選択・翻訳・転換の同時進行!! ~プラスに変化して成長するために~
- 2022.03.28
- MESSAGEPERSONAL COACHING
今日は逗子にあるパーソナルトレーニングの『FIRE FIT GYM』代表の川本さんと弊社CLPのデザイン・クリエイティブ事業のパートナーであるWEBデザイナーの石渡さんと3人でランチ。
と思ったら、たまたま葉山で仕事をしていたこれまた弊社のビジネスパートナーであるプロカメラマンの大崎さんとデザイナーの三牧さんから連絡があって、急遽合流。そこに『FIRE FIT GYM』のスタッフである一色さんも加わって総勢6名でのランチ会となりました~
『FIRE FIT GYM』の公式WEBサイトを制作するにあたって、今後のジム運営の方向性やコンセプトなども含めたトータルブランディングの話で皆さん盛り上がり、あっという間の2時間半。とても有意義な時間となりました。かれこれ川本さんとはご縁をいただいてから15年くらいになるのでしょうか・・・
あらゆるカラダのトレーニング手法を学び、その体験と感覚を通じて、ご自身の中で体系化されたトレーニングメソッドを確立。キーワードは、『短時間で最大効果を発揮する超効率的トレーニング』といった感じでしょうか。すでに川本さんによるパーソナルトレーニングは予約満杯の定員オーバー。今後の更なる展開が楽しみです。
さて、今日の本題は、上記にもある『学びの効率化』について。
人は生きていれば、いろいろな場面で学びの機会がありますよね。学校という場所で先生の授業を受けたり、本を読んだり、研修会に参加したり、テレビを見たり、映画を見たり、雑誌を見たり・・・挙げればきりがないでしょう。
だけど、その学びの機会を実際に効果的な学びにつなげられているかといえば、そうでない人やあまり有効に活用できていない人も多いのかもな~なんて思っています。(とりあえず、自分のことは棚に上げておきますね)
先生の授業を自分にプラスにできているのか・・・
読んだ本を自分のプラスにできているのか・・・
受けた研修会や講演会を自分のプラスにできているのか・・・
プラスにできるかできないかの幅には人それぞれ大きな差があるのではないでしょうか。自分なりに、幅が出るポイントは以下のような要素ではないかと考えています。
①主体的な姿勢(自ら進んで前向きな態度)でインプットしようとしているか
②受容力(素直さ)を持ってインプットできているか(否定するために聞いていないか)
③そのまま聞く・読むだけで自分のプラスになると思い込んでいないか
最近、研修会などの講師をさせていただくときに、①②の要素がクリアできている方はけっこういると思うのですが、③をあまり意識していないことで、学びやインプットの質が下がっている方も多いと感じることがあります。同じ時間、同じ場所で同じことを学んでも、その後の結果や変化は千差万別!!
このあたりは、「暗記教育?」の弊害の部分もあるのかなと。先生の言ったこと、黒板に書いたこと、教科書に書いてあること・・・それらをひたすら暗記してテストに備えるという自分も体験してきた勉強スタイルの弊害??
もちろんそれが、ダメということではありません。それも必要ですよね。しかし、社会人になると学生時代のようなペーパーテストはあまりなくなり、実社会でのリアルなテストが課せられる機会が増えていきますよね。ペーパーで高得点をとれても、リアルな社会で高得点をとれない人ってたくさんいるようです。おそらく学生時代と同じようなスタイルでやれば社会でもうまくいくと思っているからでしょうね・・・
社会にでたら少しスタイルを変える必要があるんだと思います。そこで、大事なのが上記で書いた③です。③で大切になるのは・・・
「選択力と翻訳力と転換力」
多くの情報は、自分の都合の良いように自分用にお膳立てされてはいません。学校のテストで「今度出る問題はこれだからな!!」などと教えてくれるような先生も存在しません。
だから、聞いたこと、読んだこと、見たことを自分にプラスになるように「選択して」「翻訳して」「転換して」活かすことが重要になるのではないでしょうか。
研修の講師や講演会をさせてもらうとき、事前に参加されている方々によくお伝えすることは、
「私の話すことや黒板に書くことをひたすらメモをとってくれるのはありがたいですが、その次のステップとして、自分に置き換えてどのようにそれを活かすかということをメモしてください」
ということ。(まあだいたいの人がその後に、あまりメモなんて読み返すことはしないのも現実)
今まで見てきた中で、
学びを本当に学びにつなげられる優秀な人は、本を読む、話を聞く、研修を受けている時間に「選択・翻訳・転換」を同時進行でやっている人です。
だから、メモには聞いたことも書いてありますが、「選択・翻訳・転換」した後の自分へのメッセージもちゃんと書いてあるのです。
それとは逆に暗記すること、メモをたくさん書いて満足すること(勉強した気分を得ること)を目的化している人を見かけます。でも、そういう人って学生時代は得点とれたのですが、社会ではあまり得点できない人が多いような・・・だってポイントがずれてますからね。
学びの目的は・・・
『自分がプラスに変化して成長すること』ではないでしょうか!!
その結果として、まわりの人に与えられるものを増やしていくこと⇒人の役に立つこと⇒人に喜んでもらうこと。
学びの効率化とは「選択・翻訳・転換」するクセを常に意識して実行することでしょう。
そのクセ付けによって学びの時間の質を高めることができますよね。
★今の自分に必要な情報を取捨選択する(アンテナを主体的にはる)
★今の自分や仕事や職場の状況に合わせて翻訳してみる
(ある人や会社の成功例をそのままやっても状況や環境が違えばうまくいかない)
★実際に具体的な行動や取り組みに転換してみる(そしてやってみる・変化してみる)
このプロセスを大切にトライ&エラーを繰り返しながら、時間を過ごすことが本当に効果的な学びなのではないでしょうか。それが、社会での成績表をある程度のレベルで維持していくために必要なスタイルなのだと思います。
今日は『学びの効率化』というお題に対して自分なりの見解を整理してみました~。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。