1泊が2泊になってしまった関西出張 ~軸と本質を見失わない~
- 2022.07.16
- 園トータルサポートCONSULTINGGOURMET
久しぶりのグルメ画像。
今週1泊2日の予定で関西方面に保育園のコンサルティングで行ってきたのですが、そこでご馳走になった海の幸。出張の1つの楽しみですよね~。食事の後、「カフェに行きませんか?」と園長先生からお誘いを受けて向かった場所は、こんな素敵な空間でした。
昔ながらの温泉街にこんなオシャレなブックカフェがあるとそれはそれで新鮮であり、オーナーのセンスを感じます。古き良き風情の中に溶け込むハイセンス空間。コーヒーはおかわり自由で半個室もあったりして、平日の昼間だったら、お客さんもほとんどいないので貸し切り状態。ゆったり1日ここで本を読みながら過ごすことも豊かなリフレッシュタイムになることでしょう。スターバックス的に言うと、まさに『サードプレイス的な機能』をコンセプトにしているのかなと思われます。
こんな空間と機能が幼稚園や保育園にあれば他園との差別化+地域ブランディングになるのにな~と感じながら、園長先生夫妻とゆったりケーキセットをご馳走になりながら過ごしていたら・・・なんと、ギリギリで乗らなければならない電車がすでに発車してしまったことに気づくという失態。
という状況だったので、お寺の保育園なので、ありがたいことに、お寺にもう1泊させていただくことになりました。ちょうど温泉街で食事をしていたので、素敵な露天風呂のある温泉にも連れて行ってもらい・・・たまたま翌日仕事がフリーだったの不幸中の幸いと言いましょうか。翌日1日かけて自宅まで戻ってきました。
こちらの保育園、10年前に出版した私の著書を読んで、園長先生からご連絡をいただいたことをきっかけにコンサルティングサポートがスタート。
今は、年間5回程度の訪問をさせていただきながらサポートしています。
場所的に半日以上移動に要するので、1泊2日で、1日目午後、2日目は午前中という業務稼働システム。
ちなみに、最近はその時間の中で、対象別の研修を3本行っています。
①全体対象の研修(1日目の夕方)
②全体対象の研修に時間制約上参加することができない先生への研修(2日目午前)
③先輩研修(キャリアハイのリーダークラス対象)
そのほかに、園長先生とのミーティング、主に園のマーケティング部分をメインにした担当メンバーとのミーティング、その都度、ピックアップしてもらった先生に対する個別面談、私の担当をしてくれているメンバーの先生との次回内容に向けたミーティング・・・などなど
そんな内容でけっこう分刻みでのコンサルティング対応となります。まあ、各園によってもちろんその内容やメインとするテーマなどは違うので調整して対応しています。幼稚園や保育園へのコンサルティングサポートという言葉だけではイメージできない方も多くいるようなので、イメージとして1つのパターンをご紹介させていただきました。(オフィシャルHPの対象ページも以下リンクしておきます)
このようなサポートスタイルは、顧問契約型の月次(定期)訪問コンサルティングというサービスですが、その他、オンラインコンサルティングや、簡易的なスポット相談&ショートコンサルティングといったお客様のニーズに合わせてある程度の幅をもたせて対応しておりますので、ご興味ある方はぜひお問い合わせ下さい。
上記の保育園は数年前までは、園児がピークのときよりも半分程度まで減少していましたが、それから改革を進める中で当時の2倍程度まで園児数を復活させることに成功。もちろん地域一番園となりました。
但し、地域の全体的な子どもの数が減少している中で、今後どうしていこうかをマーケティング会議などで常に検討しづづけています。園長先生も常にアンテナが高い方なので、上記のようなカフェがあればすぐにチェックして最新情報やトレンド感覚のインプットに余念がありません。
まあ、そんなトップだから、弊社CLPのコンサルティングに興味を示してくれたんだということでしょう。これからの時代は、既成概念の延長線での成長に限界値が見えてくると思っています。幼稚園でも保育園でも認定こども園でも一般企業でも、今までの価値観や業界内の常識の枠を超えたアイデアや運営スタイルが必要になると思いますね。しかし、その時に大切なのが・・・
『軸や本質を見失わないこと』
自分のコンサルティングスタイルでは、軸や本質をそこで働いている『人』に置いています。施設一流でも人材三流では絶対に永続しないですからね。一時的には反映してもすぐに廃れる。
やはり、自分のポリシーは、そこで働く人達に『一流の人財』になっていただくこと。その結果としてその園や会社やお店のファンが継続的に増えていくこと。その結果としてLTV(ライフタイムバリュー)が最大化される仕組みと環境が構築されること。そんなふうに思いながらいろいろなお客様に向けたコンサルティングサポートやアドバイスをさせてもらっています。
ですから、上記の保育園では、1回のご訪問の中で対象別の研修を3回もセッティングしたり、個別面談(パーソナルコーチング)の時間を多くとっているわけです。それぞれの先生が悩んでいる内容は多岐にわたるのでアドバイスする側も力量が求められますが、さすがにこれまで数百人の先生たちの相談やアドバイスを積みあげてきているので、ある程度の対応ポイントは理解しているつもりです。
今日は、日々のコンサルティング活動の1パターンを簡単ではありますがご紹介させていただきました。毎日違う場所でいろいろな立場の方々と接する中で自分も成長させていただいていることに感謝ですね。
それでは、皆様、素敵な3連休をお過ごしください。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。
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