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GAFCユースチーム研修会 ~強い個・強い組織を目指して~

 GAFCユース研修会

 昨日は、GAFCユースチームの研修会

 公式戦などで忙しくチームも稼働しているため、7月以来の開催です
 自分の場合は、公立高校のサッカー部に所属していましたが、
 座学で、今自分が伝えているような内容の研修は全くやったことは
 ありませんでしたね・・・

 自分がその当時にそういう機会を得ていたら、体験していたら・・・
 どうなっていたんだろう??

 そんなことも思いながら高校生にメッセージを伝えている自分がいます

 先日、観戦した試合で自分が感じたことなども伝えながらの90分の
 研修をさせてもらいました。

 冒頭はいつものように前回の復習から・・・
 前回のメインテーマは『一流を知る』、それぞれのノートを見ながら
 振り返りのディスカッション

 やはり一度聞いただけでは忘れていきますし、それを自分で実践していける
 人間になるには、何回も繰り返して自問自答していくプロセスが
 大切だと思いますね

 そして、今回は以下のような内容で研修を進めました。

 ①目的のパワー ~目的の違いが将来の違いを作る~
こんなエピソードについて、それそれが何を感じるかを共有しました。
【エピソード①】
あるところにレンガを積んている職人がいました。
「あなたは何をしているんですか?」とたずねると・・・

一人目の職人は「見ればわかるだろう?レンガを積んでいるんだよ。」と答えました。
二人目の職人は「壁を作っているんだ、一時間で5ドルもらえるんだ。」と答えました。
三人目の職人は「今作っている壁は、大きな大聖堂になるんだ。
そこには人々が集まり憩いの場になるんだ。私はそんなみんなを幸せにする
建物を作っているんだ。」と答えました。

【エピソード②】
あるアメリカの鉄道会社の社長が現場の視察に出かけたとこの話です。
線路の修理現場を視察したとき、一人の作業員が近づいてきました。

見ると、なんと10年前、一緒に鉄道作業員として働いていた友人でした。
その友人は今も作業員をしているようでした。
その友人は次のように話しかけてきました。
「君はずいぶん出世したね。君が社長になったときは驚いたよ。
 10年前は、お互い50ドルの日給をもらうために働いていたのにね。」

社長は答えました。
「そうだったのか。君は50ドルをもたいために働いていたのか。
 私は、10年前も今もこの鉄道会社のために、そして、世の中の人達に
 快適な移動や旅をしてもらいために働いているんだ。」
そう言ったそうです。

②才能を伸ばすコツ
 ⇒『常にできる状態と難しい状態を繰り返すこと』
 ・自分にある程度の負荷をかけ続けることが大切である(負荷が強すぎても×)
 ⇒『1.2倍の精神』
 ・練習でも試合でも自分に必要とされる目標や強化テーマを決めて、
今よりも1.2倍の意識で取り組み続けることができたら、必ず成長できる
 EX)スピードの1.2倍・・・判断、攻守の切り替え、ポジションなど

 ※一番成長できない人は、目的も目標も明確にせず、ただなんとなく練習や
試合をこなしてるだけの人間、日々の過ごし方も同様。

③問題対処と問題解決 ~ウォンツとニーズの違いをわかる人間になる~
 ⇒目の前に起きている現象に振り回されず、問題を解決できる人間になろう
 参考ブログ記事は以下をクリックしてご覧ください。

 ⇒『思考の整理整頓シリーズ ”問題対処と問題解決(ウォンツとニーズ)』

そして、最後に自分がかつて、思っていることを整理した
以下の2つのメッセージをメンバーと共有して終了。

【ちっぽけな世界の自己満足から卒業しよう】

自分一人のできること、知っていること、体験できることには限界がある。

だから、自分にないものを持っている人とつながることが必要だと思う。

そして、その人達があなたのライフスタイルや人生を豊かで幸せなものにしてくれる。

自分との違いを拒み、受け入れようとせず、終いにはその人を否定してしまう人がいるが、

それは、その人の弱さや恐れや自信のなさのよる愚かな行為でしかない。

独りよがりでいくら頑張っても結果はたかが知れている。

ちっぽけな世界で自己満足しているだけということに早く気付かないといけない。

たくさんの人と出会い、その人達のそれぞれの魅力を受容することで

身の程を知り、自分の社会的なポジションを理解することが重要である。

自分の身の程やポジションを心得ている人は、相手に謙虚でいられるし、感謝もできる。

だから、より多くの人とつながり幸せになれるのだろう!! 

【~逃げグセ人生があなたの魅力も信頼も奪っていく~】

 そこにいるのは、最終的な逃げ道を用意しながら

 頑張っているふりをしている自分ではないか?

 逃げ道へと進む理由を、都合よく正当化しようとしている自分ではないか?

 自分のことは棚に上げて、相手やまわりのせいにするための理屈を

 一生懸命探そうとしている自分ではないか?

 ことがうまく進まないことや、自分の思うようにできないことを、

 自分以外のモノやコトや人のせいにするのは簡単かもしれない。

 しかし、本当にそれでいいのだろうか??


 簡単な道(まわりのせいにすること)、困難な道(自分の責任だと思うこと)があるとしたら、

 困難な道を選択したほうが、自分のためだと思ってチャレンジしよう。


 何かを成し遂げた人は、必ず人生のどこかのステージで、

 大きな壁を自分の力で乗り越える道を選択し、

 苦しみながら、もがきながら、悩みながら、その壁をクリアした経験を持ち、

 その経験こそが、自分の成長原資だったと認識している。


 自己責任性を見失っているとき、目の前の壁から目をそむけようとしているとき、

 それはあなたが成長から遠ざかっているとき!!

 自分への甘え、まわりへの甘えに対して常に自問自答しよう。


 現実逃避、責任逃避という逃げグセが

 もともと備わっているあなたの魅力をどんどん奪っていく。

 そして大切な仲間と信頼を奪っていく。


まあ、サッカーも人生も良い方向に導いていくのは、自分の心のあり方次第
ということを伝えたいんですよね。

自己満足しているだけにはなってほしくないし、
大変なことや困難なことから逃げるクセはつけてほしくないし・・・

『サッカーという教材を使って、人間を教えていくこと』

自分もサッカーに出会って、学んできたことたくさんありますし、
多くの仲間ができたことに感謝しているので、その経験則を話していけたらと
思っていつも研修をしています

何か1つでもいいから、その他の時間を犠牲にしても打ち込める
ものに出会った人って、必ずそのプロセスの中で多くのことを
学んでいると思いますね

経営コンサルタントとして採用やリクルートの相談にのることも
多いのですが、そんなときは、上記のように、今までに何かに
打ち込んで、その中で大きな挫折を経験したり、最高の達成感を経験したり・・・
そんな人生のリアルなエピソードを持っている人材を採用すべきだと
アドバイスさせてもらっています

つまり、この激しい競争社会の中で自己満足しない人材、
目の前の困難から逃げず立ち向かっていける人材である可能性を
秘めているからですよね

ということで、GAFCユースのメンバーにはそうなってもらいたいので
これからも、いろいろなことを伝えていきたいと思っています

急に寒くなっているので体調管理に気を付けましょう。

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