BlogHappy Mind Creator

長所伸展とウィーケスト・リンクの法則 ~鎖のケア&メンテナンス~

20210415

1泊2日の関西出張から昨夜自宅に到着したのがちょうど夜の12時・・・
現地を出たのが5時半ですから、6時間半の移動時間

毎回、移動しているだけで腰や背中などを中心にカラダが全体的に疲労して
しまうのですが、今回はあまり疲労感を感じることはなく
やはり10キロのダイエット成功はそういう面でも効果を発揮している
ような気がしています

さて、今日のテーマに入りたいと思います。

基本的に、成長促進のポイントとして『長所伸展法』というものを
お伝えしていて、簡単に言うと・・・

『自分の短所是正や改善に目を向けるよりも
長所や得意な部分にフォーカスして、その部分を伸ばしたほうが、
成長スピードが高まりますよ~』

という考え方。

特に社会人デビュー間もない方々には、そういう話をすることは多いですね

本来、長所が1つもない人はいないと思っているのですが、そういう話を
した後に、『私は長所がないので・・・』なんて相談をされることもある

そこで思うことは・・・

『伸びる人ほど、自分の長所を明確に理解している』ということ

何を伸ばして何で勝負していくかというストーリーが描けているから
と言えるのかもしれません。

だから、もし自分の長所がないと思うのであれば、
「自分のまわりにいる何人かに聞いてみたらいいよ。」とお伝えしています。
それに加えて、自分の近未来をイメージしたときに、
「どんな武器や力で世の中に貢献したり、役に立ちたいと思うかを
一度本気で考えてみるといい。」
ともお伝えしています。

パーソナルコーチングの仕事をしている時間には、
そんなやりとりも多いですね。

何年かをかけて自分の長所や得意分野を磨いていき、自分と関わる人々
に喜んでもらったり、満足してもらったりする機会が増えていくと・・・
ある程度、まわりに存在を認められて、必要とされて、信頼されるようになっていく

そんなプロセスの中で、承認欲求が満たされて、そんな時間の継続の中で
自己実現欲求が段階的に満たされていく

そんなイメージを描きながら、その通りの人生を歩んでいる人もいる

しかし、最初の流れは順調だったが、途中から成長スピードがイメージとは
ズレはじめ、人生のちょっとしたスランプに陥る人も少なからずいる

どちらかといえば、ちょっとしたスランプを感じていたり、若いときのような
スピード感での成長を自分で感じることができず、ちょっとしたマンネリ化を
感じている人
のが多いのかもしれません・・・

そこで、最近自分が思っていることは・・・
ある程度のレベルまで自分を成長させたときに、やったほうがよいことは、

『自分の弱みや弱点を今一度見つめ直してみること』

長所伸展と言っている人が矛盾しているではないか!!と思う方も
いると思うのですが、人生の中で短所是正が必要なステージもあるのかなと

『ウィーケスト・リンクの法則』

訳すと『最も弱い環の法則』
 鎖の強さは最も弱いつなぎ目の強度で決まる。

という意味ですね。

ある程度、がむしゃらに自分の強みを磨き続けて成長してきた自分の鎖。
かなり太くなったし、強度も増しているのは事実でしょう
でも、ウィーケスト・リンクの法則が、その人の鎖にも作用していて、
太くなった部分、強度も増したプラスの部分がある反面、
今まであまりケア&メンテナンスをあえてしていなかったマイナスの部分が、
その他を支えるには、相対的に弱くなっている

だから、一度そこをケアしたりメンテナンスして、更なる成長ステージへの
準備をしないと、やがてその部分が限界をむかえて、鎖全体が崩壊する可能性
だってある
ということではないでしょうか

頑張っているけれど、積み上げてきたけれど、ふと人生のスランプに
陥る瞬間やステージで起きていることってそういうこと
なのかなと思います

個人的な感覚なのですが、20代は長所伸展でがむしゃらに頑張った人間が
成長する。そこである程度のレベルまで鎖を強化できた人間にとって、
30代前半は、30代後半に更に成長するために、弱い部分のケア&メンテも必要。
30代後半は、40代前半のために、40代前半は40代後半のために・・・

そんな感じで、5年スパンくらいでそのステージに応じたケア&メンテが
必要なのかなと思っています
し、そういう調整をしていくからこそ、
全体の鎖を良い状態に維持していくことができるのではないかと考えています

次のステージに向けて、ケア&メンテが必要な部分を明確にして、
そこに対して、自ら学び、改善していくことがもちろん大切
でも、もともと苦手であり弱点なのですから、なかなか効率的でない部分もある

だからこそ、自分なりに重視していることは・・・

『自分の鎖のケア&メンテにつながる人脈づくり』

自分の弱い部分や不得意な部分を補ってくれるような人とつながること。
自分の弱い部分や不得意な部分を逆に強みにしている人とつながること。

202104152

自分の鎖のケア&メンテナンスメンバーのチームを編成していくこと
人生で、スランプに陥らず前進し続けるための成功ポイントではないでしょうか
自分としては、とても重視している考え方となります。

実は、そんな思いが自分の会社名にある『クロス』という言葉に凝縮されています。

どんなヒト・モノ・コトとクロスをして、互いの弱い部分を支え合えるか
助け合えるか、そして、強みをシェアしていけるのか。
それが、できている人って、人生のスランプやマンネリ化という言葉とは
無縁になれるんじゃないかな
と思うわけです

例えば、世界のトップアスリートやトップアーティストの
まわりには、かなり多くのサポートスタッフチームが編成されていますよね。
それって、自分の鎖を最高の状態で維持し続けるために必要な投資をしている
という感覚
なんだと思います

そこに投資することがどれだけ大事かわかっている。
その思考こそがトップであり続けている人に共通するスタディーポイント
なんだと思いますね

だから、人生の各ステージにおいて

『誰と出会い、誰とつながるかにこだわること』

それってすごく大切ではないでしょうか

そこに、すごく敏感な人もいれば、まったく意識せず過ごしている鈍感な人もいる。
つまり、自分の鎖のケア&メンテナンスを自然とできている人もいれば、
まったく無頓着な人がいるということ。
少なくとも、2人の鎖=人生には差が生じていくことになるでしょう

皆さんも自分の鎖を太く、強くするステージとともにケア&メンテナンスへの
取り組みも少し頭に入れながら、マイチームの編成を考え
自分の人生で良質な鎖を維持していただけたらと思います。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

0

一覧を見る