自由への切符?? ~スポンジのような柔軟性が自分のやりたい道へとつながる~
- 2022.04.30
- MESSAGEPERSONAL COACHING
皆さんGWをいかがお過ごしでしょうか。今日は天気も良かったので、子ども達と一緒に葉山マリーナまでサイクリングをしつつ、綺麗な富士山を見ながら朝ごはんと食べる!!という企画を実行してきました。
朝から富士山&江の島の最高の景色を見ながらご飯を食べられるのはある意味ぜいたくな環境。それを子ども達にも体感させたくて・・・そんな話をしていたら娘が『逗子に住めて幸せだな~ パパありがとう』とぽつり。自分がなんとなく豊かなことだなと思っていることを、子ども達も同じように捉えてくれることってそれこそ、豊かな時間だと思いながらのモーニングタイムとなりました。
さて、前回のブログで智慧(ちえ)の3段階という話の中で、一番レベルの高い智慧が『修慧』であるということでしたが、修慧は体験や経験を踏まえて身を持って体得した智慧のこと。
以前、ネットサーフィンをしながらあるニュース記事を見ていたらこんな記事が目に留まりました。
ココリコの遠藤章造が語った言葉として・・・
かつて『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のレギュラーだった遠藤は、本番終了後にタモリから「飲み行く?」と誘われたときに言われた名言を紹介。
昼の2時から飲みだし、酒の進んだタモリに「ところで遠藤ってさ、どういうタレントになりたい?」と聞かれ、遠藤は「コント師としてやっていきたいんですよ」と答えたが、タモリは「それも良いんだけど、スポンジのようになんでも吸収して、自分の形をどんどん変えてやっていったほうが良いよ」とアドバイスしたという。
タモリは「ストロングスタイルで、コントしかしません、トークしかしません、MCしかしませんっていう人間も立派だと思うけど、なかなか無理だから、そこに行くまでにはいろいろ形を変えて、自分が思ってるのと違う仕事が来たときも1回やってみて、いろいろ吸収してダメだったらやめたらいい。
でも、ダメなことはだいたい無い。何かしら『こういう出会いがあるのか!』ってなっていろんなことが吸収できるから、自分の形を変えて柔軟になれば、最終的に自分のしたい道が見えてくるよ」と伝えたそうだ。
素晴らしい名言だし、すごく共感できる内容だと思ってすぐに文面をコピーしたんですよね~
やはり超一流の人物というのは、人生の格言のようなことをさらってナチュラルに気張らず言えてしまうのですね~
特別に準備してきたわけでもないでしょうし・・・
『スポンジのような柔軟性』
人生の成長プロセスの中でとても重要なキーワードなんだと思います。
与えられたことを素直に受け入れて、まずトライ&チャレンジすること。やったことないことに対してあ~だこ~だ文句を言わない。
『うまくいく人は、必ず1度はやってみる』(経験と体験を通して学ぶ)
そういうことでしょうね。そうやって学んだことは自分の修慧となって人生を生き抜いていくとても大切なマイルストーンとなるのでしょう。
一見遠回りに見えることでも、それは決して無駄ではなく必ず自分にとって何かを得る時間になっている。そう思いながら過ごしている人とそうでない人では、最終的に得るものが大きく異なっていくのでしょう
以前、このブログの「思考の整理整頓シリーズ」で自分が書いた内容と上記の名言に共通するところがあると思ったので今日はそちらを再度掲載したいと思います。
【自由への切符は目の前のことに全力投球すること!!】
私は忙しいから自由がないと嘆く人がいる。
私は忙しいから時間がないと嘆く人がいる。
その人にとっての本当の“自由”とは何なのか?
他人にコントロールされている状態や時間が多ければ多いほど、その人は自由がないと感じるでしょう。ストレスも感じるでしょう。そして、早く自分も人の指示で動くのではなく、自分の思い通りに時間を使えるような人間になりたいと思うことでしょう。
しかし、誰からも期待されず、あてにされない結果としてもたらされた空白の時間を自由と捉えてしまう人もいる。そんな自由の捉え方は、孤独な人生への入口でしかない。
「暇な人=自由な人」という価値観は持たないようにしよう。
今あなたに与えられている要求や期待に全力で応えること。目の前のことに全力投球すること。それが、思い通りに時間を使える人間になるための道標であり、近道である。
本当に自由な人とは、まわりからの要求や期待に応えられる力を身に付けた結果として、自分らしさを発揮しながら生きている時間が多い人なのではないか。まわりに必要とされ信頼される人になることでその自由を手に入れることができるだろう。そんな人は、決して暇な人でなく忙しい人である。
人に必要とされない自分、暇な自分を自由な自分と勘違いして生きて行くのか。それとも、忙しいけれど、自分の力で自分らしくいられる時間こそ自由な時間だと思って生きて行くのか。あなたはどちらを選択しますか。
「目の前のことに全力投球すること」
その積み重ねができる人であれば、近い未来、本当に意味のある自由を手に入れることができるのだと思います。
そんなメッセージを書いたのですが、最終的に自分のしたい道を見つけるために、目の前のことに全力投球
すること・・・実はそれが一番の近道なんだと思いますね。
これは、新人やフレッシュクラス対象の研修でもよくお伝えする内容です。
自分の可能性をすぐに見限ったり、決めつけたり、固執してしまったりするのではなく、ある程度若いときは、柔軟な姿勢でいろいろな体験や経験値を増やしてその時間から学ぶことを多くすることが大事。そのような時間を多くしていくことが自分の充実した未来と本当に価値ある自由を手に入れるための近道だということでしょうね。
こうやって、一流の人や何かを成し遂げてきた人がふと語る言葉って説得力があるし本質をついているなと思います。それと同時に、同じ言葉やメッセージでも誰が語るかで伝わり方がぜんぜん違う。つまり、タモリさんが語っているのは、自分の経験値から体得してきた”修慧”に他ならないから、それを受け取った人達の心に響くわけですよね。
『成し遂げた人が語れるものが修慧である』
まさに、そう思います。おそらく、成し遂げた人達というのは、自分自身の成長や進化のプロセスで、内省やセルフPDCAをその他の人よりも深いレベルで繰り返しているからこそ、大切なことがちゃんと自分の中に整理されていたり、体系化されていたりするのでしょう。だから、突然質問されても本質的で人の為になるようなことを簡単にシンプルに言語化できるんだと思います。
やはり、『継続は力なり』ですね!! 自分もそうなれるように日々の質を高めていきたい思います。
それでは、皆様、残りのGWも素敵な時間をお過ごしください。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。