固定観念からの解放 ~自分の知識や経験なんてたかが知れてる~
- 2019.10.02
- MESSAGECONSULTING
10月に入り、消費税も10%となり、幼児教育無償化もスタートしましたね
しばらくの間、いろいろと混乱する部分はあるかもしれません。
昨日は、幼児教育施設の開発プロジェクトのアドバイザーとして
メンバーミーティングに参加しました。
ゼロからの立ち上げなので、いろいろと決めることがあります
ミーティング後に、新しいスタッフ採用の面接があったので
その面接にも同席させていただきました。
以前から、プロジェクトメンバーと共有しているリクルートに関する
大切な要素は・・・
以前の職場の考え方ややり方などを引きずらず、こちらが
大切にしていることに共感して、チームワークを重視して動いてくれること。
あまりよしとしないのが・・・
『固定観念』が強すぎてしまう人
そういう人はあまり採用しないほうがいいだろうとの見解でチェックポイント
の1つになっています。『固定概念』という言葉もよく使うかもしれませんが
ちょっと調べてみらた『固定概念』は誤用らしいですね
だから辞書にも掲載されていない言葉・・・
少し前に、多くの企業で採用面接のアドバイザーをされていた方と話す機会
があったのですが、注力しているポイントは同じでしたね。
それに加えて、質問を投げかけられたときに、こちらの意図を理解して
適格な返答や反応ができる人か否かをチェックしているとのこと
『固定観念』は別の言い方をすれば、思い込みとか先入観と言い換えられます。
まわりの人や周囲の環境、状況に左右されず、本人が持っている考え方を
変えずにずっと持ち続けるということですが・・・
世の中にはけっこうそういう人がいるなと思います。
自分もある部分ではそういう一面はあるかもしれません。
職業柄、あらゆる分野のあらゆる立場の人たちと話す機会が多いほうですが、
しばらく会話をしていればなんとなく、そのレベルは察知できますね。
正直、『固定観念』が強すぎる人には、何をアドバイスしてもほぼ効果ないな
と思ってしまいます。
でも・・・だって・・・難しい・・・できない・・・それは違う・・・
そんなフレーズが頻繁に登場してきます
固定観念が強い人の共通項などんなものか?
・柔軟性が不足している
・思考と視野が狭い(同じところで同じ人達とずっと時間を過ごしている)
・変わることに対する恐れを持っている
・物事を客観的に見ることが苦手
・考えることから逃げている(PDCAサイクルが機能していない)
あげればもっとありますが、概ねこんな感じかなと思います。
固定観念や思い込みを打破していくためにはどうしたらよいか?
・自分の中の当たり前を疑うクセづけ(あらゆることに疑問を持つ)
・異と接する時間を増やす
私もそうですが、自分の中で決めつけてしまっていることって必ずあると
思います。決めつけて思い込んでいるものに対して、人は思考がフリーズ
しますよね。だってその人の中では、”疑いの余地がない”わけですから・・・
よく研修や講演会などでお伝えしているのですが、
『自分の知識や経験なんてたかが知れてる』
と思ったほうがいいですよね。そういう思考がベースにあれば、自分のまわりに
ある当たり前を疑うシーンが増えていくでしょう。
だって、それは自分が知っている範囲の中の当たり前でしかないから
そして、『異と接する時間を増やす』ことも大切だと教わりました。
その具体的な方法論で自分が意識していることは・・・
・たくさんの人に会う(異なる分野の異なる立場の人たちとの時間を大切に)
・たくさんの本を読む(自分の考え方の確認といろいろな人達の経験を大切に)
・たくさんの旅をする(同じ場所に居座らない)
経営コンサルタントや専門アドバイザーとしての仕事をしている自分としては
同じところにずっと居座っているのが一番危険な行為だと認識しています。
毎日、違う分野や違う立場の人たちと会い、その人達から相談を受ける時間は
実は自分にとってすごく大切な時間だな~と思いますね
そして、常に現状によい意味で疑問を持ち、今よりも未来がよくなるために
考え続ける行為を自分に課すことで、人は成長していくし進化していくと
思っています
そういう仲間と時間をともにすることも重視していくと更にそれは加速するでしょう
そんなプロセスを通じて、柔軟性が生まれてくるでしょうし、
変わることに対する恐れではなく期待が生まれてくるのでしょう
たくさんの人に会うということで、今日はこれから渋谷に行って、
GAFCのコーチとランチミーティング、そして夜は逗子に戻ってきて、
新しく事業をスタートする方と会う予定です。
どんな話が聞けるか楽しみですね~