そこに至る前に壁がある?? ~いじけていても人の役には立てない~
- 2019.12.16
- MESSAGECONSULTING
先週けっこう仕事が忙しくて、しばらくブログアップが滞っていました
我が家は先週、3歳の息子がインフルエンザになり、心配しましたが、
その後だいぶ回復して今は元気にしています
自分自身も12月頭くらいから、少し咳がでて、万全の体調ではありませんが、
変わりもいないので、なんとか先週のハードワークを乗り切れて、今は
少しほっとしているところです。体調もまあまあよくなりましたね
先週のいくつかのコンサルティンング先で、違う組織なんだけど、共通して
感じたことは・・・
『そこにい至る前に壁がある』
ということですね。どんな組織やチームもなんらかの目的や目標を持ち、
対象となるお客様や利用者との接点を通じて、その人達が求めている付加価値を
提供していこうと努力をしていると思います
そのためには、経時進化が必要で、時代の流れに即した新しい取り組みを随時
取り入れていく必要がありますよね
旧態依然としていたら、いつのまにか取り残されていくことは誰でも頭では
わかっていると思います
そこに至るとはそのようなプロセスのことを指しているのですが、
そうやって進化をするためにトップやリーダーが正しい指針を掲げて、
時代にマッチした新しい取り組みを徹底していくことができれば、業績が著しく
落ちてしまったり、お客様の大多数がそこから離れてしまったりすることは
ないと思います。
しかし、それをトップやリーダーが組織やチームで伝えたり、指示を出せば
ことはスムーズに進んでいくのか??実はそこに壁があることが多いんですよね
『組織やチーム内に、必ず抵抗勢力が存在する』
これは、ほとんどの組織やチームで起こっている現実だと思っています。
コンサルティングしている組織のほとんどがそうだからですね。
戦略や方向性も正しい、そしてそれを実現していくための具体的施策や取り組み
も正しい、だけどそれをチーム一丸となって進めていくことはけっこう難しい
これが多くの組織で起こっている現実あるあるなんです。
『2:6:2の法則』と自分ではお伝えしていますが、10人いれば、自分と
考え方がマッチするのは2人くらい、どっちつかずが6人くらい、まったく合わない
人が2人くらいと思っておけばいいですよ。という考え方。
これを、宇宙の法則と言っている人もいるようですが、つまりどこに行っても
大概の組織やチームで同じようなことが起こるということだと思います
それに加えて、最近思うことは、
『どこに行っても、抵抗勢力になっていく人の存在』
そういう人達が、世の中にある程度の割合でいるなと感じています。
そのような人が、組織内にいるとけっこう大変なんですよね
前例のないことに対してものすごく拒否反応をする人
新チャレンジへのシフトチェンジを提案すると、今までの自分が否定されたと思う人
自分の都合の良い状態が新しい取り組みによって崩れることを極端に嫌う人 など
とにかく、抵抗反応と拒否反応を言葉と態度でひたすらアピールし続ける人達・・・
そういう人の特徴を自分なりに整理してみると、
・自己肯定感の欠如
・素直さの欠如
・いつも何かに対する”恐れ”を感じている
・自分が変わることに対する不安がつきまとう(ポジティブなイメージが持てない)
・自信がないことを悟られないように抵抗している、強がっているだけなど
そんなことを共通して感じますね。
そして、そんな人を見ていて呆れてしまうときもありますし、ある意味では
かわいそうだなと感じるときもあります
そのような言動や態度を自分は正義だと思い込んでやっている人が
多かったりするんですよね でも第三者から冷静に見れば、そのほとんどは
良い評価につながらない・・・
上記の特徴って、実は、成長できない人の特徴そのものでもあります。
そして、そのような人って、何かの指導や教育によって良い方向に変わっていけるか否か
というと、ほとんど難しいというのが実態かと思います
このような思考や態度がしみ込んでしまった人達は、その状態で生きてきた時間が
長ければ長いほど、変わることが難しくなっていくと思います
自分が出会ってきた人達のことを振り返っても、経験則からそうだと思いますね。
一言で簡単に言ってしまえば・・・
『満たされていない人達』 なのかなと思いますね。
何か心の奥底にいつも不足感や不安感を抱えながら日々生きているということ
かもしれません。それってつらいですよね。
そういう人って、自分の見解では『人生にいじけている人』と定義しています
なんで、そんなにいつもいじけているのかな??なんて思ってしまう自分が
いますね。いじけていても人の役には立てないんじゃない??そう思います。
『そこに至る前に壁がある』
自分がまわりの前向きに何かを進めていこう、チャレンジしていこうと思っている
人に対して、ネガティブな壁になっていないだろうか??
常に自問自答することは大切ではないでしょうか
もちろんポジティブな壁もあるのですが、ネガティブな壁と抵抗勢力を
目の当たりにして、そんなことを思ったので書いてみました。