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自信と悲観と強さ ~他人の評価や経験値ではなくセルフイメージや精神状態が大切~

今日は秋晴れの気持ちの良い天気ですね。

先ほどまで、オンラインでコンサルティング先の幹部&リーダーへの個人セッションを行っていました。創業メンバーとして、ゼロから10年以上会社の創成期のステージでガムシャラに頑張ってきたが、社員も増えてきて第2成長期のステージの中で、自分の次への目標やスイッチの入れ方がここ最近難しい・・・人間は自分の中でのマンネリ化と常に戦っているのかもしれません。

『安定が良いのか不安定が良いのか?』

人間にとっては、どちらも必要なんでしょうかね。ずっと不安定も嫌だし、ずっと安定していてもワクワクしなくなってしまうし、ないものねだりの連続?が人生というものなのでしょうか。

”安定と不安定”を反意語と言いますが、今日のテーマはその反意語から発想して・・・

『自信と悲観』について

自信がみなぎっている人とその逆に自分のことをすごく悲観している人。世の中には、両方の人が存在していますよね。

特に最近は、自分に自信がなくて悲観ばかりしている人と接することも多いような気がしています。

『根拠のない自信』

明確な根拠はないけれど、自信にあふれている人と接していたほうが、自分にとっては心地よい時間だと思っています。但し、自信が過信となって、自慢話ばかりしているような人はあまり好きではないですが。

その逆に、誰にもそんなこと言われていないのに、自分のことを勝手にダメな人間だと決めつけてしまうような人と接しているとこちらまで気分が滅入ってしまいますよね~。

『根拠のない悲観』

そんな人に「今の自分は好きですか?」なんて質問をするとほとんどの人があまり好きではありません」と返答します。

脳科学者の西剛志先生の講義で学んだ内容に、

自信が生まれる究極の心理面=『自分のことを好きになること』

というものがあります。

つまり、根拠のない自信の源は、「自分のことが好き」という状態で居続けることなのかもしれませんよね。

”自分のことが好き”を別の言い方をすれば・・・

『自己肯定感』 『自己信頼感』 『自己有用感』と表現することもできます。

これらは、大人になってからというよりも幼児期や子どもの頃に芽生える重要な感覚。

愛情にあふれた環境で育ったか
★日々の頑張りを認めてくれる人がいる環境で育ったか
★究極に困ったときに、絶対に味方をしてくれる人がいる環境で育ったか

そんな環境であったか否かで大きく差異が生じるのではないでしょうか。

なぜ、そんなことを伝えたかったのかというと・・・

『大人になってしまってからだとなかなか変革できない要素』

だと、仕事の現場での体験を通じて痛烈に感じているからです。

根拠のない悲観思考は、ある意味成長する上で大きなハンデを背負っている状態だと思うわけです。

そして、社会にでればどんな人でも困難な場面や状況に直面する機会がたくさんあるでしょう。そんなときに、忍耐力を発揮して乗り越えていければ次のステージに進めるのですが、根拠のない悲観思考がそのステージに進むうえでものすごい足かせになってしまう人が多いな~と感じるわけです。

『困難を乗り越える力がある人ほど、フローが加速する』

困難を乗り越える力を持っている人の信念は・・・

『最大の困難には、自分を成長させる最上の種が宿る』

これを大人になってからではなく、子どもの頃にどうやってカラダと頭に刷り込ませるか・・・とても大切なポイントだと思うので、研修や講演会のときにはそんな話をすることもありますね。

だって、根拠のない悲観思考の人にそんな話をしても、言っていることは理解できたとしても、本当にその場面になったら結局は、乗り越えることから逃げる言動や行動になってしまうことがほとんど・・・

『人間の根っこはそう簡単には変えられない』

そんなことを考える日々なのですが、だからこそ幼児教育や家庭教育というものは、本当に大切だと思いますね。

『根拠のない自信』は、困難を乗り越える力の源でありその人の強さそのものである。

そう思います。

先日ある有名なお笑いタレントが、テレビでこんなことを言っていました・・・

「強さとは、他人の評価や経験値ではなく、セルフイメージや精神状態である」

とても共感する言葉だったのでメモをしておきました。
一流になる人は、ズバッと本質をつくメッセージを持っているんですよね。

『根拠のない自信』がその人にチャレンジするパワーを与えている。逆に言えば、チャレンジ精神の源になっているのが、自己肯定感や自己信頼感とも言えます。

いつも、自分を悲観している大人が自分のまわりに多かったら、子ども達は自分が大人になることに臆病になったり、窮屈に思ったりすることでしょう。その空間の中には、ネガティブな空気間が充満してしまう。

そんな大人は罪だな~と思ってしまいます。

楽しくてワクワクな未来への期待値を増幅させてくれる人たちがたくさんいる環境で子ども達が育ってくれたら、臆病にも窮屈にもなることはないと思いますね。

『自信と悲観』

どちらも根拠がないものだとしたらセルフイメージの力が重要。でもその根源的スイッチは、幼少期にある程度決まってしまうのかもしれませんよね。少なくとも、一人の大人として子ども達が自分の未来に対して臆病にも窮屈にもなることのない環境づくりを心掛けたいものですね。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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