BlogHappy Mind Creator

”思いをカタチにする”素敵な人達 ~スターバックス編③~

かなり久しぶりの”思いをカタチにする”素敵な人達シリーズです!!(数年ぶり??)

先日、長崎への出張の帰り道、長崎空港で定番の長崎ちゃんぽんを食べたあとに、フライトまで少々時間があるので、休憩しようとベンチに座っていました。

ふと前に目を向けると、そこにはスターバックスがあります。

暇なので、そんな風景を無意識に見ていたら、どうもそこにいる女性スタッフが気になって目が離せなくなりました。

というのもめちゃくちゃ優秀だから・・・

まず、オーダーを受けながら、一人の年配の男性と楽しそうに会話をしていたのですが、聞こえてきた会話からすると、その人は同窓会で長崎を訪れたらしく、楽しい同窓会を終えて帰宅の途につくタイミングでスターバックスに立ち寄ったようです。

細かい内容までは聞こえませんでしたが、なにやら1分~2分程度、その女性スタッフはその男性との会話で楽しそうに盛り上がり、最後に一言・・・

『またぜひ、長崎に戻ってきてくださいね。気を付けてお帰りください。』

その会話はとても自然体で、その年配の男性もそのスタッフとのちょっとした会話で気持ちよく長崎をあとにする心地よい雰囲気が伝わってきました。

その時点ですこぶる印象が良いスタッフだなと思ったので、その後も観察を継続。彼女の優秀さのポイントはいくつかありまして・・・その1つが

『気づきのレベルが高いこと』

それは視野と視点が広いということでもあります。そのために手元を動かしながらも常に顔を上げて首を振って、店内&店頭の状況を随時観察している姿が印象的であり特徴的でした。

同じ環境に身を置いていても、そこで働いている人がインプットしている情報の量や質は大きく異なるわけですが、現場で優秀な対応ができる人の共通項として、感じたことは・・・

『たくさんの情報をスピーディーに取り込む工夫をしている』

例えば、店頭にスターバックスの水筒などの商品陳列がされているコーナーがあるのですが、そこで立ち止まって少し商品を見ている人がいると、即座に『こんにちは。・・・』と必ず声をかけていました。それも完璧なタイミングで。これは常にタイムリーに現場状況を把握しているからこそできることですよね。

そして、更にその店員さんを見ていて関心させられたことは・・・

『即判断&即行動』

現場の状況をインプットしてから行動につながる時間が瞬間的でそこに迷いや躊躇がない。つまり、インプットからアウトプットにつなげる判断と行動のズレがほとんどないということ。これも、優秀な人の特徴と言えますね。

気づいているけれど、どうしたらよいか判断に迷ってしまう、こうすればいいと判断をしたもののそれを実行することに対してタイムリーにできずタイミングを逃してしまう、そして結局、行動できていないという人も多いのかなと思います。

判断&行動のスピードと適格性については”経験値と自信”が彼女をそうさせている要因の1つになっているのかなと。

それに加えて、その店員さんから感じられたことは・・・

『自分の役割と期待に対する理解度の高さ』

店内が混雑していない比較的すいているときには、先ほどのようにお客様とのコミュニケーションをとることを大切にされているようでしたが、混雑してくると、オペレーションのスピードを即座にアップする切り替えが巧みでしたね。見ていて気持ちよいオペレーションコントロール力。

また、店内がすいてくると、店内清掃、サンドイッチやパンの陳列棚のチェック&レイアウト修正、その他店内スタッフとの情報交換など。私の見ている限り、無駄な時間がいっさいない、求められている役割や期待値を理解して常にそれをカタチにしようと考えて動き続けている。

店内を見てまわりながら、子ども連れのファミリーに自ら笑顔で声をかけた後、即座に子ども用のカップを持ってきて手渡す姿も・・・

そんな姿を見て思ったこと・・・

『この人は、どこに行ってもどんな仕事をしてもちゃんと成果を出す人なんだろうな』

ということ。まさに、”優秀な人”の姿をベンチに座りながら惚れ惚れしながら見ていました。

うちの会社も誰かを採用するなら、こんな人が欲しいなと・・・

このように、現場で優秀だと評価の高い人達を観察してきた共通項としてお伝えしているのは、

『素敵なひと手間を惜しまないスタンス』

このスタンスが当たり前になっているということ。

めんどくらいから、自分には関係ないから、誰も見ていないから・・・ということで、別にそんなことをしなくてもと、ひと手間をかけない人たちのほうが多いからこそ差がつく。

成功している企業や組織には必ず、そんな素敵なひと手間を当たり前に自然体でできてしまう人達が存在しています。そして、そんな素敵な人達が、その企業や組織を支えています。

『ブランドは人が作る』 

『思いはカタチにしなければ伝わらない』 

上記のような素敵なシーンが日々現場で数多く生み出されている組織が成功する。そんな現場の人達の言動・行動の積み重ねが、組織の信用、ブランド構築につながっていくのでしょう。

スターバックスが事業コンセプトの核として採用しているのが

「サードプレイス発想」であることは有名ですよね。

ファーストプレイス(家)とセカンドプレイス(職場)の中間を結ぶ存在としての機能を追求し続け、ハード(店舗デザイン)ソフト(人材育成)の両面においてその思いがカタチになっていった存在・・・それこそがそれまで世の中に存在していなかった唯一無二のスターバックススタイル!!

そんな会社で働く上での自分の役割と期待値をカタチにするべく素敵な仕事をしているスターバックス長崎空港店の店員さんに魅了されたのでこのブログで紹介させてもらいました。

この”思いをカタチにする素敵な人達”シリーズにスターバックスでのエピソードが登場したのが今回で3回目。それだけ、日々現場で”素敵なひと手間”ができる人たちがいる会社ということ。

やはり、そういう組織や会社が愛されますし、そこで働きたいと思う優秀な人を引き付けるのでしょう。まさに経営&組織づくりの好循環モデルなんだと思います。

また、長崎空港でこの店員さんに会えるたらうれしいなと思いますね~

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

参加者募集中!! 詳細は以下からご確認ください。

今年度からオンラインでの受講(後日配信予定)も可能となります!!

弊社CLPの先生向け勉強会である VALUE UP CLUB 『新人研修会』 2025年度の開催が決定しましたのでご案内させていただきます。 2025年4月から社会人
2025-01-20 11:41
2

一覧を見る