”育ちの差”が人生に大きな影響を与える ~分け与える余力??~
皆さんこんにちは
GWもあっという間に終わってしまいましたね~
休みモードからスイッチの切り替えをしなければなりません
GW明け・・・新人さんが来なくなってしまって
そんな相談の連絡をいただくことも、最近は特別なこと、珍しいこと
ではなくなっています
先日も、VALUE UP CLUBメンバーのリーダークラスの先生たちから
新人の先生のことで相談があると連絡を受けて、相談にのりました。
「毎日泣きながら園に来ているんです。」
「仕事を減らしてみなでカバーしてあげているのに、それもやってこないんです・・・」
う~ん、多くの組織で現在進行形の類似した案件を抱えていることが
容易に想像できますね~
もちろん、その逆に素晴らしい新人だという評価を受けている人もたくさん
いるとは思います。
では、その差はどんなところから生まれているのだろうか??
そんな話も、先日相談を受けながら、VALUE UP CLUBのメンバーと
一緒に話してみました。
そこで、出たおもしろ解答が『セロリ』というフレーズ
その先生たちの中で、共通の意味を表すフレーズとして活用しているそうです。
SMAPの歌の”セロリ”の中で、こんな歌詞がありますよね
「育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めない」
つまり、その差を生んでいるのは・・・
『育ってきた環境』 つまり 『育ち』 という見解
育ちが違うからしょうがないという意味を「セロリだからしょうがないよね~」
と言っているそうです(なかなかおもしろいですよね)
『育ちの差』が、人生に大きな影響を与えている(与えていく)
そこに関しては、自分も強くそう思っている人間の一人です。
どんな家庭や場所で育ったのか?
どんな両親に育てられたのか?
どんな仲間と時間を共有してきたのか?
どんな人に出会い、何を教わってきたのか?
どんな体験を積み上げてきたのか?
上記に取りあげたようなものが、
育ちの差の根幹になっていると私は思います。
だから、私は自分と多くの時間を共有していく人材をセレクトするようなステージでは
なにげなく会話をしながら、上記のような話を掘り起こすように心がけています。
多くの時間を共有していく人材とは??
社員だったり、仕事のパートナーだったり、お客様だったり、もちろん奥さんだったり・・・
そして、大事なことは、育ちのプロセスを通じて、
①その人が何を学び何を大切にしている人間かを見極めること
②その大切にしていることや価値観が、自分と近似しているかどうかを見極めること
まったく同じ人間はいないけれど、育ちの環境が
近ければ、大切にしている考え方も私は近似すると考えています。
そういえば、船井総研の採用試験の中で、家族や友人への思いを
作文にする試験があったことを思い出しました
当時はまったくわからず一生懸命書きましたが、今となって思うのは、
その作文も、”育ちの差”をチェックする指標の1つにしていたんだろうな~ということ。
採用試験の1プログラムとしては、推奨できるものだと思います。
あくまでも、これは一例であり、
要は、育ちのレベルをチェックできる採用施策を考えて実行すべき!!ということです。
その内容が、前向きでポジティブで愛やパワーを感じるものなのか?
その逆に、ネガティブなもの、もしくはあたりさわりのない平凡な内容なのか?
やはり自分の生きてきたプロセスを力強く自信を持って語れる人には
魅力を感じますし、パワーやエネルギーをもらうことができます
そういう人は、それまでの育ちのプロセスの中で愛やパワーやエネルギーを
多くの人から吸収してきた人なんだろうな~と思うわけです
だから、その力を分け与える余力を持っている
この”分け与える余力”こそ、大きな宝ではないでしょうか
『パワーやエネルギーは育ちのプロセスで蓄えられる、その人の宝の1つ』
なのかもしれませんね。
その宝を持っているかいないかが、育ちの差なんだと思いますね。
いろいろな案件や、相談に対応してきた経験則としては、
それをあとから挽回するのは、ちょっと難しいと思っています。
そして、最近は年齢に関係なく、『分け与える余力』に乏しい人が増えている
ように思いますね。
育ちのプロセスの中で残念ながら余力が蓄積されていないんですよね~
これは、年齢を重ねていけば、自然と身についていくものではないと思っています。
分け与える余力が蓄積されてきていないので、もらうことを前提に物事を考える、
そして行動する、言動する、その結果として世の中からフェードアウトしていく・・・
そんなことを書いていたら、小学校のサッカーチームからの友人であるエンちゃん
から、突然以下の写真が送信されてきました
これは運命だと思い掲載してしまいます
こちらは、私の育ちに多大な影響を与えてくれた方。
小学2年の春、地元横須賀市の佐野ベアーズというサッカーチームで
サッカーをスタートしたのですが、その創始者である熊谷監督
この写真は今年の3月の写真とのこと・・・
80歳レベルで、現役でボールを蹴っているとは本当にすごいですね~
当然尊敬しているのですが、更に尊敬
それと、同時に40歳でもうサッカーは無理だ~なんて言っている自分が
なんとも情けない・・・ 監督に怒られますね
こうやって、年齢に関係なく、いつまでたってもまわりの人たちに力を
与えている人は本当にすごい人だな~と思いますね。
直接会わずとも、この写真で十分に私にパワーを与えてくれています
そういう人に、小学生時代に出会えたことも、自分の育ちの大切な一場面です。
熊谷監督は、小学生の自分にサッカーというスポーツを通じて、
『思いやり』と『粘り強さ』を教えてくれました。
そして、自分を信じる力を蓄積する体験をさせてくれました。
そんなエピソードは以下のブログ記事をクリックしてご覧ください。
⇒『”思いやり”と”粘り強さ”を学んだ場所』
『育ちの差』が、人生に大きな影響を与えている(与えていく)
その人のベース(土台)を作っているものは、いわゆる”育ち”なんでしょうね~
今日は、この時期に多くなる相談内容から、『育ちの差』について
自分なりの見解を整理してみました。共感していただける方がいれば幸いです。
今週は、この内容に関連して、自分が今感じていることをより深堀りして
整理していきたいと思っています。
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