目標達成ができる人とできない人 ~ポジティブ思考の重要性~
- 2019.10.25
- MESSAGECONSULTING
仕事や人生の中で、『目標を持つ』ということは大切だとよく言われています
しかし、その目標を達成できる人もいれば、達成できない人がいるのも現実・・・
なぜ、目標達成できる人とできない人がいるのか?
その差はどこから生まれているのか?
この問いかけに対して完全な回答というものはあるのだろうか?
なかなか難しいテーマだと思います。
でも、少なからず達成頻度が高い人と低い人の差から、ある程度の傾向を分析
することは可能でしょう。
以前にもこのブログで、目標設定について書いた記事があるので
そちらを以下に添付しておきましょう。(ご興味ある方はクリックしてご覧ください)
⇒『目標設定能力=目標達成能力!? ~明日の自分との約束~』
ここにも書いてあるように、目標が具体的であること、そしてそれを達成した
イメージが本人にとってポジティブであることは大切でしょうね
よくコンサルティングの現場において、個人セッションなどを行うときに、
目標が漠然としていてなんとなくというような感じの人もいるのですが、
そんなときは、より具体的にするために、数値化したり、期日を設定したり、
そして達成するまでのプロセスや達成後のイメージが鮮明に描けるようになるまで
話をしながら導くというようなサポートをすることは多いですね
自分では『目標のパワー』とお伝えしていますが、ビジョンや目標を明確化
するだけで、人のパフォーマンスが1.76倍にもなるというデータがあるわけですから
そこは素直に聞き入れたほうが賢いですよね~
イギリスの心理学者であるリチャード・ワイズマンが行った5000人以上の人を
対象にした目標達成に対する調査があるのですが、達成できた人達の特徴として
以下のような項目を上げています。
①小さな目標にブレイクダウンすること
②目標について人に話したり宣言したりする
③目標達成したときのプラス面をイメージする
④自分にご褒美を出す
⑤進捗状況を記録する
確かにそうだなと思いますね。
コーチングの世界では、ベビーステップ法と呼ばれていますが、
自分はよく「因数分解」というフレーズを使うことが多いですね
目標達成までのプロセスを細分化して、果てしない目標を現実の範囲で
達成イメージがわくレベルにしてあげることが大事ですよね。
そうすることで、『できそうな気がする』という精神状態を作り出すことも
ポイントでしょう
上記ブログ添付記事の『明日の自分との約束』も同じ考え方に基づいて
いるものですよね~
人に伝えたり、宣言することで、『やらざるを得ない状況』を自分に課すという
意図的なものもあるのかなと思います。
なんだか自信がないときって、自分の心の中だけで人にその目標を打ち明けたり
しませんからね
ゴールしたときの達成感にフォーカスしている人と、ゴールまでのプロセスの
大変さや苦労の方にフォーカスする人なのかで差がつくのは当然でしょうね
ポジティブマインドで良い意味で楽観視できる人のほうがいいということです。
自分へのプチご褒美については、大変さや苦労のプロセスを少しでも
ポジティブに乗り切るための工夫と捉えたらよいのでしょうか
これって、自然と無意識にできている人も多いのかなと思います。
このステージを乗り越えたら、美味しいご飯食べに行こう!!
この中間目標をクリアした時点で、リフレッシュ旅行に行こう!! とか
レコーディングダイエットなんかは、まさに進捗状況の記憶ですよね
まあ、総括的に言えることは、目標という指標に対してネガティブに捉えながら
そのプロセスを進めていてもうまくいかないということでしょうね
それに付随するのかもしれませんが・・・
『人に言われた目標よりも、自分で設定した目標』
のほうが、現実味もありますし、モチベーションキープもしやすいでしょうね。
今日は目標という言葉について少し掘り下げてみました。
明日は娘と二人でちょっと東京までデートをしてきます