子どもの未来につながる仕事ができる人 ~働くとは人の役に立ち喜ばれること~
- 2022.01.30
- MESSAGEPRIVATEPERSONAL COACHING
先日、我が子の七五三の写真撮影をしてきました~とこのブログに書きましたが、その際の担当していただいたチームがとても印象的でした。
というのも、写真撮影が終了した瞬間、我が娘が『またすぐに来たい!!』とそして・・・
『自分の将来の夢が変わった・・・』
『スタジオのお姉さんのような仕事をしてみたい。』
と言い放ったのです。両親ともにびっくり!!
カメラマン、アシスタント2名、着付けスタッフ1名という贅沢な人数で我が子2人(7歳&5歳)の担当チームが構成されていたのですが、当然、撮影現場に慣れていない2人に対して、アシスタントの方々を中心に一緒に遊んでくれたり、クイズを出してくれたり、ニコニコスマイルでどんどん興味あることなどを引き出してくれたり・・・そんな時間の中で準備を含めて1時間ちょっとの撮影タイム。
子ども達にとって、とても楽しい時間、そして大満足の時間になったようです。当然、そんな子ども達の表情や撮影シーンを見ながら、親としてもとても満足度の高い時間となりました。
『将来、自分はこんな仕事をしてみたい!!』
つまり、子どもの未来につながる素晴らしい仕事をする方々と、我が子たちが触れ合う時間になったことも自分としてはとても有意義な機会だと感じています。
『仕事は大変で、つらくて、つまらなくて、楽しくないもの・・・』
そんなふうに、子ども達が思っているとしたら、その子ども達のまわりには、そういうふうに思いながら仕事をしていたり、そんなことをよく愚痴っている大人が多いのかもしれませんよね。でも、今回のように、自分達の仕事に誇りをもって、お客様である家族、子ども達に満足してもらえる時間と写真を提供したいと強く願い、その仕事に一生懸命な姿勢で楽しみながら時間を過ごしている人達がその子のまわりにたくさんいてくれたら・・・
『子ども達の”仕事”や”働く”の捉え方はとてもポジティブな方向に転換されていく』
今回、たまたま親がセレクトした写真スタジオで、子ども達がそんな捉え方につながる機会に巡り合えたことが自分としては七五三の写真撮影というものよりもとても大きな価値だなと思うわけです。もちろん、そんな時間の中で撮影してもらった写真も子ども達のナチュラルな姿を上手に捉えてくれた素晴らしいものばかりです。
たまたま、現在弊社CLPで首都圏に複数店舗展開しているフォトスタジオのコンサルティングサポートをさせてもらっていますが、そのスタジオの主なコンセプトは・・・
『感動体験&エンターテインメント』
ただ写真をとるという目的だけで利用する場所ではないステージへの進化。家族で感動できる場所、楽しむために行く場所への進化を推し進めている段階となります。上記のような感動体験にはまってしまったご家族の中には半年で10回も利用されている家族も存在する。そして、我が子の成長シーンに感動したお父さんの中には涙を流す方もちらほら・・・
いままでのいわゆる”ザ・写真館”の延長線ではなく、新しいフォトスタジオカルチャーを創造して、新しい家族の需要を掘り起こしていくことが新しいマーケットづくりへとつながっていく。
世の中に数多く存在しているフォトスタジオも競争原理の中で、それぞれが進化の方向を模索しながら頑張っているなと思います。
そして、今回、自分の家族が体験させてもらった中で、やはりあらためて大事だなと思ったのは・・・
『そこでどんな人がどんなマインドをベースにどんな仕事をしているか』
それぞれのコンセプトはあれど、それを現場でカタチにしたり、体現するのはそこで働く人達ですよね。我が娘の心がそこまで動かされた理由は明確で、今回担当してくれたチームの皆さんが、我が家族にそして我が子2人に対して、本当に良い仕事をしたいという思いで接してくれたからに他なりません。
特に子どもはピュアなので、その人の姿勢やスタンスを肌と心で感じとりますからね。
大人になっても、ピュアで真っ直ぐな気持ちで仕事ができている人はいいなと思いますが、今回そんな人達に出会えた気がしましたね。自分も撮影時間を通じて、仕事の本質や原点的なことを、担当していただいたスタッフの方々から教えられているような気さえしましたね。
『働くとは、人の役に立ち、人に喜ばれること』
これは、社会人になった新人研修で教わったフレーズ。これを忘れてはいけないということですよね。
『現在の姿を見て接すれば、人は現在のままだろう。人のあるべき姿を見て接すれば、あるべき姿に成長してくだろう。(ゲーテ)」
ゲーテが言うように、親としては人のあるべき姿を子ども達に見せていくことが大切ではないでしょうか。もちろん自分自身があるべき姿の体現者となり、見せていくこともよいとは思いますが、今回のように、たまたま共体験した場所に、そういう方々がいてくれるのもありがたいことだなと思いましたね。
そんなシーンの中で、自分の未来に向けて大切なことを感じ取れた我が娘もなかなかいい感性してるじゃんとも思いました。息子は言葉でそういう発信はしていませんが、何かを感じ取ってくれていることでしょう。
『同じ場面に遭遇したときに、そこで何を感じ取れるかで人生は変わっていく』
と自分は思っています。
今回、奥さんがいろいろとリサーチして大人気のフォトスタジオをセレクトしてくれたわけですが、人気のある理由はそういうことだろうと思いますね。やはり・・・
『人が人を引き寄せる』
プロとしての撮影テクニックももちろん大切ですが、カメラを含めた撮影機材が進化して、なかなかテクニック的な差別化が図りにくくなっているからこそ、上記のように、感動やエンタメの要素をどうやってカタチにしていくかが問われているでしょう。そんな”素敵な体験”を提供していくためには、やはりそこで働く人達の感性やスタンスやマインドがとても大切なんですよね~
今回、あらためてプライベートで訪問したフォトスタジオで、そんなことを再確認する機会となりましたので、お伝えしてみました。
あのような仕事や働き方で頑張っている人達って『ハッピーマインド』なんだろうなと思いますね。子ども達には、そんなな大人たちとたくさん接してほしいですよね。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。