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教育コンテンツのデジタル化の流れ ~メタバースでの教育プラットフォームづくり~

昨日は、かれこれ10年くらい前に、幼稚園のトップ向けの勉強会を主催されて、その勉強会の講師として私にお声かけしてくれた方とかなり久しぶりにお会いしに千葉まで足を運んできました。

その勉強会のブログ記事を以下にリンクしておきますね。

本日からスタートした勉強会・・・その名も「尊徳塾」!!日本人の勤勉さのモデルとして知られる「二宮尊徳翁」の”至誠”の精神を模範として20代~40代までの幼稚園・保育園の若手経営者が
2013-04-19 23:32

5月に私が市川市私立幼稚園協会からのご依頼で研修講師を担当したのですが、その情報をたまたまに入手されたそうで、ご連絡をいただきました。

当時の会社からは独立されて現在は、幼児教育の現場でいろいろな活動を展開していく準備をされているようで、お互いの情報交換も兼ねてお会いしましょうとなりました。

パートナーシップを組んで仕事を進めている幼児教育関連の教材や教育活動のサポートをメイン事業としている会社の社長も同席されて、皆さんといろいろな話で盛り上がりましたね。

もともとは、絵本の読み聞かせや漢字教育のメソッドを幼稚園に提供するアナログ的なビジネスモデルを展開されていました。しかし時代の流れの中で、次のステージへの準備をされていて、絵本の読み聞かせをデジタル化して、モニター上に絵本が投影されて、その読み聞かせの感情表現豊かな音声が流れていくという商品の開発が行われていました。それに加えて、それを繰り返しながら絵本の内容が子ども達に刷り込まれた段階で、絵本の表記がひらがなから英語に変わり、英語のネイティブの発音でその内容が音声化されている。

私としては、ちゃんと絵本の内容を日本語でしっかり沁み込ませた段階で、その絵本の内容をネイティブの英語の発音で聞いて、耳で覚えていくというプロセスがいいなと思いましたね。

『教育コンテンツのデジタル化』

まさに、幼児教育の現場でも改革が進んでいるなと実感。もちろんアナログのほうがいいという園長先生や保護者の方もいらっしゃると思いますが、世の中の流れを考えると、デジタルでもちゃんと効果があれば私は付加価値が高いと思いましたね。

現実的な問題として、同じ絵本を読み聞かせしても読み手となる先生のスキルやレベルは良くも悪くも差があるのが現場としての課題の1つ。ましてや、英語の発音となったら、もっと差がありますし、ネイティブレベルの発音ができる先生はほぼ存在しないというのも現実。

もちろん、現実的にはアナログタイムとデジタルタイムの融合をうまく調整しながら子ども達にアプローチしていくことが大切だなと思います。

そして、絵本の最後には必ず童謡が掲載されていて、それをみんなで歌うわけですが、実際ピアノが苦手な先生も多いわけで、それがモニター音源でちゃんと流れてきて、最初は言葉つき、そしてカラオケスタイルになって、子ども達が歌うという流れも構築されていましたね。

そういう意味では、教育現場の品質管理ツールとしても機能するはず。

読み聞かせや英語やピアノが苦手な先生でもそれをうまく使えば、ある一定の品質で教育提供ができますからね。

そして、『雑賀さん、実はこれだけじゃないんですよ。』

ということで画面が切り替わると、メタバースの世界??

メタバースとは「インターネット上に構築された三次元の仮想空間」のことですが、まさに教育施設の中のような空間デザインになっている。

そこには教室がいくつかあり、会議室もあり、個別相談室もある。

例えば、この仮想教室の中で、私が研修を開催することも可能。遠く離れている誰かと会議することも可能。情報交換会も可能。個別相談も可能。

まさに、『メタバースを活用した教育プラットフォームづくり』

これに着手していくのが大きなこれからの戦略であって、そんなプラットフォームでつながった方々へ教育コンテンツをどんどん提供していくことで日本を底上げしていきたいという発想。

なんだか直観的ではありますが、『これは画期的だな』と思いました。

会員になるとIDが発行されて、そのIDでメタバースの中に入ることが可能。そこには各教室の時間割があって、自分の好きなテーマの研修にでたり、勉強会に参加したり、気軽に情報交換する場に参加してみたり、勉強仲間や相談仲間を作ったり、専門家による個別相談を受けてみたり・・・

時空や空間を超えた学びと教育の世界がそこに存在するということ。

ありがたいことに弊社CLPもそのプロジェクトに参画させていただくことになりました。

弊社CLPが今まで蓄積してきた研修プログラム(トップ向け、リーダー向け、新人向け)やパーソナルコーチングのサービスなどもその仮想空間で提供していけるようにこれから打ち合わせを重ねていきます。

サブスク課金をベースにして、各種提供コンテンツごとに別途課金していくようなイメージでしょうが、そこまでの詳細設定はこれから詰めていく感じですね。

まずは、プロジェクトを推進していくメンバーや組織とつながりのある園でテストしていただく感じになるでしょうか。まあある程度、時間もかけながらより良い教育プラットフォームを構築していけたらと思っています。

第1ステージとしては、幼稚園や保育園や認定こども園の経営者(理事長・園長)や現場の先生たちが学べるコンテンツを提供していくことにはなりそうです。

故に、各種の専門家の方々とつながって、その方々が持っている価値のある教育プログラムをラインナップしていけたらいいなと思っていますし、それが段階的にどんどん拡充されていくことによって、このプラットフォームの価値が高まっていくはずです。

私も専門家として、園の経営面や先生達の育成面のノウハウを提供していきたいと思っています。そしてより多くの方々とご縁がつながり、良い”クロス”が生まれることを願いながら、参画させていただければと思っています。

また、進捗状況はこのブログで随時お知らせできたらと・・・

とにかく、デジタル化の最先端とアナログの効果的な融合を実現して、より現代にマッチした教育環境づくりを進めていけたらと思っています。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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