幼稚園のブランディングサポート ~小さな差別化の積み重ね~
- 2020.01.25
- 園トータルサポートDESIGN&CREATIVE
WEB製作 幼稚園 コンサルティング クリエイティブ デザイン ロゴ製作
こちらは、逗子マリーナにある『ロンハーマンカフェ』から見える夕日
以前から知ってはいたのですが、実際に行ったことはなかった場所。
本当にロケーション最高で、まさに海外リゾート気分を味わえる場所ですね
コンサルティング先の幼稚園のWEB製作&ロゴ製作プロデュースの仕事で、
パートナーとしてチームを組ませてもらっているデザイナーさん2人と打合せ・・・
お2人とも逗子&葉山在住なので、近場の打合せ場所はないか?
ということで、こちらがセレクトされました
地元の方々と仕事ができるのはうれしいですし、鎌倉、逗子、葉山には
デザイナーとしてフリーランスで活動している方がとても多いというのも
おもしろい環境だと思っています
昨日の打合せのメインテーマは、『ロゴ製作に向けた提案内容の精査』
今回初めてチームを組む、女性デザイナーさんからの提案内容を3人でいろいろ
ブレストする時間はとても楽しいですし、クリエイティブでワクワクできる
時間でしたね
正直なところ・・・
幼稚園業界において、トータルブランディングを意識的にできているところは
とても少ないと感じています
ロゴテキストや園マークなどもコンセプチュアルに製作できているところは
まだほとんどないのかもしれません
マクドナルドやスターバックスの見ればわかるロゴ・・・
そのような感覚でロゴを作ろうとしているトップがとても少ないという現実。
今回はコンサルティングしている幼稚園の園長先生がもともと美大出身の
デザイナーであることも大きいと思いますが、ソフト面、ハード面のあらゆる
利用者接点で、何を感じてもらいたいか、何を伝えていきたいか・・・
そういう視点はとても大切だと思っています
私はそれを『思いをカタチにする』と表現しています。
教育に対する思い、園運営で大切にしている思い・・・
それぞれの思いを人に触れるあらゆる部分でカタチにできているか?
と問われれば完璧にできているとことなんてないでしょうね。
例えば、今回ピックアップした『園のロゴ製作』というカタチ化を1つ例に
あげてもロゴテキストをローマ字にするか漢字にするかひらがなにするかから
はじまり、ロゴのフォントに関してもあらゆるフォントが世の中には存在します。
昨日は、ロンドンの地下鉄で作られたロゴを使おうか?
それともドイツで開発されたユニクロが活用しているフォントにしようか?
スイスのデザイナーが開発したものが洗練されつつ幼稚園らしさを醸し出せる
のではないか?そんな会話が展開していくわけです。
ロゴマークについては、園の方針やコンセプトをどうやってマークに反映させようか?
ロゴテキストとのバランスと使い方のバリエーションを考慮すると、こちらのほうが・・・
など、ロゴマークだけでも原案時点では7個から8個の提案があり、その組み合わせ
を精査して絞り込みを図ってから、お客様への最終提案となります。
そのロゴテキストやロゴマークの展開イメージなども共有したりします。
WEBへの反映、パンフレットへの反映、看板への反映、ユニフォームへの反映
各種グッズへの反映などなど・・・
ロゴに関して、統一したものがなく、その都度適当なものを活用している幼稚園
は多いなと感じますが、つまりその都度、相手に与える印象も変わってしまうという
ことですよね。
園の専門コンサルタントとして、常に意識して強化すべきだと考えていることは
『あらゆるコミュニケーションの量と質を高めること』
どの園に入園するか検討中の保護者がWEBを見るのも、ロゴマークやテキストを見るのも、
パンフレットを見るのも、電話で問い合わせをするのも、園見学にきて、園舎を見たり
先生と話したりする・・・そのようなものすべてがコミュニケーションですよね。
もちろん、在園児やその保護者が日々園での生活や環境を通じて五感で感じとること
も総括してしまえば、すべてコミュニケーションなんだと思っています。
直接人と人が触れ合うものもあれば、広報ツールやハード面の環境で触れ合うもの
もあります。
それらすべてのあらゆるコミュニケーションにどれだけこだわっているか否かが
大きな差別化要因になっているのです
こだわっていると言葉で聞いても、それがカタチ化されていなければ
相手に伝わらないので意味がないですよね
CLPとしては、トータルブランディングの基本はそこにあると思って
コンサルティングサポートプログラムを全体像を構成しています
だから、CLPにとって、優秀なデザイナーの方々をチームパートナーに持つことは
とても重要なことなのです。自分としてはプロデューサーやディレクターとして
の機能であり、それを実際にカタチにしてくれる方々がデザイナーという役割分担。
全体的な戦略をリアルなカタチに落とし込んでいくためには、クリエイティブの
力は必須だと思っているからです。
とくに、今は最初の接点はほとんどWEBサイトでしょうし、もっと細かく言えば
そこに掲載されている写真やロゴマークだったりするわけです。
そこでどのような印象を持ってもらい、次のステージへと導けるかをチームで
考えてカタチにしていきます。
その印象を持って、園に実際に足を運んだときに、どう感じてもらうか・・・
そして、入園してからどう感じてもらうか・・・
それらのあらゆる接点の継続を高いレベルにしていくことが総合的な差別化であり
ブランディングストーリーということだと考えています
ロゴマーク1つとってもロゴテキスト1つとってもその全体を構成する
重要な1つのパーツですよね。
『ひとつひとつの小さな差別化の積み重ねが大きな差別化となる』
”些事(さじ)に神や宿る”という言葉がありますが、
まさに、細かいところにこだわって見直そうとしたら、改善すべきところ
はたくさんありますよね。
昨日の打合せは、そのための貴重な時間なのです。
とてもよい提案につなげていけそうです。
それにしても、打合せの環境としてはものすごくよいところを発見しました。
思ったよりスペースも広く、天気がよい日は外のウッドデッキでクルーザーと
海を見ながら時間を過ごせます。自宅から自転車で10分の場所にこういうカフェが
存在することが、逗子に住んでいる利点だとあらためて実感
ぜひ、ちょっと非日常のぜいたくな気分を味わいたかったら
足を運んでみることをおススメします。
帰り際に、店の前に建設中の建物を発見・・・3人で何ができるのかな?
スターバックスじゃないの?なんて話をしていたら3月にオープン予定の
オーガニックレストランだそうです。
こちらも興味ありですね。
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