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即行・即処理グセと習慣化 ~すぐにできることを後回しにしない~

今日は午前中、七里ガ浜の海岸まで約1時間のランニングをしてきました。最近、我が子のサッカーチームのコーチをさせてもらっていますが、たまに、コーチ陣でチームを組んで、フットサルやサッカーの大会に出場することがあるらしく・・・

今月と来月にその予定があって、久しぶりに自分もちゃんとサッカーをやる環境が与えられようとしているので、その環境は素直に受容して少々その準備的な要素もあって、ランニングに。

ちゃんとサッカーをやるのは10年ぶりとかそういうレベルかもしれません。もちろんシニアのおじさん達のチームでの話ですが、やるからにはそれなりのレベルでやりたい人間なので。

さて、今日のテーマは『即行・即処理グセ』

時間管理やタイムコントロールのテーマで、コンサルティング現場でレクチャーをする機会はそれなりにありますが、やはりそれは、人によってそのスキルや力量に差があるからでしょう。

現場でよくお伝えするのは・・・

『すぐにできることを後回しにしない』ということ。

例えば、誰かから仕事の日程調整の連絡がメールできたとき、自分のスケジュールを確認して空いているかどうかを判断する時間は数秒でできる。そして、その回答を返信するのも1分か2分程度もあればできる。

つまり、リアクションにかかる時間は、3分程度あれば十分な案件ですよね。でも、人によってはその返信タームが、1日かかる人、3日かかる人、1週間かかる人・・・

実際にはその人によってリアクションスピードが様々なのが現実ですよね。

私も月ごとにご訪問しているコンサルティング先との日程調整の連絡をする機会が多い。もしくは確認事項についてメールしてその返答を待つという状況もよく発生します。

正直、その際のリアクションスピードも相手によってぜんぜん違うんですよね~

1回のメールでは返信がほとんどないので、ラインも活用して催促しないと、返信が得られない人もいます。すぐに確認して次のフェーズに進みたいのに、返答が3日経過しても、1週間経過してもないから、進捗保留になってしまう状況もちょこちょこ発生しています。

この状況が繰り返されると、互いにもったいない時間の積み重ねになりますよね。正直なところ、こちらの仕事のリズムやスピード感も崩されてしまう・・・

でもその逆に、まさにタイムリーなのですが、先ほど、コンサルティング先の社長と久しぶりに会食でもして、いろいろ情報共有したいなと思ってラインをしたのですが、1分以内に返信があって、開催しましょう!!との言葉が。そしたら数秒後に、この日どうですか?と3日分の候補日があって、私も即座に返信して、開催日程もすぐに決定しました。この工程にかかった時間はおそらく5分程度。

同じような日程調整の連絡のやりとりをしているのに、そこにかかる時間はこれだけ差があるということなんです。これは、私なりの経験則で思っていることですが・・・

『優秀な人ほど、即行・即処理グセの習慣化ができている』

もう少し、捉え方を変えると、忙しいけれど、ちゃんと成果を出せている人は、すぐにできることをすぐに判断して処理していかないと、仕事が溜まってしまって、良い仕事につながらないという思考を持っているんだと思います。

いくら力を持っていても、仕事が溜まり過ぎたら、1つひとつにかける時間もとれなくなるので、パフォーマンスやクオリティーを維持するのは困難になりますからね。だからこそ、仕事をためないためのポイントの1つとして『即行・即処理グセ』を意識しているということになりますかね。

先日のブログにも書きましたが、すぐにできることをやらないで、ため込んでいくデメリットとしては・・・

『頭の中がぐちゃぐちゃになって整理整頓しにくくなる』

『それと同時進行で時間のコントロール感を失いがちになる』

『その結果として多くの案件に対して、ごてごての対応になる』

『そのプロセスを通じて肉体的にも精神的にも不安定になる』

もちろん、不安定な状態で日々過ごしていますから、地に足がついていないですから、仕事や業務のパフォーマンスもクオリティーも低くなる。そんな悪循環スパイラルに。

でも、その悪循環のもとはどこから発生しているのか?

それが、すぐにできることに対する『後回しグセ』なのかなと思うのです。

一つひとつのスポット的な場面では大したことはないのですが、それが重なりあってくるとすぐに処理しきれない大きな塊としてのボリューム感になってしまう。そんな後回しグセの罠にはまっている人に遭遇するときもあるので、そういう人には、日々の『即行・即処理グセ』にフォーカスして過ごすようにアドバイスさせていただくことがありますかね。

大きな塊になる手前は、すべて小さな部分なわけですから、そこで処理や対応しておいたほうが手間もそこまでかからないですよね。これって、部屋や家などの掃除と一緒かもしれません。

ちょっとした汚れの段階で掃除すればすぐに落ちるのに、それが重なってこびりついた状態になってから掃除しようとしても、何倍も時間がかかったり、その汚れはもう落ちなかったり・・・

自分自身もなるべく『即行・即処理グセ』を意識しながら仕事や生活をしていますが、もちろん完璧にできているなんてことはございません。

でも自分のリアクションスピードの遅さによって、相手のリズム感やスピード感を崩してしまったり、仕事全体の進捗を遅らせてしまったりすることは、社会人として信頼度を下げる要因になると思っているので、今後も気を付けながら過ごしていきたいと思っています。

皆さんも自分自身の不安定や悪循環の根源的原因が、日々のちょっとした意識の持ち方で改善されていくことはあると思いますので、自分のちょっとしたクセや傾向などについても見つめ直してみるといいかもしれませんね。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

素敵な週末をお過ごしください。

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