自分の役割を発見できない不安と行き詰まり感からの脱出 ~自分の想いと今やっていることを結びつける~
- 2024.06.06
- MESSAGECONSULTINGPERSONAL COACHING
ふと、就職求人サイトや情報をリサーチするのが好きな我が家の奥さん。
最近、けっこういろいろな職種で求人募集が多くなっているらしい。だからいろいろリサーチしながら自分の未来を妄想するのも楽しいらしい。
なぜこの時期に求人募集が増えるのか?
それはこのタイミングで転職や退職をする人たちが多いということが要因の1つでしょう。
先日も顧問契約先の認定こども園の園長先生からメールをもらって、新人の先生の体調がここしばらく安定せず、その流れの中で『適応障害』の診断を受けたと・・・
『本人のやる気はある様なのですが、身体と一致しないのが本人もつらいところだと思います。現在1ヶ月の休職対応で、2週間スパンでの診断を参考に様子を見ながら徐々に復帰を目指して行くプラン』
という内容でした。
こんな現象が多くの組織で現在進行形で起こっているということなんだと思います。
グーグルアナリティクスで自社HPの閲覧数などをたまにチェックするのですが、ここ最近閲覧数が伸びている記事がこちら。(お時間のある方はぜひご一読下さい)
いろいろな理由はあれど、今の職場や仕事に不安や不満や悩みを抱えている人は、『人生の岐路』だと自分の今を認識して、キーワード検索しているのかもしれません。そういうステージを迎えている方が今まさに多いのかもしれません。
そんな精神状態の方々に伝えたいメッセージとして上記のブログ記事を書いたわけですが、余裕がなければないほど、なかなか素直にその文章を真正面から受け止める、受け入れるのは難しいのかもなとあらためて思う自分がいます。
その記事でも書いているのですが、人が世の中に貢献できる段階的なレベルがあると考えています。
ステージ①:自分の役割を認識すること・見つけること(自分の生きる道(職)を決めること)
ステージ②:自分の得意な部分を活かして、その役割に邁進すること(一般社会人の仕事)
ステージ③:各人の力を見極めて、適材適所に配置して、大きな力に変えること(リーダーの仕事)
ステージ④:それを通じて、世の中を良い方向に変えていくこと(トップの仕事)
上記のどのステージで息詰まっているのか?燻っているのか?
それは人それぞれ違うわけですが、その多くの停滞ポイントは、ステージ①のところかなと。
『社会の中で自分の役割を発見できない不安と行き詰まり感』
誰からも否定されたり、罵倒されたりしたわけではないのに、なんだか自分で勝手にいじけている人からの相談を受ける機会は多いほうかなと思っています。
そんな人たちは、目の前にちょっとめんどくさいこと、ちょっと自信がないことに対して逃げ腰な傾向が共通しています。そして自分事というよりも他人事のような姿勢であらゆるモノゴトを捉えてしまう。
その逆にステージアップを段階的にし続けていく人達は、とにかく目の前のことにチャレンジして向かっていく姿勢を持っているんですよね。
この差を生み出している要素は何か??
個人的には、『自分を信じる力=自己肯定感&自己信頼感』の差かなと思っています。それに加えて、『諦めない心とチャレンジ精神』にも差があるなと。まあ、そもそも諦めない心やチャレンジ精神につながるベースメントは、自分を信じる力なんだと思うのです。
そして、『なりたい自分を強くイメージしているか否か』
このマインドの差もどのステージで停滞するかの差を生み出しているのかなと思いますね。良い意味での”欲望”や”渇望”は人が成長するためにとても大切ではないでしょうか。それが不明確すぎると、どこの職場に身を置いても、どの職業を選択しても、踏ん張れないので、自分の役割というやりがいを手に入れることが難しくなる。でもそれって自分自身のあり方(スタンス)に問題がある。
コンサルタントやコーチとしての活動時間の中で、あらゆる人たちと接すれば接するほど、人による上記の差異を感じます。もちろん、相談を受けた方々には、そこに気付いていただくようなアプローチや差異を縮めていくようなサポートをすることが自分の役割の1つですかね。
まあ、自分自身は今、1つの会社のトップとしてビジネスをさせてもらっているわけですが、
『人生の各ステージで①②③を高いレベルで積み上げていかないと、かつそれを人よりもスピーディーに積み上げないとステージ④なんて実現できるわけがない』
という感覚を20代くらいから強く思っていました。もともと30歳で独立するプランを立てていたので。
ステージ③の『各人の力を見極めて、適材適所に配置して、大きな力に変えること』
については、ある意味、自分の会社のコンセプト&ビジョンにつながる考え方でもあります。
ワードは違いますが、意味としてはほぼ一緒。
でも、その前提となるのは、ステージ①②をクリアしていること。
役割を認識して積み上げた結果として、自分の得意を持っている人達の良質なご縁をつないでいければ、より大きな力や価値に変えられるという思い。
それを、コンサルティングやコーチングやクリエイティブやコミュニティの力を使って実現していく環境づくりをする会社。そんな思いが『クロスライフパートナーズ』という社名に込めれらています。
ありがたいことに、自分の人生のステージ①②の積み上げ時間の中で、幼児教育という世界と出会いました。当初はそこまで考えはいませんでしたが、今となってはステージ①から④までを力強く進んでいく人財育成の根っこは、幼児教育にあるという思いで、仕事をさせてもらっています。
そうやって、自分が大切にしている想いとやっていることを自分事としてしっかり結びつけることができたとき、人間は明確なスイッチが入るのかなとも自分の経験則で感じています。
『自分の想いと今やっていることを結びつける』
これが今回のキーワードかなと・・・書きながらこの言葉にたどり着きました。
逆に言えば、自分の想いもなんとなくしかなく、やっていることも他人依存の状態だと、やはりその時間は消費されていくだけなんだと思いますね。
『生きている時間を自分事にして、価値に変えていくためには、自分の得意と武器を手に入れる努力をして、そこから見つかる役割に邁進できている時間を増やしていくことがポイント』
なのでしょう。そんな状態が増えれば、人生のハッピー指数やエンジョイ指数は高まるんだと思います。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。
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