本日は、今年初めてのスーツスタイルの仕事。
（先週はジャージでサッカーコーチをしていたので・・・）

サポートしている幼稚園の教職員研修でした。
この幼稚園は、年間で数回の研修会講師というサポートをさせてもらっています。
今日は、その第2回目の研修会。

第1回目は9月1日に開催しましたので、約4カ月ぶりのご訪問ですね。
　
1回目は、社会人として更に成長するためのヒントという内容で話をしました。
個人的に、あまりテクニック論は伝えず、一人の社会人、幼稚園教諭として
成長するための考え方やスタンスについて伝えることを重視しています。
幼稚園教諭が、社会人として一目おかれる存在になってもらいたいと強く願って
いるからでもあります。

「大切なのは、やり方ではなくあり方！！」ということですね！！

今日は、第2回目ということで、チーム（園）の一員として大切にしてほしいこと
、つまり組織マネジメントのポイントについて話をしました。

モデル事例で取り上げたのは、「ディズニーランド」！！
基本的に、現場の先生たちには、身近でわかりやすい事例のほうがインプットして
もらいやすいので・・・冒頭はクイズを出しながらだんだん本題に入っていきます。

脅威のリピート率97％以上をほこる、人気の秘密！！
毎日感動が生まれる空間の創り方・・・アンケートの結果から学ぶ3つの原則
人を感動させる手法は2つあって・・・人間が担当するもの、モノが担当するもの
他のテーマパークにはたくさんあるけれど、ディズニーランドにはないものは・・・
そしてその理由は？？
感動を具現化するための3つの運営ポリシー・・・　
ディズニーランドが提供している商品は何か？・・・　などなど

キーポイントは・・・「ポリシーを立てて、ハイクオリティーで運営すること」

言葉にするのは簡単だし、当たり前に聞こえるでしょうが、
実際に徹底するのは難しいですよね。
でも、それを徹底して追求している集団だけ、感動の空間を創りだすことが
できているということをわかってもらいたくて、お伝えしてきました。

そして、最終的に理解してもらたかったことは、
ウォルト・ディズニーが語った言葉に集約されていますが・・・

「It　takes people」＝夢を現実のものとするのは人である！！

園舎が立派だから、立地がいいから、パンフレットがかっこいいからという理由で、
園の評判が決まるのではなくそこに働く人達がすべての根源になっているという
当たり前のことを再確認する機会になればいいな～と思って話をさせてもらいました。
真剣に聞いてくれた先生方に感謝です。それぞれの成長にちょっとしたきっかけに
なればうれしいですね。

最終的に、運営や経営は人で決まる！！と思っています。
そして、これからは更に人材競争に時代に突入していくことでしょう。

研修会終了後に、副園長先生と食事をさせてもらいましたが、
互いに人材育成の重要性を確認する時間となりました。
ベースをしっかり創り込まないと、時代の流れの中で右往左往する結果が待っている
ということ。そして他の園の成功モデルを真似し続けて失敗することを繰り返す
結果にもなります。最終的に目指すべきは、オリジナルで評価されないといけないという
ことですね～。コピーはあくまでもコピーです・・・
    そんな簡単にオリジナルは成熟しないので、
理想を定義して追求し続ける根気が大切ではないでしょうか・・・そんな話でしたね！！

本気で幼児教育環境をよくしていきたいと共感しながら熱く話せる方との時間も
自分にとってはすごく重要な時間だと思っています。
ありがとうございました。また、このような機会を楽しみにしています。

こんな感じで、年間数回の教職員研修会サポートというスタイルでの
お手伝いもしているので、ご興味ある園の方はご連絡ください。

ryuichi.saika@crosslifepartners.com