起業応援プロジェクト?? ~責任と覚悟の伴うチャレンジ~
- 2021.05.23
- MESSAGECONSULTING
先日、ある仕事を通じて、以前から知り合いで仲良くしていた人から連絡が・・・
『起業することになりました』
『いろいろと教えてもらっていいですか・・・』
ということで、早速お会いしていろいろな話をしてきました。
自分はおおよそのイメージで30歳で起業しようとは考えていて、実際には
33歳で起業したわけですが、なんだか懐かしいな~と
就職する前から起業するというキャリアプランを前提にサラリーマンを
10年間していたわけですが、実際に起業するなんてもちろん初体験ですから
進め方もあまりわからず、まずは起業に関する本を何冊か購入して何を準備
してどう進める必要があるのかを勉強したことを思い出しましたね~
起業と言っても、個人事業主なのか株式会社にするのか?
それが大きな分かれ道となりますよね。
まずは、個人事業主で、そしてスケールが拡大していく中で株式会社へ・・・
なんてイメージの方も多いのかなと思うのですが、自分の場合は、
いろいろ考えて法人としての信用やブランディングなども考慮して、
最初から株式会社でスタート
その彼も株式会社でのスタートをセレクトしたいとのこと。
まずは、法人登記の必要がありますから、一般的にはその手続きやサポート
を司法書士に依頼しないといけません。ある程度の費用がそこでかかりますよね。
法人の印鑑を用意する、定款の事業目的の精査と選定、決算のタイミング、
資本金はどのレベルにするか、役員報酬の決定
などなど
決めることはけっこう細かいですかね。
役員報酬は、年度の額面を決定したら基本的にその年度は変更不可なので、
その額を決めていく上でも、当面の売上がどのくらい確保できる見込みがあるかも
確認しておく必要があるでしょう
ここで、サラリーマン時代と大きく違う感覚なのが・・・
『自分の給料を自分で決めるという感覚』
今までは、所属する会社(組織)の給与規定やその他ルールに基づいて
”決められていた給料”だったものが、いざ自分で決めていいとなると
これまたけっこうシビアな感覚が要求されます
当たり前ですが、全体の売上以上に報酬を設定したら確実に赤字・・・
それが続くと資金ショートして会社はつぶれます。
その状況と感覚はなかなか”決められていた給料”の時代には味わえないもの。
『すべては自己責任』という感覚
サラリーマン時代は、給料に対して文句を言える対象がありましたが
起業したら文句を言える対象がいなくなるんですよね~
また、自分自身のライフステージによっても給料の設定は変わりますよね。
現実的な視点では、その人が”独身なのか結婚しているのか”によって
変わることでしょう。自分の場合は、起業当時は独身だったので、なるべく
低めに設定したことを覚えています
そして、上記以外で考えていく必要があるのが・・・
税理士や労務士や弁護士との契約はどうするべきか?
労務士や弁護士は会社のステージが進みある程度社員が増えていった
段階でいいのかなと個人的には思っていますが・・・
よく相談されるのが税理士との契約
最初から年間での顧問契約をするべきか?それとも・・・
自分の場合は、知り合いの税理士がいたので、その方が所属する法人と
起業タイミングで顧問契約をして現在に至ります。
正直なところ、これは経験則ですが、弊社のようなスモールサイズの会社
であれば、月々の契約はあまり必要ないのかなとも感じています
決算書の作成だけ頼むことも可能ではありますし・・・
というのも、起業当初は売上高は多くないのが、一般的ですし、安定度も低い
可能性も高く、なるべく経費を圧縮してリスクを軽減したいですからね。
税理士との年間契約となるとそれなりの費用がかかってしまいますから・・・
月3万円×12ヵ月、決算書類作成10万円程度 このレベルが相場でしょうか。
もちろん、フリーランスで税理士をやっていて、相場よりも安価で対応している方
もいますし、あとはアプリで対応できてしまう機能もあったり・・・
こればかりは、信用とコストパフォーマンスとの関係でしょうね
そして・・・
会社名を決めて、ビジョンやコンセプトを決めて、
事業プランや将来構想を決めていく。
そんなことを考えながら準備を進めて、実際には法人登記が完了した日
が会社の創業日となりますよね
ちなみに、弊社CLPの創業日は3月18日です。
12月で会社を辞めて、3ヶ月ちょっとの準備期間を経て創業タイミング
となりました。
まあ、資本金や準備資金もかかって、準備もいろいろ大変でめんどくさくて
将来の保証もなくリスクも抱えながらなんで起業するの?
なんて思う人もいることでしょう。
自分もサラリーマンで同年代の平均値以上の報酬は得ていましたし、
ある程度のステイタスレベルにも進んでいましたが・・・
自分の場合は、自分で将来起業すると決めていたことだから、そして
『責任と覚悟の伴うチャレンジが人を成長させる』
という自分の中にある感覚が強かったからという理由になりますかね
よく起業する人の相談にのることもあって、よく質問されるのが・・・
『起業で大切なことは何か?』
自分の場合、そんな質問されたら細かいことは言わず、一言・・・
『覚悟』という回答をしています。
個人事業やスモールサイズでスタートする法人や会社の生存率が
5年で約50%、10年後には15%~40%という数値が物語っていますが、
決して、保証された道ではなく、そして半分以上が生存していけない世界に
飛び込んでいくわけですからね~
逆に言えば、”覚悟を持てない人は飛び込まない方がいいよ”というアドバイス
でもありますかね。
『覚悟=人のせいにしない=すべては自己責任』ということです。
その覚悟をちゃんと持てるようになるためには、しっかり自分の知識や知見や
ノウハウで勝負できる力をつけておくことが大前提となるので、
自分の場合は、30歳で独立するための20代のミッションとしながら日々働いていました。
だから、けっこうシビアに自分を追い込んでいましたし、そういう環境を
与えてくれる会社と職場をセレクトしたという経緯があります
その彼も自分と同じような感じで20代を過ごしているシーンを自分は見て
きていますし、自分のストロングポイントで勝負できる武器を持っているので
起業しても大丈夫だろうと感じています。どちらかと言えば、起業したほうが
更に伸びるタイプだろうなと・・・
素直だし、プラス思考だし、勉強好きだし・・・
いちいち言わなくても、『責任と覚悟』は高いレベルで意識しているでしょうし。
私の仕事も手伝えることがあれば積極的に手伝いたいし、その経験を通じて
学ばせてもらいたいと言ってくれているので、これから、頼もしいパートナー
としてお付き合いしていきたいなとも思っています。
繰り返しになりますが・・・
『責任と覚悟の伴うチャレンジが人を成長させる』
今まで、あらゆる人と接してきましたが、上記を自分自身に課して
生きている人は、本当に成長スピードが早いと実感しています。
逆に、やたらと誰かに何かに文句を言って現実逃避していることが多い人達に
遭遇することもありますが、無責任&無覚悟の人達がそうしている時間こそ
成長できない時間だと個人的には考えています
そこを理解している人とそうでない人の差は時間の経過とともに
かなりの差となって現実化していくことでしょう。
『起業をする』というのは、まさに責任と覚悟が高いレベルで必要とされる
大きなチャレンジの1つの方法だと思っています。
だからこそ、そこに向かって飛び込もうとしている方々をこれからも
応援していけるような体制も弊社CLPで整えていけたらと思っています。
『起業応援プロジェクト』
起業しようかな? 副業から何か始めてみようかな?
なんて妄想しているけれど、なかなか一歩踏み出せないような方がいたら
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