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チャレンジする前からあきらめる悪しき言葉遣い?? ~自分の可能性を自ら見限るな~

毎日暑い、暑い、暑い・・・

外出先では、屋外と屋内の気温差が激しいので、カラダがおかしくなりそうですよね。

オリンピックが始まって、昨夜は眠い目をこすりながらサッカーの日本対パラグアイ戦をテレビ観戦していましたが、5対0で日本が勝利。素晴らしい結果だと思います。このままの調子を維持できれば、かなり上位進出が期待できる試合内容だったのかなと思いました。

息子のサッカーチームのメインコーチとして週末は活動している時間も増えているのですが、最近どうも子ども達の発する言葉が気になってしょうがない。

もちろん、コーチとして子ども達の成長につながる指導をしていきたいと思っているので、練習メニューなどもいろいろ考えて、次の成長促進につながる練習メニューを提示することが多い。

今、ちょっと難しいけれど、トレーニングを継続していけば、段階的にスキルアップするようなメニューをよかれと思って提示しているわけですが、そんなときに数人の子ども達から発せられる言葉がどうしても気になる。それは・・・

『無理~』というフレーズ。

自分ごとではありますが、小学2年生からサッカーをスタートして一生懸命楽しんでいた時代を振り返ったときに、コーチから練習メニューを提示されて「無理~」と発言したことは1度たりともなかったと思います。

しかも、めちゃくちゃ無理難題を押し付けているわけではなく、ちょっとだけ難しいレベルを提示しているだけなのに、すぐに”無理”と発言してしまう子どもがちらほら。(数人レベルですけど)

そこで思うのは・・・

『チャレンジする前からあきらめる言葉』

『自分の可能性を自分で見限る言葉』

それが”無理”という言葉であり、それを無意識に普段から発言してしまう子ども達には、そのマイナスのクセを修正してもらわないと。サッカーだけではなく、これからいろいろなチャレンジが必要な場面で、逃げ言葉を使って、現実逃避してしまう。それだと、成長が停滞するだろうということ。

もちろん、悪気なんてないことはわかっているのですが、もっと自分が発する言葉が自分とまわりにどれだけ影響を与えているかを知ってほしいなと思うのです。

脳科学者の西剛志先生のセミナーに参加したときに、言葉が持つ4つのパワーという話がありました。

(パワー①):言葉は脳に作用し、見えるものまで変化させる

(パワー②):言葉は感情に影響を与える

(パワー③):言葉は体にも影響を与える

(パワー④):言葉は心理状態と能力まで影響を与える

まさに、”無理”というフレーズを多用していると、見えるものの捉え方がネガティブになる。感情と身体にマイナス作用する。もともと持っているポテンシャルを存分に発揮することができない。

ちょっとおおげさに言ってしまえば・・・

『たった1つの言葉が人生を変える』

人間は1日に約5万~6万語の言葉を脳から発信しているそうです。言葉として発する以外にも、独りごとであったり、妄想の中で登場してくる言語だったり・・・

それだけの量の言葉を毎日唱えているわけですから、その内容がポジティブなのかネガティブなのかで自分への影響度が大きく違ってくる。日々当たり前に習慣的に発している言葉なので、あまり自分の言葉の中身やフレーズを意識していない人が多いかもしれませんが、あらためて自分がよく使う言葉を意識的にひろってみるとよいかもしれません。

無意識に使っている言葉の中で・・・

ポジティブフレーズが多いのか?ネガティブフレーズが多いのか?

相手を褒めるフレーズが多いのか?軽蔑するフレーズが多いのか?

自分でわからなかったら、身近にいる人に聞いてみるとあらたな自分に気づくきっかけになるかもしれませんね。だから、『無理~』となにげなく発信してしまう数人の子ども達には、雑賀コーチから自分が無意識に使っているネガティブフレーズに気付かせてあげる必要があるでしょう。

自分は職業柄、その人が発する言葉を注意深く拾う習性があります。それをある程度把握することで、その人の精神状態や基本的なマインドタイプを把握する必要があるので・・・

『言葉は自分をよい方向に導くためのパワーを秘めている』

だからこそ、自分が無意識に使っている言葉を意識して大切にしたほうがよいということになりますよね。私はこれをセルフコミュニケーションと言っています。成功して上手くいっている人の言葉と、なんだかいろいろなことが上手くいっていない人の言葉を意識的に拾ってみるとすごく差があることに気づくはずです。それは、セルフコミュニケーションの質が明らかに違うからに他なりません。

上手くいっていない人が無意識に使ってしまうフレーズは、お伝えしている『無理』以外にも

『できない』『わからない』『難しい』

などなど。自分はこれらのフレーズを”思考停止フレーズ”とネーミングしています。その言葉を使うことで、自分が考えることやチャレンジすることを辞める指令を脳にだしていることと一緒ですからね~

だから、思考停止フレーズを普段から連発して使って時間を過ごしている人は基本的にはどんな分野でも上手く行かない人だと思ってよいでしょう。それは、実はまわりや相手のせいではなくて、自分のせいですから・・・でも、そこに自分では気づけない人も多い。

要するに・・・

当たり前に使っている言葉なので、普段はあまり意識していない人が多いですが、あらためて自分が大切にしている言葉であったり、普段使っている言葉にフォーカスしてみると、人生が良い方向に転換していくきっかけを見つけることができるかもしれない。

ということを、サッカーのコーチングタイムに感じた違和感からメッセージにしてみました。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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