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能力の至らなさを問題とせず、意識の至らなさを問題とする!!

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本日は、午後から顧問サポート先の幼稚園にて、教職員研修会の仕事でした。
あまり先生たちの顔を出すのはよろしくないかな・・・
と思い写真はバックショットとなりました(^◇^)
なんだか怒られてたたされているようなショットに見えてしまいますが・・・
決してそんな風景ではございませんよ!! 皆さんまじめですごく熱心でしたね!!

基本的に、お客様のオーダーが入らなければ、土日祝日は休みにしていますが、
オーダーをいただければ、もちろん優先して受けています。

この時期は、どこの園に訪問しても、発表会やお遊戯会などの準備で忙しくしている
ところが多いですね。インフルエンザも少しずつ流行の兆し・・・
自分も体調管理をしっかりしないといけないですね。

本日は、個人の成長を促進するためのポイントについて、前回の復習とその続きの
内容でした、約1時間の短時間集中です。
ちょっと時間が足りなくて10分程度延長してしまいましたが・・・

先生方への研修会をしたからといって劇的に次の日から園が変わることは
ありません。もちろん、成長するためのポイントなどは
話していますが、それだけで次の瞬間から急激にその人が成長することもありません。

では、なぜ研修会をしているかと言えば・・・
共通の価値観や仕事をする上での姿勢(スタンス)を共有化することが
組織活性化には必要だからです!!これは個人的に一番大切にしていることです。
だから、あまり私はテクニック論的な話はしません・・・

もともと、異なるジェネレーションと違う環境で育ってきた人が集まっているわけ
ですから、少なからず価値観や気持ちやモノの考え方は異なっている人が
一緒の職場で働いているという前提に立って物事を考えないといけませんよね。
自分のコピーロボットがいるわけではありません。すべて違う人間です。

その前提条件がある中で、そのまま仕事のやり方を共有したとしても・・・
言われたことはできるが、応用ができない集団になりかねません。

そして、そんな状態のところは、いろいろな面で非効率が発生していると考えられます。
仕事を効率化したり、質を高めたりする上での順番は・・・

あり方の共有⇒やり方の共有 という流れが大切ですね。

あり方というのは、その人の仕事観や仕事に対する姿勢などを指します。
そこが、共有化していればやり方を説明して実行に移すスピードと質が高まるはずです。
もしくはあうんの呼吸でいちいち説明しなくても、わかりあえるチームになれます。

前職でチームリーダーをしていたときは、自分のチームメンバーには、
最終的には互いに細かいこと言わなくても、仕事が成立するようなチームにしたいと伝えていました。
アイコンタクトで会話が成立するような・・・

だからプロジェクトメンバーが最初に集まった時には、自分がどんな人間でどんな仕事のスタンスで
お客様と向き合っているか、そしてメンバーにどんな仕事を求めるか・・・などを、必ず最初に1時間
くらい話す時間をとっていましたね。

つまり、あり方と目的を共通理解するための時間を大切にしていたということです。
それを伝えてから、その思いとギャップがあるような行動をしているメンバーには叱ることもありました
でも、能力が足りないことに対して怒ることはしませんでした。
本人のポテンシャルに対して、全力で取り組んでないメンバーには叱っていました。
もともと、最初にそういう人間だと伝えてあるので、叱られている側も理不尽さは感じないはずです。
自分も目の前で何人かの部下の涙を見た経験はありますが、
叱られて流す涙には2つのパターンがあると思います・・・

 ①自分の頑張りを理解してくれず理不尽な思いで流すムカつきの涙
 ②相手の期待に応えられていないと感じて、自分の至らなさに流す反省の涙

①の涙は成長しません、②の涙は成長するための涙ですよね!!

能力の至らなさを問題とせず、意識の至らなさを問題とする!! ことが大切ですよね。

高い意識と姿勢で目の前のことに取り組んでいる人は、そのプロセスの中で必ず能力がついて
いきます。年齢が高くなれば意識が自然と高くなるわけでもないですし・・・
1日24時間は平等に与えられていますが、どのような時間を過ごすかはその人次第ですからね。

こんなことが大切だと思っているので、研修会はそんな意図も含みながらやらせていただいています。
そして、そんな思いが共有されて、日々の業務や教育内容に反映されていく中で
組織内カルチャー化していきます。私はそれを”園風(えんふう)”と言っていますが、
最近あらためて、その重要さを感じますね~。

研修をしながらそんなことを考えていた一日でありました・・・

 

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