BlogHappy Mind Creator

野口芳宏先生 講演会より ~人(ヒト)は人(教育)によって人(人間)になる~

今日で3月も終わり、明日から新年度スタート!!

年度の変わり目で心も体もバタバタしている人も多いのでしょうか。

私も先週から今週はコンサルティング先の方針発表会やら歓送迎会やら研修依頼などでけっこう忙しく動いています。

先週、弊社主催の新人研修会があった翌日に訪れたのは連日の東京国際フォーラム。

オンラインにおける教育コンテンツ提供を推進しているくプロジェクトでパートナーシップを組んでいる団体主催の研修会が開催されました。

その研修会のメイン講師が「野口芳宏先生」

野口先生については、このブログで何回もご紹介している方なので、このブログをお読みいただいている方はご存じかと思います。私が尊敬している方であり、自分が年齢を重ねていったらあのような人になりたいなと思わせてくれる人生の大先輩であります。

ブログ記事を読みたい方は、このブログの検索機能から「野口芳宏」と検索をしてください。いくつかの記事がでてくると思います。

今日は、久しぶりに野口先生の講演を拝聴したので、私が印象に残ったものをノートにメモした内容を整理しておきたいと思います。

【幼少連携推進時代に必要な幼児教育】

・いじめ、不登校、自殺問題の増加=教育内容の反省の必要性
 ⇒いじめや不登校は大人への告発であり子ども達の悲鳴である

制度によって教育はよくならない
 ⇒10年ごとの指導要綱改訂を通じて右往左往している現場(不易の部分が大切)

本質は教員・教師の質を高めること=教育の実り
 ⇒教師の教育観、人生観、信念を確固たるものに育成していくこと

・幸せを実感する時間が長いほど人生は充実していく
 ⇒だからこそ、早い時期に何らかのスキルをつけてあげることは有益=教育の役割
 ⇒本物の天才的な芽を開花させていくためには、幼児のときからが大切
 ※センスを育てながら学ぶ

・子ども自身がやる気がないのに、世の中の流行や偏った情報によるやらせ方はマイナス効果
 ⇒ポイントは、『好き』+『楽しい』という感覚の保持

『教育は発達の上にしか乗せられない』(発達の段階には個人差あり)

子ども達に自分をあざむくことを覚えさせてはならない
 ⇒まわりを見て、自分の意見を変えてしまう・・・そんな環境設定は子どものためにならず

『善意の強制・価値ある強制』
 ⇒脅迫はだめだが、教育の本質は強制の中にある
 ⇒善意と価値ある強制ができない教師は子ども達になめられて学級崩壊する(低年齢化傾向)

『向上的変容の保証』・・・子どもをそのままにしないことが教育

音読は文字に出会わせることからがスタート
 ⇒文字をつかえずに読めるレベルが必要(スタートで幸せを実感できるために)
 ⇒子どもが最初に持つ劣等感は音読がうまくできないこと

『愛があるから叱る』(否定の生産性)
 ⇒自分の間違いに気づかせてくれてありがとうと言えるような子どもを育てる
 ⇒個性が大事だから否定をするな、心を傷つけるな・・・その前に大切なことがある
 ⇒個性には悪い個性もある・・・つぶさなければいけない個性もある

『学ぶの原点はまねること』(まねる→まねぶ→まなぶ)
 ⇒だからこそ、指導者の音読の質が大切(範読・はんどく)

最高の音読とは、『文脈の反映』である
 ①感情の表現が大切(おおげさの表現ではなくむしろ控えめな表現が良)
 ②ゆっくり読むことが基本(多くの教師が音読スピードが早い傾向あり)
 ③言葉と言葉の”間(ま)”をしっかりとること(日本人の美意識)
 ※正整美(せいせいび)

・声を出すためには息をはかないといけない(息を吸いながら声はだせない)
 ⇒肺に息をためるには良い姿勢が必要・・・立腰(りつよう)の大切さ
 ⇒姿とは見た目、勢とは内に秘める気迫・・・外と内を整えることが大切

『人は人によって人になる』=『ヒトは教育によって人間になる』

子どもの本質は、『無知と未熟』である

あらためて、再考させられるメッセージでした。何かがぶれている中で、世の中のあらゆる乱れが日々散見されるわけですが、私としては教育の本質について共感・共鳴できる勇気をもらえるものでした。

私と野口先生は40歳も年齢が離れているわけですが、時空を超えて何が大切なのかを教えていただける方の存在は本当にありがたいと思います。

自分も幼児教育の現場で日々活動している人間として、身の引き締まるメッセージの数々。

また、4月の終わりに野口先生との会食や懇親時間が予定されているので、その時間も楽しみになりました。

自分の『師』を持つ。

成長するためには大切なポイントの1つですよね。

私にとっての師のお一人である野口芳宏先生の講演内容を簡単ではありますが、整理してご紹介させていただきました。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

0

一覧を見る