経年劣化と経年優化の分かれ道 ~自分のメンテナンスポイントとは?~
- 2024.01.12
- MESSAGEPERSONAL COACHING
世界遺産『モンサンミッシェル』
2012年6月に、新婚旅行も兼ねたパリ研修旅行で訪問した場所。
名物の”オムレツ”はあまり美味しくなかった・・・
しかし、実際に世界遺産を体感できたあの時間は一生の思い出でもあります。その他、いくつかの世界遺産を見てきましたが、やはり、時を経ても、その佇まいは素晴らしいの一言。もちろん建築物としては、どうしても劣化してしまうと思うのですが、そこに人が集う限り、その場が発信しているエネルギーみたいなものは、永遠に続いていくのかなと思いますね。
先日、ふとしたタイミングで、『経年劣化と経年優化』というフレーズに出会いました。
経年劣化は読んで字のごとく、時の流れとともにモノゴトの品質や性能が低下していくこと。
こればかりは、しょうがないことですよね。人間も年をとれば、カラダ的にいろいろな機能が弱くなるもの。自分自身も今週末で48歳になりますが、さすがに昔のようにサッカーをバリバリにやっていたころの体力や筋力をこれから手に入れることは難しいことです。実は、このお正月も息子が溶連菌に感染して、自分も仲良く感染してしまい数日寝込んでいましたからね。(今は回復しております)
例えば、この年齢くらいになって、学生の頃のクラスメートと”同窓会”を開催すると、あまり変わっていない若々しいメンバーもいれば、逆にだいぶ老け込んでしまっているメンバーもいることでしょう。これは、同窓会あるあるかなと思います。
あまり変わっていない、もしくは学生時代よりも生き生きしているようなメンバーは、経年優化と捉えることができるわけですが・・・
『この劣化と優化を分けているものな何なのか?』
1つは、当たり前ですが、『セルフコントロール&プロデュース力』の差異なんだろうと思いますね。わかりやすいところで言えば、ウェートコントロールなんかは大きい部分ではないでしょうか。昔はバカ食いしても決して太ることはない時代がありましたが、やはり年齢を重ねると代謝が落ちるので、自分の体形はある程度意識しないとコントロールできなくなりますよね。自分を良い方向に律する心を大切にしているか否かだと思います。
もう1つは、『新しいチャレンジをしている人なのか』という部分も大きいのかなと思います。かなりの年齢の方でも、若々しく感じる人の共通項。
『時間をマンネリ化させず、常に新しいことにチャレンジして楽しい仲間と楽しい時間を過ごせているか?』
そうではなく、趣味もなく日々楽しもうともせず、同じようなルーティンライフを過ごしているか?その差も劣化と優化への分かれ道なように感じています。つまり、常に良い刺激を自分に与えるような環境設定を自分に課していくことがとても大切なのでしょう。
もう1つ言うのであれば、『自分のビジョンやコンセプトに沿った時間を過ごせているか?』その人が大切にしていることや成し遂げたいことのルート上に自分の時間軸がのっかっているという自覚を持って過ごせている人もいれば、そこをあきらめて達観して、流れに身を任せているだけの人もいる。これもまた差異を生んでいる部分なのかなと思いますね。
『セルフコントロール』『新しいチャレンジ』『ビジョン&コンセプト』この3点が良質な状態で時間を過ごすことができている人であれば、あまり経年劣化することはないのではないでしょうか。たくさんの方々とお会いしてきて、その差異から感じていることを自分なりに整理してみました。
上記の3点が良質な状態の人と出会ったり、会話をするような機会には、やはり前向きなエネルギーと刺激をもらうことができます。これは先ほど、お伝えした世界遺産と同じようなことかもしれません。その人の生きざまや歴史から発信されているオーラみたいなものを感じるわけです。別の言い方をすると
『味がある人だな~』『奥深さを感じる人だな~』
なんて言うのかもしれませんね。
人間だけではなく、モノにもそのような視点は共通すると思っています。
マイアイテムとして長年使いづづけているものをご紹介。
オメガシーマスター。社会人になって初ボーナスで一生モノとして購入したので、かれこれ24年くらい愛用しています。これはこれでなかなか渋くなってきてくれました。
ダンヒルの名刺入れ。これは大学を卒業するときに、サッカーサークルの後輩たちがプレゼントしてくれたもの。だから25年愛用。いいものは壊れない。革も更にいい味がでてきました。だから、社会人になってこれをずっと愛用し続けています。
そして、個人的に最も愛用歴が長いのが『ダナーライト』
高校2年生のときに、ちょっと気合いを入れて大人ぶって購入。かれこれそれから30年愛用品。もちろんいろいろと劣化部分がありますが、それなりにメンテナンスをしながら・・・この感じは新品では絶対に出せませんので、それはそれでお気に入りです。30年履ける靴もなかなかありませんよね~。これがダナーブランドの凄さかもしれません。
『経年劣化と経年優化』
もちろん、モノなどは人の価値観が違うので、劣化なのか優化なのかは判断が分かれると思いますが、少なくとも言えるのは、新しいものがベストではないこともあるということ。
人間も年齢を重ねて、人間として深みや味わいがでてくる人とそうでない人がいる。アラフィフ世代としては、やはりノーメンテナンスでは劣化していくばかりなので、どう自分を経年優化の方向に持っていくかを日々考えているわけですが、先ほどもお伝えしたように・・・
『セルフコントロール』
『新しいチャレンジ』
『ビジョン&コンセプト』
この3点を意識しながら時間の質を高めて生きていくことが大切なのかな~と思いますね。これが良い方向へ自分をメンテナンスしていくポイントではないでしょうか。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。
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