なんだかここ数日は、急に秋の気配となりましたね～
先日、一人で車を運転していたときに、ふと聞いていた
FMラジオの番組ゲストが、書道家の『武田双雲』さんでした。

最近では、メディアにもよく登場して、今までの書道家の枠を超えて
マルチでクリエイティブな活動をされていますよね

爽やかで落ち着いた語り口で、司会者の質問に答えながらの番組進行・・・
ふと司会者が『好きな言葉などはありますか？』と質問をしたところ、

言葉ではないかもしれませんが・・・

『○○だからできること』

というフレーズが好きですとの回答。

普段から言葉ってとても大切だなと実感はしているのですが、
そんなアンテナが反応したので、すぐに手元のiPhoneにメモをしましたね～
なにげない言葉ですが、何かを思考したり、頭のスイッチを切り替えるキーフレーズ
になると思ってメモをしたように思います。

例えば・・・

・自分だからできること

・あの人だからできること（○○さんだからできること）

・この組織やチームだからできること

・この会社だからできること

・この環境だからできること

・この家族だからできること

・この場所だからできること・・・

とあげていけばきりがないですが・・・

人はツキを落としている時、もしくはなんだかうまくいかない時、
上記の逆の思考に陥りがちだと思うのです。

まわりと比較して、自分ができていないことや劣っていることにクローズアップして
更に自信をなくし悪循環に突入していく。
できない理由をたくさん並べて、前に進まない自分を自己正当化しようとしてしまう。

自分のツキを呼びもどしたり、より良い時間や人生を過ごしたいと思うのであれば、
『○○だからできること』にクローズアップする時間を増やすのが大切だと思うのです。

完璧な人間なんていないのですから、他人と比較したら劣っていることや負けている
ことなんてたくさんありますよね。当然、私もものすごいたくさんあります。

でも、その人だからできること、その組織だからできること・・・
そこにクローズアップできたとき、
自分や組織の未来に期待できる時間を増やすことができます。

それを私は”未来への期待”や”未来への可能性”と言っています。

コンサルティングや各種相談対応、カウンセリングなどの現場では、
そんな未来への期待や可能性を一緒に整理して共有していくことが
とても重要な仕事となります。

だいたいうまくいかない人というのは、
未来への期待や可能性を自分の心で感じとるコツを知らないわけですよね。
だから、未来への不安や疑問などを抱えながら時間を過ごしているように思います。
あとは、誰からも否定されていないのに、無駄なコンプレックスやプライドの影響で
自分一人でいじけている時間が多い人にも出会いますが、
もったいない人だな～と思います。

だから、『○○だからできること』という言葉は、
未来への期待や可能性を導き出すゴールデンフレーズだと思うのです。
そういう言葉を自分やまわりの人に投げかけることで、頭のスイッチを切り替える
ことができるわけですから

そして、そんな時間を積み上げて、自分を磨き続けて行くと・・・・

『○○しかできないこと』

を身につけたり、手に入れることができるのではないでしょうか。

それを、私は”絶対的非代替”という言葉でも教わりました。
代わりのきかない存在ということですよね

他人や他の環境と比較して、できない理由を並べながら何も挑戦しないよりも
今自分ができることを突き詰めていくなかで、自分しかできない領域を作り上げられたら
その時点で幸福度の高い人生が実現されているのではないでしょうか。

まさに、『武田双雲』さんはその実践者だと思うのです。
ちょっと調べてみたら、自分と同級生だったので、とても刺激を受ける存在ですね

なんだか悩んでいるとき、うまくいかないとき、行き詰っている自分がいるとき・・・

『○○だからできること』

という言葉を自分に投げかけてみることをお薦めします

少なからず、ちょっとした未来への期待と可能性を見つけることができると思いますよ
それを見つけることができている時間が多ければ多いほど、人は幸せな時間が
増えると思いますし、そういう人がツキがあってうまくいくコツを身につけている人だと
思いますね　 

今日はちょっとラジオから入ってきたフレーズを自分なりの考えと合わせて
整理してみました