幼稚園の教職員研修会 in 横浜
今日は猛暑から少し開放されて、比較的過ごしやすい気候でしたね
年間で数回、先生達の研修をさせていただいている横浜の幼稚園に訪問してきました。
先日のブログでも書きましたが、「ウルフギャングステーキハウス」に連れて行って
いただいた園長先生の幼稚園です
前回の訪問は4月4日の年度初めでした。
その際には、新人の先生もいたので、
「社会人・先生としての基本確認」
というテーマで研修内容を構成!!
『難しいことよりも当たり前のことの実行レベルで個人も組織も差がついている』
『決めたことを徹底・継続・追求する力が個人と組織の成長に大きく影響している』
そんなメッセージをお伝えしたように思います。
今日は、今年度2回目ということもあり更なる各人のレベルアップを目指して・・・
テーマ①:モチベーションコントロール
テーマ②:人間性を高めるスタンスについて学ぶ
上記2テーマを中心に研修を構成させてもらいました。
3時間一方的に講義をするというわけではなく、
この園ではチームディスカッションの時間を多く取り入れながら、研修を進めています。
自分で自分のことや園のことを
『考える時間』『見つめ直す時間』が大切だと考えているからです。
ディスカッションテーマは・・・
「日々のモチベーションを維持し、高めるためには何が必要か?」
「人間性が高い人とはどんな人なのか?」
「人間性を高めるためには日々の生活・仕事の中でどんなことが大切か?」
そんな内容をチームごとに話し合ってもらい、私が整理整頓していくという流れですね。
私なりに考えているモチベーションコントロールのポイントをお伝えしたのですが、
要するに伝えたかったことは・・・
『モチベーションは人に創り出してもらうものではなく、
自分でコントロールするものである』
ということ
モチベーションが上がらない、やる気がでないことを他人や職場環境のせいにするのは
簡単ですし、そんな人達が多く存在していることも事実ですが、そのほとんどは自分に
要因があると思うのです。
自分のやる気をある程度コントロールできるようになることが人間として成長であり
それに加えてまわりの人のモチベーションを上げられるようになることが
人間としての成熟である・・・そんなことをお伝えしました~
人間性を高めるスタンスについては、
以前、野口芳宏先生の講義でお聞きした『修養』についての内容を引用させて
いただきました。それはこんなお話です・・・
日本の教育現場において、「他者改善」をするためのテクニックや授業の進め方などの
学びを得る機会は多く提供されているが、「自己改善」をして、教育者自らの人間性を
高めていくような機会が欠落しているということ。これが大きな問題である。
本来は、「他者改善」よりも「自己改善」のほうが教育の本質的な部分である。
★教育の本質とは?
①影響を与えること・・・人から影響を受けて学んだことは忘れにくい
②伝達をすること・・・人から単に伝えられたことは忘れやすい
相手や子どもに影響を与えられる人間(教育者)になるためにすること=「修養」
相手や子どもに何かを伝達できる人間(教育者)になるためにすること=「研究」
どちらが教育者として大切なのか・・・それは「修養」である
★修養 ~教師が人間性を高めるために何が必要か~
『良き師、良き友、良き書物』
①憧れを持つ ②本を読む ③観を磨く ④異に学ぶ ⑤仲間を選ぶ
野口先生の講義を受けて上記①~⑤は人間性を高めていく上で
自分も大切だなと意識していることです。
そして、先生方には、居酒屋てっぺんの大嶋社長が講演会で言っていた
10メートル飛びたければ、10メートル飛んでいる人に会いに行けばいい
100メートル飛びたければ、100メートル飛んでいる人に会いにいけばいい
それだけ出会いが大切である!!
といったメッセージも引用しながら、”出会いの大切さ”を強調させてもらいました。
自分の過去を振り返ってみると、いろいろな刺激を与えてくれる人達との
出会いがあってこそ、今の自分があると確信しているからでもあります
そして、それらの出会いや刺激を”受容”することが大切ですよね~
いくら良い本を読んでも、素敵な人との出会いがあっても、それを受け入れる器を
自分で築かない限り、その出会いをプラスにつなげることはできませんよね
出会いやチャンスを受け入れる器を育てることも成長するための重要ポイントでしょう。
そして、今日は最後に・・・
”仲間を選ぶ”から派生させて、自分のパートナーを選ぶポイントについても
解説させていただきました。というのも、仕事とプライベートは密接に絡み合っている
ものであり、良きパートナーを正しく選択する力をつけることによって人生も大きく変わる
からです。
実際、現場の先生方や友人の仕事の相談などに対応することはありますが、
結局、話を深堀りしていくと、恋愛の相談につながっていくことも多いものです。
その講義内容は以前このブログに書いた記事を引用しました~
その詳細記事はこちらです↓
「桜も見納めな週末に恋愛マーケティングと心理学??」
『マーンスタインのSVR理論』をベースに自分なりの見解を整理してみたのですが・・・
要するに、
『恋愛(良い出会いをものにする)には、自分の人間的成熟度との相関関係あり』
だからこそ、
①五感で感じられる魅力の要素を高めること(外見的魅力、態度、表情、言葉使いなど)
②価値観や感情や心の共有を相手と上手にできるコミュニケーション能力を鍛えること
③互いの違いをプラスに受け入れ、必要とし合える器のサイズを広げること
『恋愛がうまくいかないとき、
それは自分の人間的な力をもっと磨けというシグナルでもある!!』
そんなところでしょうか
まあ、モチベーションコントロールについても、恋愛の成就についても、
その根源的原因は、自分自身の中にあるということだと思います。
こんな恋愛マーケティングの話でしたが、皆さんけっこう真剣なまなざしで聞いてくれた
ように思います 少しでも先生方のパートナー選びのお役に立てばうれしいですね。
明日も幼稚園の教職員研修の仕事に行って来ます。