お彼岸なのでお墓参りに行ってきました ~六波羅蜜の教え~
昨日は『敬老の日』ということもあり、家族でケーキを買って
横須賀の実家まで行ってきました。
長男は、ケーキ屋さんの店員の人に、髪の毛のクルクル天然パーマ
をつつかれていましたね。こちらは、お墓参りの風景
そのまわりにはたくさんのお墓がありましたが、綺麗に掃除されて
いるお墓もあれば、おそらくしばらくの間、誰も来ていないのかな・・・
というお墓もちらほらあるように感じました
そんな風景を見ながら、これからお墓のあり方やシステムなども
変わっていくのかもしれないなと思いつつ、少なくとも自分の祖先や先祖、
自分のルーツを大切にする姿勢や考え方だけは、子ども達に継承していきたい
と思いましたね
「お彼岸って何?」
と子ども達に質問されて、なんとなくしか回答できない
自分を反省して、ちょっとネットリサーチしていたら・・・
その流れの中で『六波羅密』という教えがあることを知りました。
①布施(ふせ)
見返りを求めず人のために様々な良いことを行うこと。
②持戒(じかい)
戒律を守ること。ルールを守って規則正しく生活を送ること。
③忍辱(にんにく)
憎しみ、怒りを抱くようなことをされたり、感じても耐え忍ぶこと。
④精進(しょうじん)
怠けることなく、正しい努力を積み重ねること。
⑤禅定(ぜんじょう)
心を静め、常に落ち着いた心を維持すること。
⑥智慧(ちえ)
正しい判断力を持ち、ものごとの真実を見極める目を持つこと。
まあ、このブログで自分の思いや考えを随時発信しているわけですが、
それらの内容と重なるポイントも多いのかなと思います。
先日もお伝えしたように、正しいことをインプットしてやろうと意識しても
なかなか人間は変わりにくい性質がありまして、このような教えも一度
聞いて、わかったつもりになっているだけではあまり意味がないのでしょう
日々、意識しながら実践して、それを継続していくことが大事なんだと
思いますね。
完璧な人なんていませんから・・・
見返りを求めてしまったり、ルールを破ってしまったり、感情的になって
相手にキレてしまったり、まあいいかと怠けてしまったり・・・
そんなときに、そんな自分に客観的に気づく目を持つことが大切であり、
それが良くないと感じられることが大切であり、良くないと感じたら
修正していけることが大切なんだと思います。
自分の先祖や祖先と向き合いながら、過去を引き継ぎ、より良い未来づくりに
責任を持つという意味も含めて、そんな日々の自己反省の時間を
設けるといいよねというのが、お彼岸なんですかね~
『布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧』
どれも、そんな簡単に継続できることではないですが、
自分の状態をチェックする上では、良い指標になるのかなと思います。
自分なりの生きる指標や道しるべをちゃんと持っておくことは
とても大切なことでしょうね。
今日は、お彼岸というフレーズからたどり着いた教えについて
書いてみました。
夏から秋の気候に変わりつつあります。
季節の変わり目ですので、皆さん体調管理に気を付けましょう。