“思いをカタチにする” 素敵な人達 ~イタリアンレストラン編~
今日は久しぶりの『思いをカタチにする素敵な人達シリーズ』です
我が家のご近所にあるイタリアンレストラン『LIFE』
美味しさ&居心地&雰囲気の良さでちょこちょこ利用させてもらっています。
先日、久しぶりに家族でランチに出かけてきました
そんな理由は以前のブログでも書いているので時間のある方は
以下をクリックしてご覧ください。
3歳と1歳の子ども達がいる家族にとって、落ち着いて食事ができる
ということはまずないわけで・・・
でも、入店するとすぐに子ども達の構成をみて、こちらが何も言わずとも
3歳の娘には椅子に取り付けて座るところが少し高くなる座布団のような
ものを用意してくれて、そして1歳の息子には、チャイルドシートを
用意してくれました
それとは対照的に・・・
先日、鎌倉にてランチを食べに入ったところでは、
こちらからオーダーしない限り、特に何も言ってきてはくれません
そして、こちらから催促させてもらって、もってきてくれたは
いいのですが、学生アルバイトの人がそれを取り付けるのに四苦八苦・・・
最終的に見るに見かねたうちの奥さんが、それって・・・とアドバイス
してなんとかセッティング完了
まあ、そんなシーンを想定した教育を学生アルバイトにしていないん
でしょうね~その学生さん、できなくても適当に処理することななく
とても頑張っていたので、印象は悪く思いませんでしたが、
そういうことを想定してレクチャーしていなかったお店の店長や先輩たち、
そして、アルバイトが苦戦しているシーンを見ながらヘルプしにこなかった
店員の人達には残念な印象を持ってしまいましたね
話は、元に戻りまして・・・
いつものように、セレクトしたメニューが運ばれて、とても美味しく
食べていたのですが、最近、1歳の息子はなぜか”かさ”が大好きで、
一度手にしてしまうとなかなか手放さないのです
だから、行儀が悪いですが、どうしても食事中も左手には傘を握りしめて
いたのです。そして、案の定、床に大きな音を立てて落とすこと十数回・・・
そんなときも、必ず笑顔で一声かけながら、傘を拾ってくれるスタッフの方々
中には、そんな回数同じことをされたらさすがに嫌な顔をする人もいますよね。
でも、必ず笑顔で一声添えて傘を拾ってくれるのです
だから、そんな雰囲気が店内にも伝播して、お客さんも特に不機嫌な人は
いなそうでした。
それって、そのくらいの子どもを持つ両親にとっては、すごくありがたい
ことなんですよね~ もちろん気にしていますし、迷惑をなるべくかけない
ようにとは思っていますが、子どものそれって制御不能な場面もありますからね~
実は、個人的には店内になにげなく置いてある広報ツール類も
とてもハイセンスでかっこいいと思っているので、参考にさせて
もらっています。
写真の撮り方や載せ方、メッセージの書き方などなど
やはり、自己表現をどのようなレベルでアウトプットしてくかは
センスがとても問われる時代だと思っています
だから、自分なりにハイセンスなものは刺激を自然と受けるのです
そして、食事が終盤に差し掛かったころ・・・
我が娘にスタッフの方が、「それ食べ終わってからいいものあげるね!!」
と耳打ちしてくれました。
そして、食べ終わったときに登場したのは、バニラアイス
アイスが大好きな娘は当然大喜び。そして大きな声で「ありがとう!!」
1歳の息子はまだ食べられませんが、2個用意してくれたので、それは
両親がありがたくシェアさせてもらいました
もちろん、そのアイスは、サプライズでのプレゼントです
そして、娘があまりにも笑顔で美味しそうに食べていたシーンを見ていた
スタッフさんが、「じゃあ、いいものあげるね」と言って、
レジの横にあるメモ用紙のようなカードに、手書きでなにやら書き出しました。
そして、娘に手渡されたのが・・・
手書きの”アイスけん”
「今度来たらこれを出してね」・・・ということでこれまた娘は大喜び
これってディズニーランドの『未来のチケット』と一緒だよね。
と夫婦で話していました。
ディズニーランドでは、”安全”を一番優先しているので、各アトラクション
に乗るための、身長制限などは厳しく設定されていて、それを厳守しています。
でも、せっかく並んでいた子どもにただ、身長制限があるので乗れません!!
というだけで終わることは絶対にありません。
「今度、大きくなったらこれを持ってまた遊びに来てね」
と言われて、あるチケットが手渡されます。
そのチケットを持ってくると、並んでいる列の最後尾に並ぶ必要はなく
先頭まで行ってすぐに乗ることができるチケットなのです。
それを、『未来のチケット』と呼んでいるわけです。
まさに、それと一緒。
そして、事前に用意されていたものではなく、その場で判断して
その場で作ってくれた手書きのアイスけんというところが更に素晴らしいですよね
このちょっとしたひと手間とセンスが人の心を動かすと思います。
よく新人研修などでは・・・
『仕事とは人を喜ばすことである、人に喜んでもらうことである』
と、仕事の本質や原点についてお伝えしていますが、まさにそれをリアル
に家族で体感させてもらったシーンでしたね。
やはり、自分が一番学ばせてもらう瞬間はそんな瞬間に遭遇したとき。
人気のある場所には、必ず”思いをカタチにする素敵な人達”が存在しています
仕事のテクニックではなく、本質や原点をカタチにすることを
習慣にできている人達が、人気を支えています。ファンを引き付けています
そして、そのレベルの成否を分けているのが、
『コミュニケーション能力』だと強く感じますね
先日のVALUE UP CLUBセミナーにて、メインで取り上げた
コミュニケーション能力、そんな背景があるからこそ、メンバーには
さらにさらに深く学んでいってほしいと思っています。
そして、 『コミュニケーションのベースは、感じ取る力』
ともお伝えしています。同じ空間や場に遭遇しても、人の気持ちや場の状況を
感じ取る力には差があります。だから、その後の行動や言動レベルに差が
でてくるのでしょう
気張らずにナチュラルに素敵な仕事をしている
方々に出会えて、いつもそこでのランチタイムは心地いい時間となります
そして、今回の体験で、仕事の本質や原点をあらためて再確認することができました
今日はこれから、渋谷にて経営相談、その後は横浜にてデザイナーさんと
打ち合わせに行ってきます。