仕事の価値とギャップの認識力の関係 ~差を感じ取れる人になる~
- 2019.06.27
- MESSAGECONSULTING
今日は蒸し暑くて不快指数の高い日でしたね
仕事柄、自分の身の回りにある環境の中で、あらゆる人々を自然と
観察してしまうクセがあるのですが、最近思うことは・・・
『同じ仕事や職業をしている人達でも、そのパフォーマンスには、
人によって大きな差異が生じているという事実』
免許がないとできない仕事も世の中にはありますよね。
例えば、幼稚園教諭や保育士などもそのカテゴリーに入る職業となります。
その他わかりやすいところで言えば、医者や弁護士などももちろんそうです。
しかし、その免許や資格を持っているからといって、その人達が担う
仕事のレベルやパフォーマンスが絶対に保証されているということは
成立していない・・・それが現実でしょう
同じ場所や職場にずっといるとそれは感じにくいことなのかもしれませんが、
ありがたいことに、毎日異なる場所や職場に訪問する機会が多いので、
とてもリアルに感じることができます
今日もある都内の保育園で、保育シーンをみさせていただいたのですが、
それは、昨日訪問した幼稚園の保育シーンとは違うわけで・・・
表情、言葉かけ、気づき、心配り・・・
仕事で求められる要素を因数分解していって、各人のレベルを点数化すれば
当然、まったく同じになることがないでしょうね
良くも悪くも必ず差はあるはずです
結論を言うと
『仕事の価値は、仕事そのものにあるのではない!!
誰が、どのように、それを行うかによって決まる!!』
ということでしょうね
だから、この文章は自分が研修などを行うときにメインテーマになっています
そして、必ずテキストに掲載しています。
免許や資格があることに胡坐をかいて、自分自身の社会性を磨こうと
していない人がいるな~と感じることも多いですね
免許や資格が必要な職種のほうが、その傾向が強い気がしています。
そのテーマに関するエピソードブログは、
「”思いをカタチにする” 素敵な人達シリーズ」でかつていくつか書いたことが
ありますので、以下にご紹介しておきましょう。
お時間がある方はクリックしてお読みいただければと思います
★”思いをカタチにする” 素敵な人達 スターバックス編
★”思いをカタチにする” 素敵な人達 ガソリンスタンド編
★”思いをカタチにする” 素敵な人達 全日空CA編
★”思いをカタチにする” 素敵な人達 スターバックス編②
★”思いをカタチにする” 素敵な人達 イタリアンレストラン編
やはりこのシリーズに登場している人達は、仕事の原点は何か?という
ことに対して共通の認識を持っている人達なんだと思います。
それは・・・
『仕事とは人を喜ばせることである』
自分の仕事を通じて、何ができて、何をすると喜んでもらえて、どうしたら
期待に応えることができるだろうか?? そう思って仕事をしている時間が
多い人達なんだと思います
そういう思いを常に心に持ちながら、仕事と向き合っている人と
ただ、給与をもらえればいいと時間を過ごしているだけの人の差は大きいでしょう。
あらゆる場所や職場に足を運ぶと、同じ職業や仕事をしているのに
そういう対極的な人達にお会いすることもしばしば・・・
残念ながら、ただ時間を過ごしているだけの傾向が強いタイプの人は、
自分のパフォーマンスがどうか??なんてことはあまり気にしていないので
自分のまわりにいる人達と自分を比較したり、まわりを観察して、自分の
伸びしろを見つけようという姿勢はかなり弱いですね
だから悪気はないし、自分がいまいちなことにも気づいていないのです。
普通の人だったら違和感を感じることにも、無頓着なわけです
それがある意味、罪だな~なんて思うことはあります。
最近、このブログでもよく登場している『感じ取る力が不足している』
ということになりますかね。全部そこにつながってくるような気がしています
それぞれの差は、現場の仕事ぶりに当然表れているのですが、その差が
ぜんぜん認識できない人達が多くなっているのかな??なんて最近思うのです。
『差がわからない人は、改善・修正の方向もわからない。だから成長しにくい。』
とも言えるのではないでしょうか
自分の中でPDCAがぜんぜんまわっていないということですもんね。
だから、『ギャップの認識力』というものも仕事力につながる要素
としてとても大切なものだろうと思いますね
世の中のあらゆる差にアンテナを張るトレーニングをしていくといいかもしれません。
私がかつて教えてもらった言葉に・・・『対極を知る』
というものがあります。対極とは、いわゆるトップとビリの差ということでも
ありますよね。
やはり、あらゆる差に敏感か鈍感かは、人の成長に大きく影響すると思いますね~
今日はちょっと最近、人を観察していて思うことを整理してみました。