ツキや運は引き寄せられる?? ~勘違いの自己満足に陥らないために~
『伸びている人と付き合わないとだめだよ。』
以前、ある先輩から言われた言葉
確かにそう思いますし、現実的に伸びている人から前向きな
モチベーションにつながる刺激をもらえることが自分にとっては
大切な要素だと考えています
逆に、伸びていない停滞している人、もしくはいつもいじけて愚痴ばっかり
言っている人に会っても、その時間は自分にとってプラスの刺激には
つながらない
それを、会社員時代に、『ツキの原理』という言葉で教わりました
まあ、経営コンサルティングの現場で言えば、
ついている商品、つまり伸びている商品に注目したり注力すること
も大切ですよね。
例えば、
・売上が伸びている商品
・販売数が伸びている商品
・利益率が伸びている商品などなど
そんな『ツキのある商品』を更に伸ばすための施策を考えていくと
業績アップしやすいという考え方ですね
その商品やサービスはどんな人達が購入してくれているのか?
その人達の共通項や共通のニーズは何なのか?
それらをクロス分析やマトリックス分析して、業績アップに向けた
強化策を立てる。
例えば、自分では『アイテム分割』という言い方をしていますが、
『ツキのある商品・サービス』に関しては、よりプライスの高い特別感のある
商品・サービスを新しく開発することで、その商品・サービス全体の客単価
を上げていくという具体的な方法も検討することができます
業績が伸び悩んでいる法人や組織の方々であれば、上記の視点で
強化策を立てて、的確な打ち手をうてれば、基本的には業績は上向くと思います。
『ツキの原理』は応用ができて、上記は商品やサービスの軸で考えましたが、
お客様の軸で考えることもできますよね。つまり・・・
『自店や自社にとって”ツキのあるお客様”は誰なのか?』という視点。
例えば、
・一番お金を払ってくれているお客様は誰か?
・一番、来店頻度が高いお客様は誰か?
・一番、利益をもたらしてくれているお客様は誰か?
そんな視点で顧客分析してみると、ツキのあるお客様がある程度”見える化”されます。
日々の業務に忙殺されていると、そういう視点がおろそかになって、本当に大事に
しないといけないお客様が誰なのかということさえわからないまま、日々の商売を
してしまっているところも多い
基本的に、私が経営コンサルティングでお手伝いしている会社やお店などでは、
『ツキの原理』に基づいた、商品・サービス分析、顧客分析を行った上で、
一緒に、業績アップ強化策をプランニングして、実行サポートすることが多いですし、
その方法は、業績アップに向けた、基本的な進め方かなと思っています。
『ツキの原理』の応用編としては、冒頭にもお伝えしたように
人間関係にもあてはまるわけで、なんだか、マイナス思考で覇気がなくて、
いつも愚痴っている人間と付き合うのではなく
プラス思考で、元気でパワーがあって勢いを感じて、伸びている人間と付き合うほうが
自分にプラスのパワーがもたらされるということ
逆に言えば、自分が『ツキのある状態』を維持できていないと、
『ツキのある人』を引きつけるパワーが落ちて、更に『ツキのない状態』に
陥っていくということでもあるでしょう。まさに、人生の悪のスパイラル状態
すべては、自分の責任ですし、自分次第ですよね
そして、自分よりも勢いがあって、パワーがあって、伸び率が素晴らしい人間と
共有する時間が少なくなればなるほど、『自分のツキ』が落ちていく・・・
そして、自分よりも勢いやパワーや伸び率が低い人間と接することを優先して
勘違いの自己満足をしているだけの人間になる・・・
もうそうなったらかなり危険信号だと認識したほうがいいですよね~
そんな、自分の危険信号に気づいていなかった自分を反省する日がもたらされる
きっかけになるのが・・・
『ツキや運のある人との時間を意識的に共有すること』
なんだと思うのです。
そんな時間の中で自分が発しているパワー、そしてエネルギーが、
そのような人達と比較したら弱いことに気づかされる。
そんな瞬間は、自分の意識の仕方やそれを踏まえた行動によってもたらされる。
それにしても、やはり、年齢に関係なく伸びている人、エネルギーの高い人、
勢いを感じる人との時間を増やさないと損ですよね~
逆に、そういう刺激を前向きに捉えることができず、人と会うことを避けて
しまう傾向にある人もいますよね。でも、そのスパイラルに迷い込むと、
日々の緊張やストレスなども含めた、人間にとって必要とされる刺激さえも
少なくなっていく
個人的には、あらゆる刺激をどう受け止めるかが、人間が成長するために
とても必要であり、違いを生んでいくポイントだと捉えています
生きていれば、もちろんプラスの刺激もあればマイナスの刺激もありますよね。
でも、それはどちらも必要な刺激なんだと思います。
その前提があって、なるべくプラスの刺激を増やすために、それを与えてくれる
ような人、つまり”ツキのある人”との時間を増やし、大切にしていくことが重要でしょう。
皆さんもぜひ、『ツキの原理』を意識して日々を過ごされることを
お薦めします
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。