目の前に現れる壁に対して大切にしたいこと ~捉え方で人生は大きく変わる~
- 2023.08.09
- PERSONAL COACHINGMESSAGE
最近、ゲリラ豪雨のようなスコールのような激しい雨に突然襲われますよね。季節の変わり目ということなのでしょうか。
昨日、日中は、学校法人が新しくオープンさせた認可保育園のHP制作の原稿ディレクション。お客様におおまかな原案を作成していただいて、その原案をたたき台にしながら、私の方で全体の構成イメージを考えながら、文章編集をする感じですかね。
今回は、簡易的なHP(ミニマムモデル)がご希望でしたので、掲載できるメッセージも極力最小限にする必要があるのですが、それはそれでけっこう絞り込みが大変なんですよね。
そして、夜は銀座にてパートナーシップ契約を結んでいる企業様との情報交換&会食。久しぶりに銀座で食事をさせていただきましたが、有意義で楽しい時間となりました。やはりいろいろな方々とのクロスタイムの必要性を肌で感じる機会になりましたね。
そして、今日は午後から、コンサルティング先の企業の幹部の方とオンラインコンサル&コーチング面談。
さて、今日のテーマは『壁』
ベストセラー作家の喜多川泰さんの著書である「手紙屋」の中にはこんなことが書いてあります。
★『急がば回れ』
人が夢や目標を持つと、目の前には必ず壁が現れます。とりわけ大きな夢を描く人には大きな壁が現れます。人はどうしてもその壁を乗り越えることだけに意識を集中してしまいます。
実は、乗り越えることよりも、どう乗り越えようとしたかのほうがはるかに重要なのですが、視野が狭くなり、どんな方法であれ乗り越えさえすればいいというような気になってしまうのです。
ある一つの職業を将来の目標と定めるとき、多くの人は何が最短ルートなのだろうと考えがちです。そしてその最短ルートに向かっていくのが、最良の方法だと思っています。
でもそれは必ずしも最良のルートではないのです。
自分の夢を実現するためには、「しっかりしたゴールを持ち、常にそのゴールを忘れない」ことが大事だとよく言われます。
しかし、素晴らしい成功の人生を送るためにはそれ以上に大切なことがあるのです。それは、「今、目の前にあるものに全力を注いで生きる」ことです。
このことを忘れてはいけません、これは何よりも大切な成功法則といえます。
目の前に現れる壁は、一見あなたにとって必要なさそうなものに見えても、自分が進もうとする人生にどうしても必要だから現れるのです。
このように人生におけるあらゆる壁は、あなたが決める生き方に応じて目の前にやってきます。
だから、目の前にやってくるものを、取捨選択しないことです。
「これはいる、いらない」と、そのときの自分で判断していると、後悔するばかりでなく、自分の持っている秘めた可能性を開花させることはいつまで経ってもできなくなるのです。
最短ルートや具体的手段に惑わされないで、本当の夢、目的を見つめてみてください。そのときが、あなたの人生の始まりなのです。
この文章は自分の中でインパクトが強かったので、パソコンに入力しておきました。
生きていれば、そして仕事をしていれば、すべて思い通りに行くことなんてなく、理想や予想と現実に差が生じることのほうが多いのが人生でしょう。もちろん自分自身も毎日がその連続。
『自分が悪いことしてないのに、なんでこんなことが起きるの・・・』
『こんなに頑張っているのに、なぜ結果がでないの・・・』
そんなふうに思いながら、人は日々の理想と現実のギャップに葛藤しながら生きている。
理想のイメージと現実の差異が大きければ大きいほど、それを人は『壁』や『問題』と認識します。その大きな壁や問題と対峙したときに、大切にすべきことを上記のメッセージが示唆してくれていると思いますね。
自分が20代前半のとき、こんな言葉を教えてもらいました。
『世の中で起こることはすべて必然・必要・ベスト』
世の中で起こることには、良いことでも悪いことでもそのすべてに意味がある。
つまり、必然性があって起こっているし、必要があって起こっている。
過去には戻れないのだから、その事実が現時点でのベストであると考えよう。
どんな大変なことでも、その人間にとって乗り越えられないことは起こらない。
どんな苦労も試練も自分を成長させてくれる贈り物だと思えばいい。
そう思って経験すれば、人間性も磨かれる。
すべての出来事は、自分に何かを教えるために起こること。
世の中に、不必要なことなど1つもない。
だから、すべてのことから学ぶ姿勢を持てるかが大切となる。
『働くとは、生まれた役割を果たすこと!!』
勉強して夢と希望を持ち、自分が今取り組んでいること、これから取り組まなければならないことに生命をかけなさい。
人は日々さまざまなことに挑戦し、成長し、自己の人間性を高める旅の途中にあるのだと思います。自らの長所を発見し、その長所でもって社会や人々に貢献することが使命です。
どんな人間でも生まれたからには、使命、役割がある。その使命を果たすべく、長所を授かって生まれてきたのです。働くとは、生まれた役割を果たすこと!!
役割を早く発見し、確信する、その旅路に自らが成長するための課題がある。その思いがあれば意味ある人生になる。そしてもっと成長したくなる。それをいち早く発見できた人は幸せになれる。
そんなメッセージを当時の尊敬する上司が伝えてくれたことを覚えています。
つまり、目の前の表れた壁や問題に対する捉え方で人生が大きく変わるということなんだと思います。その壁や問題が自分にとって必要だから起こっていると思えるのか、それとも自分は不幸な人間だとネガティブに捉えていじけてしまうのか・・・
その捉え方や思考が違うから、その人がそこでとる行動の質やレベルに差異が生じるわけですよね。そこで考えに考えて、情報収集して相談に相談を重ねて自分の行動変革で突破した時間だけ人はリアルに成長できる。自分の人生や経験を振り返っても、それは実感していることですね。
『現実逃避してしまうのか、ちゃんと向き合うことをセレクトするのか』
職業柄、毎日のようにご自身の前に表れた壁や問題を抱えている人からの相談を受けるわけですが、相談をしてくる人にも大きく2つのタイプが存在していて、他者依存の丸投げタイプの人とちゃんと向き合って、自分なりに真剣に考えた上で相談してくるタイプの人がいます。
次のステージに進むためには、その時点ですでに差がついているんですよね~
前者の人は問題対処をしている時間だから、時がたてば同じような壁や問題が生じてまた悩まされる。後者の人は問題解決をしていく時間になるので、次に同じような壁や問題が生じても前回よりも簡単にクリアすることができる。つまりこれが成長している人と停滞している人の差というものなのでしょう。
問題対処と問題解決の記事については、以下に添付しておきますので、ご興味ある方はクリックしてご覧ください。
まあ、冒頭にも書きましたが、生きていれば必ずなんらかの壁や問題と向き合っていかなければなりませんので、そんなときに大切にしたい意識や考え方について少し整理してみました。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。