「音舞台2010」~音楽を教えるのではなく音楽を通じて何を教えるか!!
- 2010.11.30
- 園トータルサポート
今日で11月も終わりですね~・・・本当に今年も残り1ヵ月となりました。
今日は、野村良司園長率いるパール幼稚園の「音舞台2010」に!!
会場は、大田区民ホール アプリコ大ホール。
平日にもかかわらず、多くのご両親&おじいちゃん、おばあちゃんが・・・
たくさんの幼稚園の行事やイベントごとを見学する機会はありますが、
どんなものがいいかというと??
そこにかかわる人たちすべてが、感動の共感・共鳴をできたかどうか??
ということじゃないかな~と思います。
苦労したり、頑張ってきたプロセスがちゃんと感じられるものに
仕上がっているかどうか・・・
それは、テクニックや見た目や見栄えうんぬんの話ではなく、先生と子どもたちが
気持ちを一つにチームとして創り上げてきた雰囲気(ムード)を感じ取れるかどうかでしょう。
当日まで創り上げていくプロセスの質が問われるということかもしれません。
どれだけ、苦労して、助け合って、励まし合って、目標まで近づこうとあきらめないで
皆が頑張れたか・・・
そこに妥協しなかった時間が多ければ多いほど、
先生と子どもたちの中に言葉では言い表せない絆と信頼が生まれ、年齢の枠を
超えて、互いのために頑張ることを当たり前にできる素敵なチームになれるのでしょう。
そういう積み上げをしてきたクラスは、子どもたちにもいろいろな気付きや成長
があり、そしてそれを導こうと必死こいて頑張った先生にも確実に力がついて
いくのだと思います。
いつも思うのですが、今日もそれが感じられる音舞台でしたね~
人を感動させるのは、ギャップともいいますね。
言い方はいろいろありますが、期待値を超えることが大切なんて言う場合もあります。
要するに、その人が想定した範囲を超えて、プラスの何かを感じてもらえるか・・・
そのような、あらゆる場面を日々創りだせているか・・・
成功している組織とは、そんな場面を他よりもたくさん創りだせている組織でしょうね!!
それらをプロデュースするのが組織のトップ、つまり幼稚園で言えば園長の重要な仕事
なのだと思います。もしくは、大きな園では現場の主任クラスの仕事でしょう。
そのためには、組織一人ひとりのパーソナリティーを把握して、それぞれの力が発揮される
ための役割分担をすることが重要です。
その上で、その人の力で成し遂げられる少し上の目標設定をして、寄り添いながら、
時には厳しい助言もしながら、フォローをして、成長を導くサポートをしなくてはならないでしょう。
そうして、その人が最終的には主人公として、いろいろな人から認められる場を用意して
あげることが、名プロデューサーの役割なのだと思います。
そのシーンを見ながら、舞台わきでほくそ笑む・・・決して自分が目立つのではなく・・・
以前からのお付き合いなので、自分が言うのもおこがましいでしょうが・・・
野村園長は、そういう意味では、名プロデューサーだな~と思いますね。
途中はつらくて逃げたいときもあったけれど、最後まで成し遂げた
先生たちの安堵感&達成感の涙・・・
演奏が終了したときの、大きな拍手につつまれながら、自信満々の子どもたちの笑顔・・・
それを見て、感動している保護者の方々・・・
こんな場を創り上げることができてこそ、成功と言えるのではないかな~と考えながら
見ていました。
目には見えないそこまでのプロセスを感じ取れるレベルを目指したいですね!!
音楽を教えるのではなく、音楽を通じて何を教えられるか??
ということがよく伝わってきましたね~。
今日もまたいいインプットの時間となりました!!