うまくいく人は何が違うのか? ~ニーズ察知とシーズ開発のセンスを磨き込む~
- 2022.05.18
- MESSAGECONSULTINGPERSONAL COACHING
センスを磨く 問題対処と問題解決 ウォンツとニーズ マーケティング思考 感性を磨く
最近、仕事やプライベートタイムを含めて、夢を実現したり、目標を達成したり、自分が思い描いたイメージ通りにモノゴトを進めるなど、それらを上手にできる人とできない人の差が激しいなと感じることが多くあります。
もちろん、そこに向かうエネルギーや意志が低い人が上手くいかないのは当然なのですが、それなりに一生懸命頑張っているけれど、どうもうまく成果や結果につながらない、理想的なイメージと現実のギャップが大きい・・・そんな人の相談に乗りながら、上手くいくようにサポートしていくのも、弊社CLPのメイン事業。
ではその差につながっているポイントは何なのか??
自分なりの見解としては、以下の2つの要素で大きな差がついているのかなと思っています。
①マーケティング思考
②感性(センス)(ニーズ察知&シーズ開発)
マーケティングの意味合いを簡単に自分の言葉でお伝えすると・・・
『本質的ニーズを的確なシーズで充足すること』
人々の「理想と現実」にはギャップがあります。 「本質的ニーズ」とは、このギャップを解消したい「人々の欲求」です。シーズとは、その人やその会社やお店が持つ技術力やノウハウ、アイデア をカタチにして提供する商品やサービスを指します。
だから、マーケティング思考の大前提としてとても大切なのは、世の中やその地域や対象となるお客様や相手の本質的ニーズを的確に捉える能力が必要であり、そこがズレていると、提供すべきシーズの捉え方がズレてしまって、最終的にニーズを充足することができないから、成果にもつながらないというストーリーが成立します。
ニーズの捉え方において、注意すべきなのは、『ウォンツとニーズを間違えるな』という視点。
それに関しては、以前お伝えしたブログ記事を以下にリンクさせてもらいますので、お時間のある方はご一読下さい。
問題対処と問題解決という切り口でウォンツとニーズの違いを解説してますが、わかりやすい事例かなと思います。要約してしまうと・・・
『相手が今、欲しているもの(ウォンツ)と本当にその人にとって必要なもの(ニーズ)は必ずしも一致しない』
ということであり、普段の生活やビジネスシーンの中でウォンツに振り回されず、本質的で根源的なニーズを的確に捉えるトレーニングをしていくことが大事だなと思っています。
マーケティング思考のポイントも時代の流れとともに当然変化しており、
1950年~1970年のマーケティング1.0と言われていた時代は、”モノ中心”の低コスト大量生産。
1970年~1990年のマーケティング2.0のステージでは、”顧客中心”のCS追求型。
1990年~2010年のマーケティング3.0のステージでは”人間中心”の情緒的価値提供型。
2010年~今のマーケティング4.0のステージでは”社会価値中心”の共感&環境重視型。
そうやって、20年単位くらいで、大きな波が変化しながら世の中が動いています。この波の変化の中にその時代、その時、その人のニーズが隠されているわけで、それを的確に捉えるのはもちろんトレーニングの必要性もあるのですが、それと同じくらい大切なのが・・・
『感性(センス)』なんだろうなと強く思う自分がいます。
その時代の波の中で、本質的ニーズを捉えるセンス、そしてそのニーズを充足させるためのシーズを開発したり、企画したり、アウトプットできるセンス。
上記のような2つのセンスを高いレベルで持ち得ている人が、夢や目標をちゃんと達成しているし、イメージ通りにモノゴトを進めていくことに成功している。というのが自分なりの捉え方でしょうか。
こうやって書いてしまうと当たり前のことかもしれませんが、マーケティング思考も本を読んで勉強すれば、セミナーに参加して勉強すればだれでもできるようになるのか?と問われたら、ある一定レベルのニーズ察知&シーズ開発のセンスがない人は厳しいのかなと思うことも・・・
だから、あらゆることを上手く進めていく人になるためには・・・
『ニーズ察知&シーズ開発のセンスを磨き続けること』
がキーポイントになると思いますね。そんなことを書いていたら、ふと頭に以前書いた記事について思い起こしました。なのでそちらも以下にリンクしておきますね。
上記ブログで紹介している本が今そしてこれから求めらえるセンスをズバリ指摘してくれています。
【この”6つの感性(センス)”に成功のカギがある!】
①「機能」だけでなく「デザイン」
②「議論」よりは「物語」
③「個別」よりも「全体の調和(シンフォニー)」
④「論理」ではなく「共感」
⑤「まじめ」だけでなく「遊び心」
⑥「モノ」よりも「生きがい」
「ハイ・コンセプト」とは・・・
◎パターンやチャンスを見出す能力
◎芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力
◎人を納得させる話のできる能力
◎一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力
「ハイ・タッチ」とは・・・
◎他人と共感する能力
◎人間関係の機微を感じ取る能力
◎自らに喜びを見出し、また、他の人々が喜びを見つける手助けをする能力
◎ごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力
上記に整理されている『6つの感性』『ハイ・コンセプト』『ハイ・タッチ』が、つまり先述した『ニーズ察知&シーズ開発のセンスを磨き続けること』ということなんだろなと思うわけです。
頭では理解できても、それを本当に磨き続けるというのはそんなに簡単なことではないと思いますが、以前から自分としては意識して時間を過ごすようにしているので、皆さんも意識して少しずつでもいいから今そしてこれから必要とされる『SENSE』を磨き込んでいってもらえたらと思います。
そうすることで、あらゆることを上手く進めることができるようになることが、人生を豊かにしハッピーにすることでしょう。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。