80%の成果に結びつく20%の意識 ~長所伸展と夢中~
お盆も終わり、8月も後半に突入ですね
それにしても、毎日の猛暑で大変ですね~
イタリアの経済学者であるパレートが発見したとされる
『80対20の法則』
パレートの法則とか2:8の法則などと呼ばれることが多く、
簡単に言うと・・・
「あらゆる結果や成果の80%は、原因となる20%から生じる」
という考え方、経験則となります
例えば、売上や利益に80%を占めるには、20%の商品やサービスだったり
20%の顧客というのはよく言われるていることでしょう
リチャード・コッチという人が書いた本「人生を変える80対20の法則」
によると、犯罪の80%は20%の犯罪者が引き起こしている。
交通事故の80%を20%のドライバーが引き起こしている。など
いろいろな分野において、このパレートの法則が成立していると・・・
個人的に思うことではありますが、同じ運転免許を持っていても
その運転のレベルはかなりの差があるな~と思うことがしばしばあります
正直なところ、あまりにも下手でまわりに迷惑をかけているドライバーに
遭遇すると、「免許証のランク分けをしてほしい!!」と何回も奥さんに
言っている自分がいます。
それはさておき・・・
その本には、『80対20の法則』は、人生にも当てはまるという内容が
書かれています。つまり・・・
『人生の達成と幸福の80%は時間の20%で起こっている』
という考え方
人生の80%を決めている20%の時間の質にフォーカスしましょう!!
と解釈したらいいのでしょう。
自分自身の20%の時間の質を何にどう特定していくか?
ということに対しては
まさに、”長所伸展”の考え方とイコールな提言がされています。
・これまでの人生において、多くの人から拍手喝采を浴びたものは何か?
・自分が勝ち得た賞賛の80%につながった、仕事や遊びの20%は何か?
・大した努力もせずに、驚くほどうまくいったことがなかったか?
・自分には簡単にできるが他人は簡単にできないことはないか?
・その他多くの仲間よりも自分が楽しいと思うこと、自分が得意とするものは何か?
これらの自問自答に対する回答こそ、20%の時間の質の特定となる・・・
上記の質問は、まさに、その人の長所や独自固有の強みを明確にするもの
なんだと思いますね
以前このブログで、『努力は夢中に勝てない』という記事を思い出しました。
ご興味ある方は以下をクリックしてご覧ください。
20%の質って、その人にとっての『夢中な時間』を作り出すということ
なのかもしれませんね。
楽しいから夢中だろうし、好きだから、得意だから夢中になれるんだと思います
別に言い方をすれば・・・
『自分の長所や強みにフォーカスできている時間を増やす』
それが大切なんでしょう。
人間って、ちょっと気持ちが弱い時やナイーブになっている
ときって、なんだかまわりとの調和や最大公約数をとってしまうことって
あるような気がします。楽しそうな何かにのっかっているだけ??
本当に自分が好きで得意で楽しんでいる時間とはちょっと違う時間??
まわりになんとなく合わせて楽しんでいる時間??
そんなことって誰にでもあると思います。(自分もそうですから・・・)
だからこそ、本当に自分が好きで得意で夢中になれる時間というものは
ものすごく有意義で価値のある時間になるんだと思うのです。
そういうのを見つけるのが上手な人と下手な人がいるのも事実でしょう。
残念ながら、自分の夢中をあきらめてしまっているような人に遭遇することも
ありますね。
そういう人って、たいていの場合、自分以外の誰かが楽しそうに夢中になっている
ことに対して、批判的な言動をする人が多いと感じます
個人的には、”ただいじけているだけ”かなと思う人ですね。
少なくとも、いじけている時間は非常にもったいない時間ですよね~
『人生の達成と幸福の80%は時間の20%で起こっている』
だとしたら、その20%の大切に生きていくコツが必要だと思いますが、
そのキーワードは・・・
『長所伸展』と『夢中&熱中』なのかなと思います。
以前のブログにも書きましたが、
『人は、何かに夢中になれる時間を探して生きている』
時代や年齢や自分の成長とともに夢中になれる要素や時間は変化していって
いいと思いますし、その時間を継続できる人こそ、人生の達成と幸福を上手に
手に入れる人なのかなと・・・
そんな感じで今回のキーワードである『80対20の法則』を
自分なりにちょっと整理してみました。
明日、明後日と毎年恒例ですが、経営者の勉強会で新潟の八海山に行ってきます。
またその内容はブログでお伝えいたします。