ハイコンセプトとハイタッチ?? 大きな環境変化に備えて!!
少し寒くなっているとなんだか皆さん人恋しくなるのでしょうか・・・
先週は、高校の後輩の自宅にてホームパーティーを開催!!
場所は南青山の一等地!!
新しくマンションを購入したということもあって現場視察も兼ねて、
お邪魔してきました~
かわはぎの刺身&肝からスタートした数々の料理はすべて美味しくて・・・
最後の締めは、鯛飯 奥さんの手料理に一同感動!!
自宅ではなく、どこかの高級料亭にきたかのようなおもてなし!!
それはそれは、楽しい時間となりました。
そこで、なんとなくトークテーマになったのは、将棋やオセロで
よく人間VSコンピューターという話が出るけれど、
最近ではだいぶコンピューターの能力が上がって人間に勝つことも多くなっている
といった話。
そういえば、最近インプットした情報では・・・
オックスフォード大学の研究で、ちょっと怖い分析データが出ています。
『今後10年~20年で米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高い』
という分析が ・・・
つまり
近い将来、今ある仕事の半分は人間ではなく
コンピューターが担うようになる!!ということ。
アメリカでの統計ですが、もちろんこれはわが国でも当てはまることでしょうね
そして、最近の潮流としては、”ビックデータ”の活用が今後更に進化していくことによって
今まで、人間でしかできないと考えられていた仕事が
どんどんコンピュータが対応する仕事になっていくそうです。
例えば、〇〇アシスタント・・・のような役割で日々時間を過ごしている人の仕事は
ほとんどなくなっていくのかもしれまんよね~
いいのか悪いのかは別として、このような流れは確実に進んでいくことは間違いないでしょう。
それでは、上記の問題について今後どうすればよいのか?
以前、このブログに書いたのですが、
少し参考になる本の内容を再確認したいと思います。
当時書いた記事をそのまま抜粋↓↓
ハイコンセプト 「新しいことを考え出す人の時代」
~富を約束する「6つの感性」の磨き方~ダニエル・ピンク著 大前研一訳
まあ簡単に要約すると・・・
時代は常に変化している。だから、あなたに求められる能力やスキルも常に変化している。
だから、常にアンテナを張って、自分が生きている時代で必要とされる、もしくは
近い将来に必要とされる人間になるために、今どんなセンスを身につける必要があるか!!
を、明確に定義してくれている本だと思います。
しかも、自分が最近感じている考えとばっちりリンクしている内容でもあります。
もっと簡単に言うと、21世紀にまともな給料をもらって、良い生活をしようと思ったときに何が
必要か、何をしなければならないかを教えてくれている本ですね。
日本が誇る世界的な経営コンサルタントである大前研一さんが訳者なのですが、
大前さんは、これからの日本人にとって必読の教則本と言っています!!
【この”6つの感性(センス)”に成功のカギがある!】
①「機能」だけでなく「デザイン」
②「議論」よりは「物語」
③「個別」よりも「全体の調和(シンフォニー)」
④「論理」ではなく「共感」
⑤「まじめ」だけでなく「遊び心」
⑥「モノ」よりも「生きがい」
これからの時代に成功するための6つの感性(センス)がわかりやすく解説されています。
詳細を知って、何かのヒントにしたい人は一度本を読むことをおススメします!!
全体概要を大まかにお伝えすると・・・
この2、30年ほどの間、プログラマーや弁護士、MBA取得者など、ある種の知識を持った特定
の人が成果を収めてきた。
だが、こらからの世界で成功を収める上でカギをに握る要素は変わりつつある。
未来をリードするのは、何かを創造できる人や他人と共感できる人、パターン認識に優れた
人、そして物事に意義を見いだせる人である。
これからは、創意や共感、そして総括的展望を持つことによって社会や経済が築かれる時代、
すなわち「コンセプトの時代」になる。
仕事上の成功を収められるか、生活に満足を得られるかは、この「6つのセンス」に大きく
左右されるようになる。
「6つのセンス」とは、デザイン、物語、調和、共感、遊び、生きがいだ。
新しい時代を動かしていく力は、「ハイ・コンセプト」「ハイ・タッチ」である。
「ハイ・コンセプト」とは・・・
◎パターンやチャンスを見出す能力
◎芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力
◎人を納得させる話のできる能力
◎一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力
「ハイ・タッチ」とは・・・
◎他人と共感する能力
◎人間関係の機微を感じ取る能力
◎自らに喜びを見出し、また、他の人々が喜びを見つける手助けをする能力
◎ごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力
これまでの時代を象徴する能力、すなわち「情報の時代」をj引っ張ってきた「左脳的」能力
は、今日でも必要ではあるが、もはやそれだけでは十分とはいえない。
そしてかつては軽視され、取るに足らないものだとみなされた能力、つまり創作力や共感、
喜び、意義といった「右脳的」な特質が、これからの世の中で大きく飛躍できるか、
もがき苦しむことになるか、を決める重要な要素になってくる。
あなたに必要な6つの能力・・・
デザイン、物語、調和、共感、遊び、生きがいは、本来、人間に備わった資質である!!
誰もが持っているものであり、必要なのはその能力に磨きをかけることだけなのだ。
この新しい時代はチャンスで輝いて見えるが、動きの遅い人や頑固な人には過酷な時代だ。
完全な全体思考を身につけた人、ハイ・コンセプト、ハイ・タッチな能力をマスターできた人は、
大成功を収めるだろう。
選択肢はあなたの手中にある!!
そんな記事を以前書きました。
まあ人間のプライドとしては、簡単にコンピューターには負けたくないですよね。
これらの話を通じてよくわかることは・・・
これからの時代、個人も組織も成長のキーワードとして意識すべきことは、
①デザイン ②物語 ③調和 ④共感 ⑤遊び ⑥生きがい
そして、『ハイコンセプトな能力&ハイタッチな能力』
ということでしょう。
今まで自分達が成長するために大切にしてきたことに、
更に上記の視点を付け加えることが必要になってきています。
近い未来にやってくる大きな環境変化(”コンセプトの時代”)にも右往左往しない
強くて優秀な人間になるためには、そして、そんな人を育てていくためには
すごく重要な視点だと個人的には思っています。
当然、CLPとしても、このような視点は意識しながらコンサルティングやその他の
展開につなげていくことを強く意識していきたいですね~!!
なんだか、ホームパーティーの話から、
だいぶ大きな話になってしまいましたが、仲の良いメンバーと集まって
食べたり、飲んだり、話したりする時間は、あらためて貴重な時間だな~
感じた夜でした