手探りで始める人、準備万端で始める人、そして始めない人
先日、白石康次郎さん=『究極の夢追い人』という表現をしました。
めちゃくちゃ大きな夢を人生をかけて楽しみながら実現していく姿から
自分はとても前向きなエネルギーと勇気をもらっているわけです
絶対にとは言いませんが、
人には夢やビジョンがそれそれのレベルであると思っています
ふと今、パパの仕事部屋にあと1ヵ月で幼稚園を卒園する娘が姿を
見せたので・・・
『結乃(ゆの)の夢は何?』と突然聞いてみたところ、
1つは『お花屋さん』もう1つは『カフェ』をやりたい
じゃあ、カフェ付きのお花屋さんをやればいいかもな・・・
とパパはコンサルタント的な意見を言っておきました
でも、ちょっと考えてしまうのは・・・
『子どもの頃に思い描いた夢を大人になってリアルに実現している人が
どれだけいるのだろうか?』ということ。
そんな統計データは存在しないのでしょうが、いつのまにやら、
現実社会の中でそんな夢を追いかけることが非現実的になって、
まったく予想もしなかった未来を過ごしている人も多いことでしょう
自分もそんな1人なのかもしれません
果てしなく大きな夢や壮大なビジョンというレベルではなくとも、
『こんなことができたらいいな』
『こうなったら楽しいだろうな』
『今年は〇〇にチャレンジしよう』・・・
そんなプチドリームやプチビジョンは、生活している中でふと誰もが
思い描く瞬間があるのではないでしょうか。
自分も会社を経営しているトップとして、弊社CLPの今後の展開イメージ
やら、将来構想やプライベートで実現したいことなどをふと考えて夜中に
やたらと頭が活性化してぜんぜん寝られないときが、月に数回はあります
そんな日々思い描いているプチドリームやプチビジョンに対する
取り組み姿勢や具体的な行動レベルというのは、人によってすごく差がある
と最近強く思っています。
大きく分けてしまえば・・・
Aさん:手探りでもすぐにそこに向かって動き出す人
Bさん:頭でイメージを固めて、物理的にも準備万端にしてからようやく動く人
Cさん:思い描いただけで結局なにも動かない人
そんな3つのタイプに分けられるのかなと思っていますが、
皆さんはどんなタイプでしょうか??
今回のメッセージは、自分への戒めのためにも書いていることなのですが、
自分は上記3つでわければ確実にBさんタイプ
でも、今まで多くの方々に出会ってきた経験則で言うと、
世の中で成功していたり、輝き続けていたりする人は、あきらかに
Aさんタイプの人が多いんですよね~
Cさんタイプはそりゃー思っても動かないわけですから、現状維持もしくは
後退でしかないことは当たり前ですが、Bさんタイプも頭でイメージしたり
準備している時間経過の中でなんだか当初の高いモチベーションが減退して
いつのまにやらCさんになっているというケースが多いんですよね
皆さんも思い描いたけれど結局動き出していないことっていくつかある
のではないでしょうか。
いや~実は自分がそうなんですよね
起業する夢やビジョンは実現したとしても、ビジネス&プライベートを含めた
やりたいプチドリームやプチビジョンの中で結局動き出せていないことが
けっこうあるわけです。反省
なんでなんだろう??と少し考えてみて、1つ思い当たることは、
プチドリームやプチビジョンって現状のプラスα事項だから、
『特にやらなくても大きなマイナスにはならないこと』なんですよね~
これが1つの要因なのかもなと・・・
だから、”まあいいか精神”が起こりやすいものでもある
そして、その夢やビジョンに向かうプロセスにそれなりのリスクが伴う場合などは
そこに向かって動き出すことに躊躇する要因になる。
『未来の大きなプラスよりも今の安定やスタンダードライフを優先する』
安定ニーズが高い人は、日々こんな感じでルーティン化する傾向が高いん
だと思います。だから思い描くことはあってもなかなか動き出すまではいかない。
手探りでもいいから始めるAさんタイプの人って、その他のB&Cさんよりも
そこに向かうエネルギーが明らかに高いという共通項がありますよね
まだ明確なゴールは見えてないけれど、進みながらPDCAをその都度
まわしていく、結局それが一番の近道なのかなと
頭の中でのゴールイメージが鮮明になるまで、そして物理的なものが
準備万端になるまでフリーズしている人は、だいぶ先行されていく
つまり、完璧主義すぎると成功しにくいということなのかもしれませんね。
もちろん、まったくノーイメージでノープランレベルの手探りでは
ゴールにつかないので、手探りでもある程度のレベリングは必要でしょう。
例えば、多くの組織やチームのコンサルティング経験の中で1つルール化
していることがあります。
定期的に訪問するたびに、なんかしらの変化や取り組みの改善がその都度
複数事項行われているところがある。
その逆に何回訪問しても取り組みや動きがフリーズして具体的には何も
変わっていないところがある。
おわかりかと思いますが、前者の組織のほうが成功する確率があきらかに
高いんですよね~
そのような組織からは頻度よく相談や報告があったりします。
手探りであっても高回転でスピーディーに課題を捉えてPDCAをまわしている
からこそ改善スピードがあがっているということ。つまり成長スピードが
あがっているということ。そしてそういうスタンスを継続する中で
未来の大きなプラスへと近づいていくということ。そこに大きな差が生まれる
何百冊も本を出版して、言葉の魔術師のような存在でもある
『中谷彰宏』さんの言葉
『したい人10000人、始める人100人、続ける人1人』
いや~心に響きますよね
手探りでもいいから自分がしたいと思ったことをまず始めること。
そこに向かってスモールステップでいいから動き出すことの大切さ。
そして、うまくいかなくともあきらめず前向きに続けていくことの大切さ。
そこに夢やビジョンの実現があるということ。
始めなかった9900人になるか、始めた100人になるかは自分次第ですよね
自分も自分なりのビジネス&プライベートを含めた人生の夢やビジョンを
実現できるように、日々の動きだしを意識して取り組んでいきます。
皆さんもぜひ、したいことをスタートする今日にしてほしいと思います。
今回は自分への戒めの意味も込めて書いてみました。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。