“幼稚園の経営を劇的に変える方法” 2月の記事より
昨日は眠気を少し我慢しながらBSフジ24時30~
「社長密着24時~世界を変える100人の挑戦者たち~」を観ていました!!
夜の会食シーンで2秒くらい自分も映っていましたね・・・
パール幼稚園、野村園長曰く 園長とは「未来を創造する人」
う~んなかなか素敵なフレーズですよね!!
本日は、私の連載シリーズで2月に購読園に配布された記事の内容をご紹介。
2月の記事タイトルは・・・幼稚園マネジメントの基礎②
「園の理想実現に向けて」と「リーダーシップマネジメント」
~理想を明確に定義する~
「あなたの幼稚園の理想の姿はどんな姿でしょうか?」
「5年後にどんな幼稚園になっていたいかを具体的にイメージして教えて下さい。」
この質問に即座に明確に回答できる園長先生は、どのくらいいらっしゃるでしょうか。
なかなか明確な回答ができない方が多いかもしれませんね。
コンサルティングの現場での経験則から判断すると、
ほとんど明確に回答できないのが一般的です。
何のために(目的)、何を目指すのか(目標)?が明確でない人や組織は、
毎日なんとなく、なにげなく行動したり、時間を使ったりしていることが多くなってしまいます。
つまり「理想を定義」することからしか、理想の園づくりはスタートしないのです。
理想を定義して明確にしない人や組織は、自分のまわりの環境や感情に流され、
振り回される日々を過ごすことになるでしょう。
故に、理想の定義こそ、トップの重要で優先順位の高い仕事になります。
~影響力こそ最大のリーダーシップ~
園の理想を掲げても、それを一人で実現することは困難です。
ここで大切になるのは、理想となる姿を組織全体で共有することです。
そして、なるべく多くの共感者と協力者の力を集めるということです。
リーダーシップの前提条件をお話しようと思います。
同じ内容の話をしているのに、人によって聞いている相手の感情や受け入れ度には
差あるものです。それはなぜでしょうか?
人間は信頼や尊敬心がある人からの話は、忠実に聞いて実行しようと思いますが、
信頼できない、尊敬できない人がいくら素晴らしい話をしても、聞く耳を持たず、
聞いているふりをしているケースが多いものです。つまり何を言いたいかというと、
聞き手にとっては、何を話すかよりも、誰が何を話すかが重要だということです。
私は、リーダーシップの前提条件として、まわりに対する“影響力”のある状態が
必要だとお伝えしています。影響力こそリーダーシップなのです
では、影響力がある状態とはどんな状態のことでしょうか?
ここに、リーダーシップスタイルを築くための5つの因子を整理します。
あなたがまわりの教職員にどのように思われているか、と考えて当てはめてみて下さい。
①厳しい ②すごい ③すてき ④ありがたい ⑤愛らしい
「厳しい」とは、仕事への妥協しない姿勢という意味です。
理想の実現に向けて妥協しない姿勢を感じ取れるかということです。
「すごい」とは、知識や技術などの圧倒的な差を感じたときに思う感情です。
「すてき」とは、おしゃれ、容姿、品格があるとかビジュアル面から感じ取ることもあります。
しかし、もっと重要なのは、相手に対するポジティブな評価をしてくれる人には
ほとんどの人がすてきだと感じ取ります。
簡単に言えばほめ上手であるかないかということでしょう。
「ありがたい」とは、いつも気にかけてくれる、自分の時間を割いてまで相手のために
協力しようとする姿勢から感じ取るものです。
そして最後の「愛らしい」とは、厳しい中にもおちゃめな部分があるとか、
ユーモアがあるといったところから感じ取ります。
これら5つのすべてを満たしている状態であれば、確実にあなたはその相手に対する
“影響力”がある状態だと言えます。
皆様は、現場の先生達やスタッフから、厳しい、すごい、すてき、ありがたい、愛らしい
と思われているでしょうか。
という記事でした。詳細についてもっと知りたい方は、
連載記事をご覧いただければと思います。(お申込みは少年写真新聞社まで)
明日は日帰り福岡出張です。
CLP主催「福岡地区 幼稚園・保育園新任研修会」で講師をしてきます!!
新しく社会人としてスタートする先生たちに何か前向きなきっかけを提供できたら
と思って頑張ってきます。