態度・表情・言葉使いで人生を変える!! ~人気ブログ記事のご紹介~
ちょっと久しぶりの人気ブログ記事のご紹介
このブログも10年以上書き続けていますが、そのタイミングで感じていること、
発信しておきたいこと、自分の中で整理しておきたいこと。
そんなことをアウトプットし続けてきました
ある意味、マイダイアリー的な機能として活用している意味合いが
一番強いのですが、まあそれなりに時間はかかっているので、閲覧して
くれる回数が多かったり、拍手ボタンを押してくれる人がいたりすると
それはそれでうれしい気分になります
たまに記事の閲覧数のランキングなどをチェックはしているのですが、
最近、継続的に上位にランキングされている記事を今日はご紹介
詳細は以下をクリックしてご一読下さい。
約7年前に書いた記事で、そのタイトルは・・・
『離見の見(りけんのけん) 「バカになれる天才であれ!!」』
記事にも書いていますが、世阿弥の言葉らしいですね。
簡単に言えば、『常に客観的に俯瞰的に自分を見ることを大切にしなさい』
ということですよね。
自分の思っている自分と鏡に映っている自分。
自分の思っている自分と相手が捉えている自分。
一致しているときもあれば、ものすごくギャップがあるときもあるでしょう。
それが良い悪いということではなく、常にそういう状況や環境の中で
生活しているということを忘れないほうがいいよ。ということなんでしょうね
記事の中に、その人の印象に大きくインパクトを与えている要素ということで、
①態度②表情③言葉使い
の3つを取り上げていますが、個人的にはこの3つを注意深く観察していれば
だいたいその人がどんな人間なのかが見えてくると思っています
但し、スポット的観察では騙されることもあるので、ある程度の期間を通じた
観察が必要とも付け加えておきます
なぜならば、現実的な事例でお話すると、採用試験の面接などで
騙されてしまってあとから面接のときはすこぶる好印象だったんだけどな~
と後悔している経営者や園長先生をたくさん見てきているからです
お膳立てされた環境に対しては人は準備ができますし、その場だけ
取り繕うことも可能ですから、なかなか本質は見抜きにくいですよね
例えば、けっこう昔ですがある幼稚園では、学生さんの採用面接や試験
が終了してさようならをして園を出たあとに、しばらく歩いていくと・・・
おばあさんから駅までの道を聞かれます。実はそれは仕込みであって
そのときにどのような態度や対応をするかを見るということをやっていた
園がありましたね。
それこそ、採用プロセスだなんて誰も思っていないでしょうから、
その人の素や本質がよくわかるシチュエーション設定ではないでしょうか。
土地勘がないのでわからない・・・で済ませてしまう人もいれば、
わからないけれど、なんとか自分が案内しようと工夫や努力をする人もいる。
一緒に駅まで連れて行ってあげる人もいる。
ちなみに、サラリーマン時代に自分がチームリーダーをしていた頃、
総務部からのオーダーで、就職を希望している学生達との懇親会を兼ねた会食に
参加してほしいと言われました。
学生達は、その会社の先輩やリーダークラスの人達と触れ合うチャンスだと
思ってウキウキしているわけですが、会社的には裏のねらいがもちろんあって
その懇親会も採用プロセスなんですよね
総務部からは、いろいろな学生と触れ合いながら、その学生のあらゆるレベル
をチェックしてほしいというのが、自分達のミッションなわけです。
例えば・・・
話すことに夢中になりすぎて、先輩のコップのビールが空になって
いるけれど、ぜんぜん気づかない・・・
そういう場が与えられているにも関わらず、いろいろな人達を積極的に
話そうとしていない・・・
そりゃーいろいろな態度・表情・言葉使いが見え隠れするわけです。
面接ではしっかり好印象でも、ギャップがでてしまう学生さんもちらほら
という感じでしょうか
まあ、その人の心のあり方や本質的なものは、日常におけるその人の
態度・表情・言葉使いにわかりやすく反映されているということですよね。
それがわかっている人は、自分の態度・表情・言葉使いを臨機応変に丁寧に
使い分けているわけです。
それとその記事に書いた・・・『バカになれる天才であれ!!』
という考え方ですが、自分が当時の上司や先輩に言われたフレーズだったか
どうかは忘れましたが、自分としては大切にしている言葉の1つですね。
天才風でいようとする人と本当の天才は違うということ。
賢い人ほど、若い時の無意味なプライドなんて捨てて、自分はまだまだ未熟だから
なんでも教えてもらって吸収しようと時間を有効活用しているということ
それを、『時間を味方につける』という言葉で若い頃教わりました。
プライドを持つなとは言いませんが、たまに無意味で意固地なプライドが
その人の成長を邪魔しているなと思うこともあります
あと、これは自分の経験則ですが、くそ真面目すぎる人もあまり成長スピード
があがらないような気がしています
たまには”おバカなこと”もできる人間が伸びる気がしています
つまり、状況に応じて、態度・表情・言葉使いを使い分けるスイッチを
ちゃんともっている人間ということだと自分なりには思っています。
やるときはやる、ふざけてもいいときはモラルの範囲内でおバカもできる。
そんなメリハリのスイッチを持っている人達が、社会の中で活躍している
割合が高いのかなと思っています
こういう風土やカルチャーは、けっこう体育会系の環境で育った人達
には備わっているケースが多いような気もします。
『離見の見』から少し話題がスケールはしましたが、
日々の態度・表情・言葉使いにアンテナを張って、上手に使い分けすること
で、今よりも更に人生を豊かにしていくことができる。そう思います。
そのためには、常に客観的、俯瞰的に自分を見るクセをつけたいものですね。
今日はかつて書いたブログ記事から再度自分が思っていることをお伝えしてみました。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。