分岐の分かれ道という指標を明確にする
ことがまず第一ステージですよね
そして、グループ別、チーム別、個人別の実態を数値化して明確にしたところ・・・
それぞれのポジティブな傾向とネガティブな傾向が浮き彫りに。
『実態を細分化してわかりやすくすると現状を正しく分析しやすくなる』
ということですよね
上記を経験値である程度数値化しなくてもわかってしまうトップやベテランの人も
存在しますが、チーム全体での実態や現状の理解を深めるためには、
細分化&分析はとても重要なプロセスとなります
まあ、そんな難しい整理整頓ではないのですが、いざこうやって
明確化してみると社長や幹部のメンバーも含めて、驚いていましたね~
でも、こういう風景はよくあることで、会社の実態を把握しているようで、
なんとなく大枠で把握しているだけの人達が多いということでしょう。
個人的には、全体だけではなく、部門別、個人別の収益性をできるだけ明確に
するための指標を作りだすことを重視してコンサルティングを行っています。
より細かく整理することで、まずは実態を誰が見ても聞いても
わかりやすくすること。そして課題に対する突破口に対してポジティブマインドで
それぞれが具体的に考えるきっかけを作りだすことが自分の役割の1つだと
思っています
グループやチームや個人の実態を細分化して分析しやすくすると、
それぞれのパフォーマンス評価はしやすくなりますし、
業績アップのための”打ち手”もわかりやすくなりますし、
その結果として各人のモチベーションも上がる効果があるでしょう
つまり、『突破口を明確にする』ための実態の細分化&分析を的確にできる
チームや個人になれれば、自ら業績を上げるための具体的な施策を随時
立てていくことができるようになる。
その結果として業績をアップできる可能性を高めることができるということですよね。
まあ、これをよく『PDCAサイクル』と言ったりしますよね。
逆に言えば、実態の細分化と分析と検証ができていないから、
次にやるべき効果的な施策が見えてこない・・・
でもなんとなく頑張っている・・・でも業績が思うほど上がらない
そんな悪循環にはまっている人や組織が多いかもしれませんね~
『人は突破口が見えれば、逆境でも前向きになれる!!』
そんな状況を作りだすのが、コンサルタントの1つの大切な仕事だと思っています。
『全体から部門へそして個人へ』
より細かい指標を”見える化”できるかが、業績アップの1つの重要ポイントでしょうね。
今日は、一般企業のサポート事例ということで、業績アップの基本プロセス
について書いてみました~
まあ、あくまでも基本的なプロセスですから、これだけやれば必ず業績がアップ
するということではありませんし、各企業や組織の抱えている背景やサイズ感など
がすべて違いますから、そのレベルやギャップに応じて臨機応変に対応していくこと
も大切にして活動をさせてもらっています。
大枠で把握しているだけではなく、
実態を細分化して的確に分析&検証を行いその結果として、前向きな突破口を
具体的にイメージして、日々変化、進化していく・・・
こういう日々を高い意識とレベルで継続できている組織や個人の方は
基本的にはあまり業績が大きく下がってしまうことはないでしょう
そんなことを書いていたら・・・
幼稚園から帰ってきた息子が、何かやっていると思ったら、
UNOを細分化?? グループ化?? しています。
勝手にそうしたくなってしまうのは、血筋なのでしょうか??
それはさておき・・・
売上がアップしていても赤字経営な会社もたくさんあります。
だから、業績アップ=売上アップだけではないということ。
昨年よりも売上はダウンしたが、利益はアップしている・・・
売上も利益もアップしたが、社員のモチベーションや満足度はすこぶる悪い・・・
社員は楽しそうに働いているが、お客様からのクレームが多数・・・
上記のように、会社の経営実態はいろいろな状態が混在しています
その実態を細分化して、あらゆる指標で見えるか、わかる化すると
その会社の進むべき突破口や未来への具体的な強化策などが抽出されます。
その1つ1つに具体的な改善行動を繰り返していくことで、それぞれの
ステージアップを図ることが・・・いわゆる業績アップにつながっていくプロセス
だと考えています
まあ、こうやってメッセージにしてしまえば当たり前のことだと
思う方が多いのでしょうが、その当たり前を当たり前にできていない組織が
多いのも事実なんですよね~
全体の経営構造や実態のバランスが崩れている部分を見抜き、
それを調整や改善をしながら、最適なバランスに近づけていくという
感覚が自分の中のコンサルティングスタンスとして大切にしていること。
これは、パーソナルコーチングの仕事でも基本的には一緒のスタンスです。
組織でも個人でも・・・
『自分達のベストなバランスを理解して見つけ出してそれを維持していくこと』
それがあらゆる好循環を生み出す本質だと思っています。
皆さんも自分のベストバランスはどういうことなのか?
考えてみるとよいのではないでしょうか。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。