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10年後に「読んでてよかった!」と思える”子育ての本”

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皆さんこんばんは。雑賀です。
最近の頭の中は・・・
第2期SPECIAL ONE CLUBのプログラムやプランニング。

パートナー講師への相談やら、今期お呼びしたいと考えている講師候補との
連絡調整など、全体プロデューサーとして頭をひねらす時間が多くなっています。

そんな時に、SPECIAL ONE CLUBのパートナー講師である
大阪の「やまなみ幼稚園」 田中文昭園長からプレゼントを送っていただきました~

それが写真の本ですね!! 田中園長が本を出されました!!
タイトルは・・・

 10年後に「読んでてよかった!」と思える 子育ての本

自分はまだ子供がいませんが、なるべく早く子供は欲しいと思っているので
将来に向けて熟読したいと思います。
コンサルティングの現場でも感じることは、親のあり方や子育ての正しい理解
をもっと真剣に啓蒙することが必要だな。ということ!!
でないと、資源のない国、日本が誇る人という資源のレベルが下がり続けるでしょう。
つまり国力減退につながっていくということです。
ちょっと大げさに言えば、国家戦略として重要なテーマだということでしょう・・・

そういえば思い出したのが、2年前くらいに聞いた講演の内容ですね。
前埼玉県教育委員会委員長である「松居和」さんの講演会でした!!
レポート化してあるのですが、子育ての悩んでいたり、不安な方にプレゼントした
こともあります。そんなレポートのキーワードだけ抜粋してご紹介。

【松居和氏 講演会より】

・母親は、言葉が話せない子ども達から忍耐力を学ぶ(0歳~3歳の3年間)

・現代の親のニーズに対応していたら、その結果は、親子共々不幸になってしまうだろう

・親子が共に苦労する体験や機会があるからこそ、親子の“絆”が育つ

・今実際に進められている「親支援」のカタチは、子どもに支援にはつながっていない
 親子の引き離し時間拡大が、家庭崩壊につながり、その結果、学校教育が成立しなくなる

・学校で習うことの9割は世の中の役に立たないが、役に立たないことでも、
 苦しみながら覚えるプロセスにこそ意味がある
 ⇒子どもはある程度、苦労させることも必要である

・子育てに正解なんてない!!
 ⇒母親が心身ともに健康であることが一番大切であり、
そのような状態をつくることが父親の役割

・自由でのびのびと個性を大切に・・・という言葉は幻想である
 ⇒人間は、本来自由になれない
 ⇒個性や長所を一律の物差しで測れるはずはない
(その物差しについては、家庭の夫婦同士で決めるのが基本であり、そこで絆が育つ)

・結婚は絶対的不自由であり、相対的によいことである(絶対的不自由が絆をつくる)

・自分の欲を捨て切った時、親として幸福になれる

・どうしようもない親とは、子どもに無関心な親である

・夫婦は子どもをワンクッションにして、互いの人間性を確認し合う!!

・幸せは勝ち取る、与えられる、奪い取るものではない、その人の物差しで決まる
 ⇒人間は幸せの物差しを手に入れると他の人に伝えたくなる

・人間には2つのモードがある
 ①教えるモードの時期・・・0歳~4歳までの時期と死ぬ直前
 ②教えられるモードの時期・・・子供が生まれた親の時期
 ⇒幼児が人間達を育て、まわりの人間達に生きる力を与える
(幼児が天命として授かったもの)

・他人の幸せが自分の幸せである」という価値観は、生きる上で上等な価値観である
 ⇒私利私欲、計算、駆け引き、裏表のない人間関係が大切!!

といったような内容でした。
キャリアウーマンの方がよく産後うつになるという話は聞きますが・・・
自分の思うようになってきたことが、自分の子供にはまったく通用しない現実
にいらいらするからなのでしょう。言葉が通じないのだから当たり前なのですが・・・
その日々が続くと・・・ひどい場合は虐待??
教えられるモードの時期だという認識をすることが大切なのでしょう。

とにかく、子育て力を高めることも、これからの重要なテーマだと思います。

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