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購買行動の変化による”チャネル・シフト” ~商品軸から顧客軸へ~

20210824

10年以上運用してきたこのライブドアブログ・・・
投稿数もあと少しで1400記事を超えようとしていますが、
弊社CLPのホームページ全面リニューアルに伴い、もう少しで運用を終了
することになります

でも、ご安心を
新ホームページのwordpressのブログのほうにこれまでの記事すべてを
移転完了済み
9月頭には新ホームページオープン予定なのでお楽しみに

さて、最近というわけでもないですが、自分も含めて、スマホを活用して
あらゆるものを検索したり、商品やサービスをネットで購入したり・・・
誰もがネット環境への依存度がとても高くなっていることは確かですよね

我々にとって、購入する店舗がオンラインなのか、リアルなのかということは
今やあまり重要ではない
ようです。
両者を行ったり来たりしながら買い物をしている人が実に多いのではないでしょうか。

現に、自分は、主にAmazonやYahooショッピングなどのサイトを見ることは
日常茶飯事になっています
し、実際にはすぐに買わないけれど、いつか買いたいとか
いつか欲しいとか思いながら、未来のイメージを膨らます楽しみもあったりする
 
サイズ感が気になる靴や服などは、リアル店舗に出向いてサイズチェックを 
した上で、オンラインとリアル店舗の値段を比べて、どちらかロープライスのほうで
買う。
というような購買行動をとっている方も多いのではないでしょうか
自分はまさにその一人です。

『リアル店舗のショールーム化』が起こっているわけですよね。

ちなみに、リアル店舗は完全なるショールーム化されていて、そこは購入する場所
ではなく、試着や試用するだけの場所として運用しているところもありますよね

あと、何かを購入する上で、とりあえず参考にするのが、オンライン上にある
その商品に対するレビュー
だったりしますよね。
一見いいなと思って購入しようかなと考えても、そのレビューを読んだときに
あまりポジティブな評価でなかったら、突然、購入モチベーションがダウンする
なんてことは多くの方が体験していることでしょう

今まさに、ECサイト等のオンラインをベースに商売をしてきた会社が、
リアル店舗の必要性を感じ、リアル店舗をベースに商売をしてきた会社が、
オンライン販売の必要性を感じ・・・
そんな融合があらゆる業態や業種で起きていますよね。

それが生き残るための大きな『チャネル・シフト』の必要性

顧客が商品やサービスを選択・吟味するフェーズもオンラインかリアルなのか
をそれぞれがその都度使い分けている、
そして、実際に購入・購買するフェーズもオンラインかリアルなのかを 
それぞれがその都度使い分けている。

だからこそ、このすべて4つのフェーズを押さえることで、顧客の選択&購買
プロセスにおける接点カバー領域を広くとり、接点ロスをなるべく少なくしていく
ことが必要になっている
わけですよね

そういう観点から時流を見ていくと・・・

やはり、顧客の心理と行動の変化に合わせて、ビジネスのあり方ややり方を
変化させていくことがいつの時代も重要だということ

そして、生き残る企業、時代を超えて成長し続けている会社は、

『常に先手をとりながら変化の先導役になっている』

ということが言えるでしょう。

Amazonももちろんそうですし、IKEAもそうですし、ニトリもそうですし、
無印もそうですし、ユニクロもそうですし・・・

ある程度の規模感でビジネス展開をしていこうと思ったら、当然これからは
必要なチャネル戦略
と言えるでしょうね
例え、地域で小規模のビジネス展開だからうちは必要ない・・・といえども、
オンラインの活用の可能性も視野に入れておくことは悪いことではないでしょう。

それに加えて、戦略的により必要になってくるのが・・・

『顧客とのつながりの質を高めていくこと』

それぞれの購買行動を把握した上で、質の高い提案や次のアプローチに
つなげることで、更にそのお客様とのつながりを強固なものにしていく。

それぞれのお客様の特性や購買傾向を的確に把握できていれば、
何をどのタイミングでいくらで提供してあげたら喜んで購入いただけるか
がわかる。それができて、その顧客総数が多ければ多いほどあらゆるニーズ
がストックされますから、取扱い商品やサービスを増やしていくことで
全体的な業績向上につなげることができる。

今、そのビジネス構造へのシフトチェンジをあらゆる会社がチャレンジしていますよね。
それの最たるものが『Amazon』ということでしょう。

これからは、業種・業態の枠を超えてあらゆる企業がその競争に突入していく時代
つまり、商品軸から、顧客軸へのシフトチェンジの時代と言えます。

『お客様を着実に掴んでいるところが勝利する』

という、まあ言ってしまえば当たり前なのですが、
あらゆる企業の動きからそのポイントが色濃くでてきているな~と感じます
CLPの事業の1つでもある『経営コンサルティング事業』でも、この考え方
をベースにしながら、各サポート先の活性化をお手伝いしています。

このようなポイントは、昔からある程度わかっていることなので、
自社のネーミングにその考え方は反映させているわけで・・・
そのキーフレーズが『CROSS(クロス)』ということになります。

クロスには、『ヒト・モノ・コトの素敵な縁結び(出会い)』という意味が
込められているのですが、今のビジネストレンドなども踏まえながら
あらためて大切なことだなと再確認する機会となりました

ビジネスやプライベートも含めて、人とのつながりの量と質を高めていくことは、
これからもっと大切であり、価値のあることなんだろうと思います。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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