BlogHappy Mind Creator

人の育ちと安定&安心感の関連性?? ~過去は今の色に染まる~

20210822

前回のブログで・・・

『一番安定させるべき、安定していなければならない部分が、
不安定になっていたら、機嫌よくいられないのが人間です。』

というメッセージを書きました

逆に言えば、人間にとって”安定”や”安定感”という感覚はとても重要
なのではないかと思っています

心とカラダの常なる安定が余裕を生み、機嫌を良くして、
良い状態を維持する源になっている・・・

『安定している人のまわりには安心が生まれます』

これは、仕事柄、保育や教育の現場を見ていれば一目瞭然ですね

心もカラダも不安定な状態の先生のまわりに、子ども達は集まってきません
逆に心もカラダも安定度抜群の先生のまわりには、声をかけなくとも
自然と子ども達が集まってきます

これは人間の本能が無意識に決めていることなのでしょう。
なぜなら、不安定なところより安定しているところに身を置いた方が
生存確率が高まるということが人間のDNAに組み込まれている
のですから

かつて、LCA国際学園の山口学園長から
『人は、安心すると、ひとりでに育つ』
という言葉をお聞きしました。本当にそうだな~と思いますね。
だから、家庭と教育現場には『安定と安心』が絶対に必要だと思っています

その逆に、家庭において、安定や安心という感覚を得られていない子どもは
そこではないどこかに安定と安心を求めながらの生活を強いられる。
その常なる不安定や不安な感覚が、日常の態度や言動にでてしまう
だから、いざというときに踏ん張れない子になってしまう・・・

子どもにとって、一番安定させるべき場所は家庭(家族)であり、
安定していてほしい人は、親なんだと思うのです。

その軸がぶれていてる子どもは、どこかにひずみやほころびがでてしまうのは
しょうがないのかなと思いますね~

軸が安定して安心につながっている感覚を持ち得ている人間は、
いざというときに踏ん張れるし、存分に自分の持っているポテンシャルを
発揮できるのではないでしょうか

子どものときは、どうしたってまだすべてのことを自分でできない部分も
ありますから、依存傾向が少なからずあります。
でも、大人になっていくということは、その依存度をなるべく減らしていく
ということ
でもあります

そんなときに、かつて依存していた自分の親に変わって
自分自身で自分の安定した軸を作っていく必要があるでしょう。
その1つの答えは・・・

『自分にとっての最高の状態こそ自分にとっての本質的な安定である』

ということではないでしょうか。

そこででてくる疑問が・・・

『自分にとって最高の状態ってどんな状態??』

ということになります。

これについては、人それぞれ違うでしょうし、それでいいと思います。
ただ、それを自分の中で明確にしておくことがとても重要なんだと思いますね

自分はどんなとき幸せを感じるのか?
自分はどんなときに心が安らかになるのか?
自分はどんなときに心の底から充実していると思えるのか?

そんな質問をたくさん自分に投げかけていくことが必要なのかもしれません。
以外とこういうことって日々の忙しさと現実の中でおろそかになって
しまっている人が多いのではないでしょうか。私もその一人かもしれません。

そんなことを書いていて、本当に自分自身の最高の状態は?
とふと考えてみたとき、それは年代や経験則とともに変化してきている
ことがわかります。それが成長というのかどうかはわかりませんが・・・

今でいえば・・・

★相手の世界観に敬意を払えている状態
★あらゆることに感謝できている状態
★心が安定していてリラックスできている状態
★後手後手ではなく自分のやるべきことに先手がとれている状態
★目標と結果が連動している状態・・・

そんなことが頭に浮かんできます

この状態を実現するために、日々どのように時間を過ごせばよいのか
具体的に考えて実行していけばいいわけですよね。

『目指すべき状態の明確化と実践が、自分の安定度を高めていく』

そう思います

そして、常に安定している状態を維持していくことで、今がベストだと
感じられる時間を増やせたら、それが良質な人生へとつながっていくんだと
思いますね~

かつて、テレビに出演していた林修先生が語ったフレーズ・・・

『過去は今の色に染まる』

自分の共感脳が反応したので、すぐにiPhoneにメモしておきました

過去の出来事をくよくよと未だに引きずっている人はたくさんいると
思いますし、私に相談を依頼してくる人の中にもそんな傾向がある人が
多いです

そんな人には・・・

『過去に起こった出来事(事実)は変えられないけど、
 その捉え方と意味づけは今からでも変えることができる』

とお伝えすることがあります。

でも、そこで過去へのネガティブな想いやトラウマを切り替えられる人
もいれば、頭では理解できても、そうはできない人がいるのも現実
どちらかと言えば、後者のほうが多いでしょう

そんな現実の中で、
そのフレーズがまさに真実なんだと思ったのです

過去のトラウマを引きずる、過去のネガティブな出来事を引きずる・・・
それって、自分の今と密接に関連しているということ
ですよね

『自分の今の状態が、過去にも未来にも影響を与えている』

という当たり前のことにあらためて気づかされたように思います

だから、林修先生は『今でしょ!!』と言っているのでしょう

今の心とカラダの状態が良いか悪いか、安定しているかで、
過去の捉え方も変わり、そこからつながる自分の未来も変わっていく。

終わったことやこれからどうなるかわからないことをあーだこーだ
考えているよりも、まさに今を自分にとって最高の状態にすることが
安定度を高めることが何よりも優先される。

そんな考え方と生き方が大事だということでしょう

今が不安定だったら、過去の捉え方も不安定、未来も不安定なイメージになる。
今が安定だったらすべての捉え方が逆になっていく。
だから、今を大切にすることで、過去も未来も変わる可能性ありですよね。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

0

一覧を見る