未来でもなく過去でもなく今を大切にする ~余計なことを考えすぎない~
- 2022.10.19
- MESSAGEPERSONAL COACHING
だいぶ秋も深まってきて、日によって服のセレクトに頭を悩ましている方も多いのかなと思います。
職業柄、講演会や研修会の講師を依頼されることもちょこちょこあるのですが、そんな背景もあるので、人の心に響いたり、自分も共感できるようなメッセージに自然とアンテナを張りながら過ごしているほうかと思います。突然素晴らしいメッセージがどんどん舞い降りてくるとき、つまりゾーンに入るようなときも体感したことはありますが、基本的には、アウトプットするための素材はきちんと自分の中に蓄えておかないと、その質を維持することは難しいですよね。
もちろん、このブログを書き続けることもその質を担保するためのトレーニングの目的があります。そんな自分も理想と現状のギャップに心が不安定になったり、ネガティブになったりすることがあるわけで・・・そんなときにまさに自分の心に勇気を与えてくれる言葉や、大切なことを再確認できる言葉に助けられていることもあります。
なんだか、自分の中で順調にモノゴトが進んでいない状況のとき、余計なことをいろいろと考えすぎて、自分で自分を悪い思考と方向に導いてしまう。そんな傾向は多くの人に共通している傾向なのかなと思っています。自分もちょこちょこそんな思考と方向へのスイッチがいつの間にか入ってしまっている自分にふと気が付くときがあります。
過去のそんな状態の自分をあらためて振りかえってみると・・・
余計なこととして起こりがちなのが・・・
未来に対してやたらとポジティブで楽観的な見解をしていたり、
逆に未来に対するネガティブなシナリオを妄想してやたらろ不安になってみたり、
過去のやり方から抜け出せずそこに執着している自分がいたり、
過去の良かったことをただ思い起こして余韻に浸りながら現実逃避してみたり、
そんなことを考えている時間。
つまり、未来や過去のこと、つまりまだわからないこと、もう終わっていることを考えすぎているときに人は調子を崩している傾向が強いのかなと思うわけです。そんな自分の状態になっているときに、ふと大切なことに気づかせてくれる2人の名言がこちら。
『未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ』(BY 堀江 貴文)
『過去は今の色に染まる』(BY 林 修)
この2人のメッセージが共通して教えてくれていることは・・・
『未来でもなく、過去でもなく、今を大切にする』
ということですよね。
何か上手くいかないとか、イメージ通り進まないことも多々ありますが、それは・・・
『今を大切にしていない自分がいるのではないか』と自問自答してみるとよい。
現実逃避のために未来や過去に思いを馳せすぎるのはよろしくないということ。
上記の2つのメッセージについては過去にそのテーマでブログ記事を書いているので以下にリンクしておきます。
今が未来につながっていくわけですから、できるだけ良い今の積み重ねが良い未来を作ります。
過去の積み上げが今につながっているわけですが、今を最高の状態にしていけば、過去もポジティブな経験値として捉えることができます。
だから、未来にとっても過去にとっても今を大切にすることが一番大切である。
こうやって整理してみれば、当たり前に感じるかもしれませんが、日々のいろいろなライフシーンの中で未来と過去に対する余計なことを考えすぎて、今自分自身ができること、やるべきことが不十分な状態で過ごしていたり、疎かになっていたり・・・そんな状態になることは私も含めて誰にでもあるのではないでしょうか。完璧な人間はいませんし、完璧主義な人はもろい部分も共存していますからね~。
だからこそ、自分をよい方向に軌道修正させていくための自分に問いかけるセルフメッセージを自分で所持しておくことも大切だと思うんですよね。
皆さんは自分なりの大切なセルフメッセージはありますか?
その内容は人ぞれぞれでいいですし、別に人に公表するものでもないです。自分の中で密かに大事にしていればよいと思います。
『今を自分のベストカラーに染める』
もちろん、常にベストカラーを維持するなんて難しいとは思いますが、そこに向かうための気概やモチベーションを自分で維持しながら、未来や過去に振り回されず、今やるべきことに集中して時間を過ごしていくことが、今を大切にするということではないでしょうか。
自分の心や思考が不安定だと感じているときに、自分なりに大切にしているセルフメッセージについて紹介してみました。こうやって言葉のパワーを使うことも人間としての生きていく上での賢さだと思います。
だから、そんなメッセージを発信しれくれる人達はとても貴重な存在なんだと思います。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。