【第3回SOC モデル園視察ツアーin新潟】
- 2012.07.14
- BLOGSPECIAL ONE CLUB
こんにちは。野村です
13日に開催した若手園長・後継者勉強会
【第3回SOC モデル園視察ツアーin新潟】
視察先:学校法人神宮学院 (新潟市)
多くの学びと刺激がある視察ツアーになりました。
多数様ご参加ありがとうございました。
本日は、ツアーの様子をご紹介させて頂きます。
(左、朝の集合様子。右は職員室にある園児のバスの連絡状況
などを映すモニターの様子です)
まずは簡単に今回の行程を再度ご紹介します。
11:00 新潟駅集合
11:15~ ☆新潟駅構内 保育園&子育て支援施設見学
①新潟えきなか保育園
②スマイルランド(子育て支援センター)
12:00~ 昼食タイム
13:00~ ☆学校法人神宮学院 認定こども園見学(2園)
①親松幼稚園・おやまつ保育園(認定こども園)
(新潟市中央区親松136番地)
②寺尾幼稚園・こりす保育園(認定こども園)
(新潟市西区寺尾上1-6-55)
15:30~ ☆栂坂理事長・渡辺京子先生 講演会
☆質疑応答&ディスカッションタイム
栂坂理事長・渡辺先生と自由に意見交換
18:00~ ☆懇親会
上記のプログラムで進行しました。
(こちらは親松幼稚園の屋上にあるフットサルコートです)
全ての日程が終了した時、参加者の方に今回の感想を聞いたところ、
以下のように答えていただいたのが印象的でした。
「園運営の未来を見ることができました。そして、新しい運営方法を導入し、
現状を変えていけるという勇気をもらいました。」
栂坂理事長の話は、
①「目標設定」
②「目標の達成手法」
③「結果」からの学び
①~③を繰り返し行う様子を実際に起こったことを例に紹介していただきました。
栂坂理事長の目標設定や目標達成手法はとてもシンプルにまとめ
られています。
全体のトップである栂坂理事長と現場である各園の園長が目標を共有できている
ことが重要ですが、ここで重要になるのが、現場で実行するために、達成手法を
わかりやすく、シンプルにすることです。
目標を達成するための軸となる手法は、大きく2つ。
そして、その他のポイントは5つ。など神宮学院では体型化されています。
園運営の大切なポイントの1つとして、「教育の見える化」があります。
「教育の見える化」は、神宮学院の場合、幼稚園教諭免許1級の取得です。
1級の取得が神宮学院では重要な戦略の軸になっています。
1級の取得が、園児募集、先生の育成、先生の育児休暇など、全てに関わっ
ていきます。
また、人の心理を繊細に読み取った戦略や園の風習の中で、すこしでも
悪いと感じた部分は改善していきます。
「改善する」ということを徹底しています。
神宮学院の特徴としては、園内で時間を取られる業務、毎日行う
業務などをIT化していることです。
「コミュなび」というバスの乗車状況や名簿などを携帯やパソコンを
使用して連絡確認が行えるシステムです。
コミュなびは朝の連絡などをIT化することで朝の貴重な時間得ることに
成功しています。
(寺尾幼稚園では、全クラスの入口の壁にipadが設置されています)
コミュなびのシステム開発も栂坂理事長が中心に行ったものです。
コミュなびを作った理由は、
「先生は、1分1秒でも多く子どもとのふれ合いが大切」だからです。
(右上、左下、右下 ほんぽっぽ絵本の貸し出しやおっもちゃの修理を
行っている園にほぼ目の前にある施設です)
ツアーの行程の最後には、懇親会を行いました。
栂坂理事長と渡辺園長先生にご参加いただき、いろいろなお話を聞くことが
できました。(新潟の海の幸もたくさん頂きました)
◆今回のツアーのスタディポイント
①目標を設定する。(まずは幹部内で共有する)
②目標達成するための手法は、誰でもわかるようにシンプルにする。
③行った結果を確認し、修正する。
④日々の現場でさりげなく感じる不便さを1つずつ改善する。
⑤IT化なども子どものためになることは、導入する。
今後も、今後の園運営の重要なエッセンスを得られるような企画を行います
ので、興味があるかたは、ご連絡お願い致します。
株式会社クロスライフパートナーズ(担当:野村)
TEL:03-6427-6090E-mail: info@crosslifepartners.com