自分自身の”幸せの源泉”を満たしていく??~ライフスタイル全体の微調整を繰り返す~
- 2023.10.19
- PERSONAL COACHINGMESSAGE
昨日は、横浜駅にて幼稚園の園長&副園長先生と夜に会食をしながらのスポットコンサルティング(2時間)。
次年度からの新制度への運営移行に加えて、隣接する土地を購入されたということもあり、中期的な運営機能付加のプランニングについての意見交換タイム。
・児童発達支援事業
・1歳&2歳を対象とした子育て支援体制の提供プログラム拡充
・駅前賃貸物件によるサテライト施設での事業展開など・・・
そんな各種のテーマを段階的に具現化していくためのコンサルティングアドバイスをさせてもらいました。
現状でも地域一番園なのですが、そのステージに甘んじることなく、次への伸びしろを常にアンテナを張りながら考えている園長先生ですから、全体的な園児減少傾向の中で、ちゃんと園児数をキープすることができているんだと思います。
しかし、地域情勢から考えると、園児数をキープし続けることは一番園でさえも難しいと考えているので、その他の機能付加をすることで、法人全体の収益性を担保していかなければならないという考え方。とても大切だと思いますね。
さて、今日のテーマは『幸せの源泉』
人それぞれ、幸せの源泉は異なるわけで、かつそれは1つではなく、複数の源泉が重なっていて、そのバランス構成によって、その人が感じている幸福感が決まってくる。
でも、いざ、『自分自身の幸せの源泉は何だろう?』と考えてみると、明確に具体的に回答するのは難しいですよね。・・・皆さんはいかがでしょうか?
1つの指標として自分が思いつくのは、人間の根源的ニーズと言われている
『安定』『不安定』『重要感』『つながり』『成長』『貢献』
これらの中で、その人のニーズとして優先順位が高いものがちゃんと満たされている状態であればある程度、幸福感が満たされる可能性が上がるのかなと思います。
・仕事や生活が安定して落ち着いた時間を過ごせている
・仕事や生活がマンネリ化することなく、チャレンジできている自分を感じられる
・まわりの人たちに必要とされ重要視されていることを実感できている
・日々の中で、自分自身が成長感や向上感を実感することができている
・まわりや地域や社会に対して、自分自身が貢献できているという感覚をもてている など
上記はあくまでも一般的な例であって、人によってはその他にもいろいろと自分なりの幸せの源泉があると思いますね。
つまり、人間にとって幸せの源泉は複数存在しているので、例えばそれを完全に仕事だけで満たすというのも難しいことなのかなと。そこに固執しすぎてしまうのも窮屈になるのかなと。
仕事&プライベートすべてを含めた、その人のライフスタイル全体を通じて、それらを満たしていくというのが現実的であり、その人にとっての幸福感の良いバランスにつながっていくのかなと考えています。
Aさんは、仕事はすこぶるうまくいっていても、家庭が崩壊していたり、人間関係で悩みを抱えていたり、本当に信頼できる友達が少なかったり。
Bさんは、仕事はライスワークとして最低限のレベルでやりながら、自分の武器を活かして副業したり、趣味の時間を満喫していたり、地域ボランティアやコミュニティに入ってあるプロジェクトの中心として活躍していたり。
まあ、幸せの源泉と表現すると大げさに聞こえて、真剣に考えすぎてしまう人が多いかもなと思いますが、
『身近なこと、小さなことに幸せを感じられるか』
『大きな幸せよりも幸せを感じる頻度』
こういう思考への日々の意識転換も大切だと思っています。
つまり、幸せの沸点が高すぎる人は、自分でハードルを上げ過ぎて幸福を感じにくくしている。逆に幸せの沸点が低い人は、ちょっとしたことで幸福感が満たされる。
それを『幸せのルール』と習いましたね。
そのルールは自分で決めているものだし、自分で変更することができるということ。確かに、幸せのルール設定が高すぎて、いつも不幸だ、不幸だと嘆いている人やそんなオーラをだしている人もけっこう存在すると感じています。でも、それって自分でそう思っているだけの思い込みなのかもしれませんよね。あなたは不幸だと誰かに言われたわけではないでしょうしね。
例えば・・・
・朝、目覚めることができただけで幸せを感じる
・朝起きたときに天気がよかったり、新鮮な空気を味わうだけでも幸せを感じる
・素敵なパートナーや家族とご飯を食べているときに幸せを感じる
そんな日々の中にすでに存在している小さなハッピーを感じられる自分になることも大切。
ちなみに、私がふと思いついたのは・・・
家に帰ったら、家族が「お帰りなさい」と言ってくれること
雑賀さんのおかげで・・・とお客様やまわりの人に言ってもらえること などなど
皆さんにとって当たり前かもしれないけれど、
『あらためて考えてみると自分は、今すでに幸せなのかもしれない』
ということを、ふと噛みしめてみることもとても意味ある時間だと思います。
仕事だけよければいい、プライベートだけ充実していればいい、という少し偏った考え方ではなく、自分自身のライフスタイル全体を客観的に見つめ直し、あらためて、幸せの源泉が何なのか、それを更に高めていくために、何を足して、何を引いたほうがいいのか?
もちろん、人生のキャリアステージの変化の中で、それぞれの幸せの源泉もある程度は変化することでしょう。でも、その人にとってずっと変わらない項目もあるはず。
ふと、自分の幸せの源泉と現状のライフスタイルのマッチングレベルやズレについて考えてみることも大切なんでしょうね。そして良い方向に微調整していくことで、できるだけ幸福感のレベルを維持できるようにしていくこと。
実は、自分を大切にしている人って、皆さん自然と当たり前のようにそれを繰り返しながらライフスタイルの微調整をしている人が多い。そう考えると、
『自分の幸福感をキープする=自分を大切にする』
そんな公式が成り立っているのかなとも思えます。
職業柄、コンサルティングやコーチングの場面では、幸せの源泉との自分の仕事やプライベートタイムのマッチングのズレに対して、各人から相談を受けることも多く、そんなときは”良い方向への微調整”を一緒に考えるお手伝いをしながら、足し算や引き算のアドバイスをさせていただくことになりますかね。
特に心が不安定なときは、その人が自分と誰かを比較して作り上げてしまった虚像の幸せの源泉というものもありますので、できるだけその人の根源的でリアルな幸せの源泉をちゃんと自分で再確認したり、再整理するということも大切だと思っていて、そのプロセスをお手伝いするときも多いのかもしれません。
そんなお手伝いにご興味ある方は気軽にお問合せください。
まあ、複数ある自分の『幸せの源泉』について、あらためて整理してリスト化してみるとおもしろいかもしれませんね。その上で、現状の仕事&プライベートを含めたライフスタイルとのマッチングレベルやズレを微調整していけたら今よりも確実に良い方向に自分を導けると思いますよ。
今日は、幸せの源泉というテーマについて書いてみました。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。