思考の整理整頓シリーズ ”頑張る姿がメッセージ”
こんばんは。雑賀です。
昨日あたりから、だいぶ過ごしやすい気温となりましたね~。。。
このまま、今年の夏は終わってしまうのでしょうか・・・
昨日のフットサルにて、プチぎっくり腰になってしまい悲しい状況です(>_<)
何度も経験しているので時間の経過が解決することはわかっていても、腰が曲がらないと
何かと不便なことが多いです。
しかし仕事のスケジュールは詰まっておりまして。。。それはさておき
仕事柄、遠出の出張もちょろちょろあるので移動にかかる時間が多くなりますが、
そんなときに何をやってるか因数分解すると・・・
①仕事をする(各種資料を読み込む、パソコンで資料作成など)
②寝る(目をつぶる)
③食べる&飲む
④会話をする(同行者がいる場合や隣席の人と仲良くなった場合)
⑤本や雑誌などを読む(インプットタイム)
⑥その他
だいたい上記の①~⑥の何かをしながら移動をしていることになります。
⑥のその他の時間では、目に飛び込んでくる光景や情報を見ながら、自分の考えや思考を
整理することを何気なくしている時間が多いように感じます。
これって自然と誰もがやっていることですよね。でもあまり意識的にやることではないかもしれません。
しかし、個人的にはこの時間を意識的に多くすることを大切にしているのです。
先日、都内で電車に乗りながら、なにげなく広告に目をやると、以下のようなフレーズが・・・
「故障を克服し、あるいはスランプを乗り越えて大舞台に臨んだ選手を
「頑張れ、負けるな」と応援しているうち、自分が選手から同じ言葉で声援を
送られていることに気づく。励ましたつもりが、励まされている」
なんだかいい文章だな~とか、共感できるな~思ったときには、手元にiPhoneを取り出して
メモ帳に打ち込んでいます。
広告をじっと見詰めながら、若干怪しい光景かもしれませんが、そんなのお構いなしですね。
人間はその時は覚えていても後から忘れる生き物ですから!!
その情報を刺激やヒントにしながら自分の考えや思考を整理する時間に入ります。
例えば自分の場合、この例でいえば、以下のような自分なりの考えをその場で整理してみました。
人が頑張っている姿、努力している姿を見て、感動できる人、自然と涙が出そうになる人は、
自身もその大変さを体感している人である。
だからこそ、自分は頑張っているなんて言葉を自己発信することは程度が悪い。
言葉にしなくても、相手に伝わる人こそ、本当に頑張っている人である。
そういう努力を続けている人には、最後に結果がついてくる。
本気で頑張る姿、努力する姿こそ、相手の心を動かす力を持つ。
それが価値あるメッセージとなる。
理屈なき心に響くメッセージとは、あなたが本気で何かに立ち向かう姿そのものである。
その姿こそ、多くの人の心の導火線に火をともすエネルギーとなる。
それだけで、あなたは十分に人の役に立っているのだ。
だから、なりたい自分になるために、自分の夢を実現するために本気で頑張ろう!!
といった感じになります。
このように、何かの刺激やインプットをヒントに自分の考えや思考を整理することを自分に
課していると言いますか、そうすることで、自分が何を大切にしているかを再確認することが
大切なのだと思います。考えや思考は言葉やカタチにしないとメッセージ性を持たないから・・・
思っているだけでは、不十分ですよね。
そんなことを繰り返しているので、私のiPhoneのメモ帳には、このような自分の考えや思考が
けっこう整理されております。また機会があれば、何かのメッセージになりそうなものを
ご紹介してきたいと思います。ゼロから考えるのは大変ですが、このようにすれば効率的ですよね。
先日このブログでご紹介した
ハイコンセプト 「新しいことを考え出す人の時代」
~富を約束する「6つの感性」の磨き方~
にも書いてありますが、情報をそのまま活用するのではなく、自分の思考とマッチングさせて
共感を生み出すことが大切な時代だと思いますね。
普段から自分の考えや思考を整理するクセづけをしておくと、いろいろな場面や
相手に対する意思伝達力が確実に高まると思います。
特に人の上に立って仕事をするような方々は、必要な力ですよね~
自分は職業柄、必須のスキルなので、当たり前にやらないといけないことだと思っています。
昨日も電車に乗っていると、前のシートに座っている全員が携帯電話を必死に見たり、
叩きながら時間を過ごしています。
確かに、インターネットにもすんなりとつながって情報収集にはすごく便利なツールにはなって
いるのですが、便利なツールだけで活用していると物を考えるきっかけを奪うツール
になっていることには気づかないものですよね。大きなお世話かもしれませんが、
個人的にはそんな風にその光景を見ていました。
インターネットの情報量は素晴らしいのですが、そこに自分の考えや思考を委ねすぎるのは
危険な行為だと思います。
あらゆる情報やインプットを整理整頓しながら、相手や社会の役に立つカタチを
創造できる力は、ある日突然、舞い降りてくるわけではなく、日々の努力や過ごし方の質を
高めることによって段階的にできるようになっていくのでしょうね。
日々精進したいと思います。