震災から10年の今日 あのときの想い、気持ちを振り返る!!
10年前の3月11日、東日本大震災が発生。
もちろん、その日のことは鮮明に覚えています。
仕事である幼稚園に訪問していたときに、かなりの大きな揺れが
子ども達を批難させて、状況把握をして・・・
でもその数分間の中でここまで大きな被害になるなんてイメージは
正直していなかった
当時住んでいた渋谷までは帰ることはできず、たまたま実家の近く
での仕事だったので、実家までとりあえず歩いて帰ったことを覚えています。
冒頭の画像&メッセージは、その当時のこのブログに貼りつけたもの
今日はあらゆるメディアでこの話題が取り上げられていますが、
10年経過した今、やはりあの日のこと、そして被災した方々の哀しみ、苦労、
前に向かって進む姿・・・忘れてはいけないと思います
ということで、今日は当時、そんな状況の中で自分の思いを書いた
メッセージをそのまま貼りつけて、その気持ちを振り返っておけらたと思います。
【こんなときだからこそ・・・】(2011年3月14日のブログより)
地震の被害状況が報道されればされるほど
その悲惨な状況にショックを受けるばかりです・・・
被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
このような事態の中、勇気ある行動をとられている方々、
復興のために全力を尽くしている方々に深く感謝したいと思います。
かつて4年間ほど住んでいた仙台エリアの惨劇を見て、
大変な衝撃を受けるとともに、日本にとっての緊急事態であること
を実感しています。
仙台からロードバイクで松島までよくサイクリングしていました。
その海岸線の景色は本当に絶景でした・・・
そんな場所の現実を受け入れることは本当に悲しいです。
こんなときだからこそ、一人ひとりができる範囲で協力し合い、
支え合う姿勢が大切になると思います。
そしてミクロで個人的な視点や一時的な自分たちの不便さなんて問題にせず、
マクロな視点を持って、今誰が一番困っている人たちで、その人達にとって
何が一番優先されるかを考えることが重要になると思います。
街を歩けば、コンビニやその他の飲食店が看板の照明をおとしていたり
各家庭で節電を行っていたり、そんな自分サイズでできることを、
多くの人たちが行動化することで、大きなパワーになると思います。
今回の大地震を踏まえて、普段、当たり前だと思っていることを当たり前だと
思ってはいけないと考えさせられます。
便利になりすぎた世の中への警告のような気さえしています・・・
我々も自分たちのできることで、協力していければと思います。
【日本の復活に向けて、今思うこと!!】(2011年3月18日のブログより)
まず今置かれている状況の中で、自分ができることは何か?と考えて
CLPとして、そして個人として義援金を寄付させていただきました。
少しでも、被災地の方々の役に立ってほしいとの願いを込めて・・・
CMで流れている
「こころ」はだれにも見えないけれど、「こころづかい」は見える。
「思い」は見えないけれど、「思いやり」はだれにでも見える。
その気持ちをカタチに・・・
というメッセージがやたらと心に響いてしまいまして・・・
そんな気持ちが伝わればと思いながら、このブログも書いています。
私のところにも友人や知人からの協力要請連絡がたくさん寄せられています。
また、ご支援をさせていただいている幼稚園の中には、保護者や地域の方々
に声かけをして、救援物資収集の拠点として活動をスタートしているところも
でてきています。また影響力もあり、認知度の高い芸能人やアーティストや
スポーツ選手の方々も、それぞれのやり方で支援活動に尽力されています。
それぞれができることを行動に変えて頑張っている姿は
本当に心を動かされます!!
そして、世界各国からの激励メッセージが日本にたくさん寄せられていますね。
この惨劇と混乱の中、略奪や暴動も起こさず、国民全体が協力体制を
維持し続けている日本に我々は学ばなければならない!!
なんてメッセージもあるくらいです
今、思うこと・・・
それは、日本人の底力は眠っていただけだった!!ということ。
この悲劇的な地震の混乱の中で、本来日本人が一番のストロングポイントとして
持っていた「互助の精神」がよびおこされているムードを感じずにはいられません。
互助の精神とは、互いを尊重し合い、助け合い、支え合い、ということですね。
個人的には、昨今このような精神が、悪しき環境や多様な価値観尊重の時代の中で
失われつつあることに焦燥感を抱いていたので・・・
現実は、ものすごい大変な状況ではありますが、
その気持ちさえあれば必ず日本は復活できると思います。
そしてもっと正しい方向に進化して更に強くなれる気がしています。
世界の見本になれると信じています。
日本人が本来持っていた素晴らしい力が
全国各地であらゆるカタチとなり復活しているのですから!!
ニュース報道でこんな話がされていました・・・
商品が少なくなったコンビニのレジにお菓子を持ちながら
長蛇の列に並んでいた子どもが、なんだかしばらくじっと考え込んで・・・
そのあと、お菓子をもとの場所に置きに行き、手に握りしめた小銭をレジ横の
義援金募金箱に入れて黙って帰っていったそうです。
そのシーンを見たレジ店員が震える声で
「ありがとうございました」とその子どもに伝えたそうです・・・
あっやばいこれ書きながらまた泣きそう・・・ていうか泣いてる自分・・・
これってその子どもにとってはものすごく大切なことに気付いた瞬間ですよね。
つまり「互助の精神」に!!
自分のためではなく人のために行動できた瞬間ですよね。
素晴らしい成長の瞬間ですよね。
そして、それを見逃さずちゃんと感謝を伝えた店員さんも素晴らしいですね
それが素晴らしい行動ですよと教えてあげたわけですから・・・
こんな瞬間が全国各地で起こっていると思うと、
本当に日本は復活すると確信できます!!
福島正伸先生が言っていた
「人に感動を与えるのは”自立”と”相互支援”のエピソードである」
喜多川泰先生が言っていた
「頑張る姿がメッセージになる!!」
これって、本当だな~とまさに実感しているところです。
今後しばらく混乱が続くでしょうが、
互助の精神で力を合わせて乗り越えてきましょう!!
支え合い、励まし合い、助け合える日本人として生まれたことを
誇りにしながら!!
少しでも被災者やサポートする方々の心に灯をともせればと思い・・・
この曲を贈ります。
※今回は、前回掲載した曲ではなくこの曲にさせていただきました。
昨日の闇が光となる
明日の闇は光にもどる
その光になれ
今日は大震災10年目という特別な日ということで、
あのときの想い、気持ちを振り返るという内容にさせてもらいました。