問題解決と因数分解の関係 ~チャンクのままではわからない~
- 2021.06.16
- MESSAGECONSULTING
因数分解 チャンクダウン 質問力 経営コンサルティング パーソナルコーチング
このブログを書き始めて約11年が経過
投稿数は、もうすぐ1400回になろうとしています
正直なところ、それだけの投稿をしていると、自分が書いた内容を
すべて覚えているわけではないので、たまに・・・
『自分のブログを自分で振り返る』
という行為をするのですが、かつての自分が書いた内容に自分が刺激を
受けるという不思議な感覚を味わうこともあります
これまでの閲覧総数が多い記事などもわかるので、そのような記事は
自分でも再度読み返してみたり・・・
ずいぶん前に書いたのですが、ここ数年で継続的に閲覧総数が多い記事はこちら↓↓
タイトルは『日常生活での因数分解の活用方法??』
”因数分解”というキーワードで検索する人が多いとはあまり考えられないので、
GoogleやYahooにおいて、なんらかの理由で検索にひっかかる要因や理由が
付加されて、たまたまなぜか閲覧数が継続的に多いのかなと
でも、読んだ方が多いからかもしれませんが記事に対する拍手数がかなり多い
ということは、記事内容にそれなりに共感してくれたり、参考にしてくれたり
という人が多いということでもありますよね
ちなみに、拍手機能については、ブログ記事の下にある”拍手ボタン”をクリック
すれば拍手数に反映されます。押したら何かが立ち上がって個人情報を入れる
なんてことはないので、私のブログ記事を読んでヒントになったり、
前向きになったり、学びになったという方はぜひ拍手ボタンをクリックして
いただけるととてもうれしいです
日々、投稿していく励みやモチベーションにもなるのでよろしくお願いします
さて、話を戻しまして・・・
これまでも『因数分解』というワードを軸にいくつかのメッセージを書いた
ことはありますが、それだけ自分にとって”因数分解”は日常生活や仕事の中で
意識しながら当たり前に活用しているもの
上記の記事の中では、
・売上の因数分解
・時間の因数分解
・仕事の因数分解(EX 営業プロセスの因数分解)
上記の3つの活用事例を挙げていますが、その他、日常生活の中で
有益に因数分解を活用できるシーンはたくさんあると思っています
『塊をほぐすと何か別のモノが見えてくる』ということですよね。
これを、コーチングの世界などでは”チャンクダウン”と言ったりしますが、
なんだかわかりにくくなったら、なるべくいくつかの要素に分解してみると
いいと思います
弊社CLPは、
法人や組織を対象にした経営コンサルティング、
個人を対象にしたパーソナルコーチングなどでの事業展開もしているわけですが、
個人的な感覚としては、コンサルティングもコーチングもポイントにしている
ことは一緒で・・・
『組織や個人に起きている問題や悩みの解決サポート』
簡単に言えば、それをしているということになりますかね。
組織と個人で少々アプローチは違うにせよ、問題を一緒に解決していくお手伝い
をしていることには変わりない。
現実的には、各組織、各人の問題にはいろいろなパターンがありますから、
すべての事案に精通していればベストなのでしょうが、そんな人は自分も含めて
いないわけで・・・
そこで自分が意識している、大切にしていることは何か??
『問題や悩みや課題を塊のままにせず、的確に因数分解する力』
例えば、”業績をアップしたい”という問題や課題を抱えている人がいる。
でも、その人に対して、業績を頑張って気合で上げて下さい!!なんて
アドバイスをしても意味がないわけです
その人に対するヒアリングをしながら、業績が上向いていない要因を
因数分解していくことが大切になりますよね。
その会社や個人の業績はどんな要素で成立しているのか?
その要素のどこに業績が上がらない理由があるのか?
その要素のどこに業績が下がっている理由があるのか?
業績が上がらないという問題に対しては、
それぞれのビジネス展開方法や商習慣に対する思い込みのバイアスが
かかっていたり、あとは、情報が不足していることによるアイデアの枯渇。
そんなことが原因になっていることは多いですね
情報不足は勉強不足と言ってもいいかもしれません。
そこで、大切になるが『質問力』
思い込みのバイアスを外すような質問、
情報が不足していることに気づいてもらうような質問、
自社の業績(売上)をチャンクダウンする質問 などなど。
『良質な質問がより良い因数分解につながり、
問題解決の糸口につながっていく』
『問題や悩みというものを塊で考えているから解決の糸口が見えてこない。』
そんなパターンに陥っている人がけっこう多いなと感じます。
だから、こちらとしては、質問を繰り返しながら、塊をほぐしていく作業を
するのが、コンサルティングやコーチングの大切な部分だと思っています
コーチングはほぐしていって因数分解したものを共有したら、あとは
自分でその因子に対してどうするかを考えて実行していく。
コンサルティングは、その因子に対してどのような打ち手を打つかを
提案したり、一緒に考えて実行フェーズまでサポートする。
そのあたりがちょっとした違いですかね。
自分の中ではそんな認識で日々の活動をさせてもらっています。
塊で考えているとその悩みは悩みのままですが、因数分解してほぐれてくると
それぞれの因子に対して、どう改善していくかの思考にウエートが転換する
ここが大切なんですよね~
よくあるパターンなのですが、最初はあまりよい表情ではなかった人が、
個人セッションのプロセスでその人が抱えている問題や悩みの塊がほぐれてくると
何か自分の中に糸口が見えてきたのか、急に表情が明るくなって、
ポジティブな思考に転換したのがはっきりわかる瞬間があります
このゾーンに自分で持っていける人もいれば、第三者の力を借りることで
持っていける人もいれば、一人で悩み続けてずっとそのゾーン体験を
できない人もいる。
つまり・・・
『問題解決能力が高い人は、モノゴトを因数分解する能力が高い』
とも言えるのかなと。
日々、意識的に因数分解を活用している人もいれば、
無意識にそれを活用している人もいる。
もちろん人によって、それが得意な人もいれば不得意な人もいるでしょう。
でも、日々意識してあらゆることを因数分解するトレーニングを積んで
いくことで、どんな人でもその力を高めることは可能だと思っています
それが進化して問題解決の糸口を発見する力につながり、
問題解決能力にもつながっていく
例えば、人生の因数分解なんて考え方もありますよね~
10代を振り返る、20代を振り返る、30代を振り返る
それは年代別の因数分解
学生時代を振り返る、社会人になってからを振り返る、起業してからを振り返る
それはライフステージ別の因数分解
因数分解して振り返り、そして反省した結果、
これからの未来をどうしていくのを考えていく。
ただなんとなく人生ひとくくりで生きているだけの人とは違う
ステージが待っているのではないでしょうか
パーソナルコーチングでは、
お客様にそんな人生の因数分解のサポートをすることも多いですね
今の自分にしっくりきていない。
近未来に向かうべき道が不鮮明。
その他、各種の問題や悩みを継続的に抱えている。など
そんな人は、ぜひお問い合わせいただければコーチングサポート
をさせていただきますよ。
優秀な人は、自問自答により、自分の凝り固まった思い込みや思考グセを
ほぐしていく作業を日々の生活の中でナチュラルにできているんではないでしょうか
日常生活の中で皆さんも意識的に因数分解を上手く活用するトレーニングを
していただき、問題解決の糸口をどんどん発見していける力を身に付けて
いかれると、楽しくて豊かな人生につながっていくと思います
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。
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