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なでしこジャパン!! 世界一おめでとう!!

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こんばんは、雑賀です。
なでしこジャパン!! 世界一の快挙達成!! ですね。
正直なところ、ワールドカップが始まって最初のころは、そこまで注目
していなかったのですが・・・

さすがに、決勝トーナメントに進出してからは、観戦モードに突入しました~
それにしても、世界の頂点まで登りつめるとは思っていなかったので驚き!!

自分がサッカーを始めた、25年前くらいだと女子でサッカーをやっている子
はほとんどいませんでしたね。自分が所属していたクラブチームには100人程度は
メンバーがいたと思いますが、その中で女子は2人くらいだった記憶があります。
でも、今ではフットサルコートに行けば、たくさんの女の子がボールを蹴って
いる姿を見かけます。この優勝が更に女子のサッカー熱を高めるでしょうね!!

チームコンセプトがしっかりしていて、各自の役割分担も明確なチームでした。
自分たちの良さを上手に活かすための戦術の理解と浸透、かつそれを実現するため
の技術を高めてきた成果が結実したのだと思います。
それをまとめあげた佐々木監督も素晴らしいですよね~

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MVP&得点王の澤選手は当然誰でも評価が高いでしょうし、スペシャルな選手でしょう。
しかし、今回のなでしこジャパンはチームとしての構成力が評価されると思います。

個人的には、ボランチの阪口選手がチームのバランスをとる要であり、
このチームのパスサッカーの起点になっていたと感じ、評価が高い選手ですね!!

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最近、経営者の方々と「女性のマネジメント」について、お話する機会や相談される
機会が増えています。「女性を把握して導いていくのは難しい・・・」と感じている
トップが増えているのは相談案件が増えれば増えるほど感じていることですね~
また、昔はこうやればだいたいはうまくいっていたのに・・・
今はまったくうまくいかない・・・・
先週のSPECIAL ONE CLUB 福岡合宿ツアーでもそのような話題が出ていました。

そんな視点で、なでしこジャパンを見てみると、
佐々木監督のマネジメントスタイルが気にかかるわけです。
まあ、もともと成長意欲が高い、目標設定が高いメンバーがそろっているという背景は
一般的な企業や組織の背景とは少々異なるわけですが・・・それはいったん置いといて、

佐々木監督の言葉で印象に残ったのは、

「上からでもなく、下からでもなく、横の位置関係が大切である」 という言葉ですね。

佐々木監督がメンバーから「監督」ではなく「ノリさん」と呼ばれていることからも
その関係性がわかりますよね。

カリスマ的で強力なリーダーシップは以外とメンバーの推進力と連動せず、
(これは、”ビジョナリーカンパニー2”に「第5水準のリーダーシップ」というテーマで解説されています)
かといってご機嫌をとってへりくだり過ぎる人も、その魂胆丸見えでお呼びではないということでしょう。

私は、横の位置関係を「寄り添うリーダーシップ」と言っています。

つまり、自分の意見を尊重してくれて、聞き役&相談役になってくれて、
共感性を持って寄り添いながら、必要なときに後押しや適切なアドバイスをしてくれる人を
女性は求めているケースが多いということなのでしょうね。

ティーチング型(教える)リーダーシップ < コーチング型(導く)リーダーシップ

基本的には上記のようなスタイルが、現代の女性に対するマネジメントポイントだと思います。
しかし、個人的には、主体的で成長意欲が高く、自分依存度の高いメンバー構成の組織と、
受動的で成長意欲が低く、他人依存度の高いメンバー構成の組織では、関係構築のバランス
を調整する必要があると考えています。

なでしこジャパンは、明らかに上記の前者の組織構成でしょう。
だから、個々の意思やプライドも高いでしょうから、寄り添うくらいでちょうどよい関係なのだと
思います。まあ、組織の状態や構成に応じて、マネジメントノウハウを使い分けできなければ
うまくいかないということです。

人間はロボットではないですし、常に心の状態が動き続けていますからね~
対応するほうも、ある程度の臨機応変さが必要なのかもしれませんね!!

とにかく、ワールドカップ優勝は快挙であり、素晴らしい結果です。
「最後まであきらめないことが大切」だと、多くの人に再確認させた功績
それぞれの明日へのモチベーションにつながるわけですから、
それ以上の価値があることだと思います!!

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