勝ち組の共通マインド① ”未来への前始末” ~HAPPYな時間を数多く創り出すコツ・ポイント解説編~
- 2025.02.06
- PERSONAL COACHINGMESSAGE園トータルサポートCONSULTING
1泊2日の関西出張から昨夜戻ってきました。
10年ほど前からコンサルティング契約をさせていただいている保育園に4ヵ月ぶりのご訪問。現在は、年間に3回から4回程度の訪問回数でコンサルティングをさせてもらっています。
すぐそこには日本海が広がっている場所なので、今回タイミング悪く、大寒波&大雪・・・
現地にたどり着けるのか? そして帰ってこられるのか?
心配をしながらの2日間でしたが、大きな問題やトラブルもなく予定通りの行程で稼働&移動することができました。
次年度に向けて、保育部分と業務部分に関する大きな強化テーマ(スローガン)を決めていただいたのですが、現場の意見を総括した上で、業務部分のテーマとして決まったのが・・・
『時間管理』
いつも私が訪問した日の夕方からは『全体研修』の時間になるのですが、私からのレクチャータイムで最後に時間管理のキーフレーズとしてお伝えしたプレゼンシートが以下。
こちらの園には以前から繰り返して伝えてきている内容なのですが、あらためて意識を高めて徹底をしてほしいという意味でお伝えしました。つまり
個人的にも組織的にも『前始末グセをつけよう』ということ!!
”後始末”という言葉は、会話の中でたまに登場するフレーズではありますが、”前始末”というフレーズは、ほとんど登場しませんよね。でも、個人的には自分がコンサルティングサポートしている組織や、
勉強会に来てくれている会員さんには、よく伝えるフレーズなので、この園では日常会話の中に前始末という言葉がちょこちょこ登場するようになってきました。
だいたい、後始末というフレーズにはポジティブなイメージはなく、どちらかと言えばネガティブなイメージですよね。後始末という行為そのものは、一般的にはモチベーションも上がらず、嫌々しょうがなくやっていることが多いのではないでしょうか。少なくとも自分はそうです。それが自分の責任であればまだ良いのですが、誰かのせいなのに、自分がその被害者として後始末を強いられるパターンは最悪です。
誰かが誰かの後始末で振り回されているチーム。それではお互い気持ちよく働けないわけです。時間的にも精神的にも悪循環のスパイラル。そんな組織実態における相談はたくさんあるわけで・・・
後始末で振りまわされるような日々を送っている人は、人よりも、イライラしたり、焦っていたり、虚しかったり、悲しかったり・・・そんな時間を平均よりもはるかに多く過ごしていることになるでしょう。当然ですが、精神衛生上よろしくないですし、それが重なると心が病んでいくのでしょう。
でもそれって、自業自得な場合が多いと思うのです。
自分が普段から意識していることであり、よくコンサル現場でお伝えしているメッセージに
『モノゴトは困ってから考えるのではなく、困る前に考える!!』
というものがあります。
一般的に自分も含めて、何かやらなければならないことがあるときに、期限ギリギリまでやらなかったり、切羽詰まってから動きだしたりする人が多いとは思います。学生時代の夏休みの宿題なんかがわかりやすい例ですよね。だいたいそのようなクセがついている人は、思うような成果や結果や満足度を達成できず、最終的には、自分が困るか、まわりを困らせるケースが多くなる。
そんな日々から脱出するためには・・・
『未来への前始末』を日々の中で意識的に実行していくことが大切だということ。
自分が困る前に、他人を困らす前に、事前の準備や段取りに神経を集中して時間をしっかりかけること。
それが『未来への前始末』
『悲観的に準備して、楽観的に行動する』
悲観的に準備するとは、最悪なことが起こっても対応しうる準備を怠らないということ。準備に妥協しないということ。
起こりえる様々なパターンを想定して事前準備を徹底することが大切であり、あとから「想定外でした・・・」なんて言い訳をしているようでは社会人としては信用や信頼を積み上げていけないわけです。
社会人として、レベルアップするポイントは、『自分の中での想定内を着々と増やしていくこと!!』
新人の頃は、経験ゼロのことが多いでしょうから、想定外だらけの日々でしょうが、早急に、いろいろな経験をハイスピードで積み上げることで、
『想定外を想定内で処理できる力』がついていくわけですよね。
『失敗をするということは、想定外を想定内にできるチャンスを得ること』
だと失敗をポジティブに置き換えて考える、そんなマインドを持つことが大切でしょうね。
失敗を避けて、チャレンジすることから逃げ続けている人は、いつまでも想定外だらけの生活&人生ということになる。
いつもそわそわ、不安定、怯えている・・・
そんな自分のネガティブな現状を見透かされないようにするための時間に力を注ぐ日々??自己成長するために、力を注ぐポイントと時間がずれているので、成長スピードが高まらない。それも自分のせいですよね。
”前始末グセ”がついている人は、その結果として失敗したり、自分が困ったり、まわりの人を困らせたりすることが減少していきます。その逆に成果が出たり、結果がでたり、自分で時間をコントロールできたり、まわりから褒められたり、感謝されたりすることが増加していきます。
つまり、『未来への前始末』を徹底すると自分に降りかかるネガティブタイムは減少し、ポジティブタイムが増加するわけですよね。ということは、”楽しい充実した時間は自分で作りだせる”ということ。
自分の生活の中で、「後始末の時間」を極力減らし、ポジティブタイムを増やしたい人は、ぜひ頑張って「前始末」の時間を大切にしたらよいと思います。
だって、いつも後始末に追われている人生なんて嫌じゃないですか~。少なくとも、自分は嫌ですし、そんな時間を極力減らしたいですね。もちろん意識はしていても、完璧にはいきませんが・・・
「後から困らないように、困る前に考えて前始末を徹底する。」
そんな日々を過ごせている時、人はHAPPYな時間を数多く創り出すコツを手に入れ始めている時なのではないでしょうか!!
時間管理とは、ただ単に効率的にスピーディーにモノゴトを進めるだけではなく、自分や組織にとってHAPPYな時間を数多く創り出すことにつながっていくといいなと思っていますので、今回のコンサルティング現場にて、次年度に向けたキーフレーズとして全体共有させていただきました。
今日はそんな『未来への前始末』の意味合いとポイントを整理してみたので、次回は、実際のコンサルティング現場の実例を通じて、そのポイントを実感いただけるようなお話をできたと思います。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。
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