BlogHappy Mind Creator

80%の力配分 ~余力を残しながら期待超越できる力を身に付ける~

2018121

ちょっとブログの更新が滞っていましたね
なんだか忙しい日々となっております
最近は、乾燥してきて、朝晩もだいぶ寒くなって冬モード突入ですね

昨日、ご訪問した幼稚園は、優秀な園長先生が率いる人気園
先日もお伝えしたように、一般的には少子化の影響で、全国的に幼稚園は
園児数が減少傾向の中、毎年定員オーバーの入園希望があり、今年も
お断りする方がでているほどの人気

しかし、現状に甘んじることなく先手をとる戦略で、
来年度から認定こども園に運営モデルを転換します
そして、近い将来の構想として、分園もしくは保育所を近くで
運営していくイメージも持っているとのお話しがありました
更に、将来的には海外の幼稚園との提携を通じて、国際的な
人材交流もしてきたいとのビジョンが・・・

そんな状況の中で、弊社がご依頼いただいた仕事は・・・

『第三者評価』

第三者評価とは、学校教育法に規定されている学校評価の一環として、学校と
その設置者が実施者となり、学校運営に関する外部の専門家を中心として評価者
により、教育活動その他の学校運営の状況について、専門的視点からの評価を行うもの。

ちょっと堅苦しく言うとこんな感じですね。

保育園ではそれなりに導入しているケースは珍しくないのですが。
幼稚園ではまだちゃんと第三者評価を活用しているところは多くありません

その園長先生と第三者評価の進め方等の打ち合わせをしながら、
いろいろな情報交換や意見交換をさせてもらったのですが、その中で・・・

『先生たちはなんでそんなに頑張って遅くまで仕事をしているだろう??』

という話になりました。今日絶対にしなければ仕事ではないはずなのに??
もっと早く帰ることができると思うがそうならないのはなぜか??
その理由がわからない・・・そんな話です。

すでにこちらの園はだいぶ前から、働き方改革に着手していて、あらゆる無駄を
排除、圧縮することで、他園よりもだいぶ早く帰れる体制を構築している
のですが、
最近は、それでもちょっと遅くなっていることが、園長先生の中でもやもや
しているとのこと

そして、更に園長先生から・・・
研修や本などには、頑張れ頑張れという風潮が多く存在するけれど、
自分としては、
頑張らない風潮を推奨していると。

その具体的な例として、こちらの幼稚園では担任でもしっかり代休がとれます。
これはけっこうレアケースでして、多くの幼稚園で担任を担っている先生は
月曜日から金曜日の中で代休をとるなんてことは基本的にタブーという風潮
があります
ので。もちろん、代休をとれるような人員体制や編成を構築している
からこそではあります。そして、園長先生も率先して代休をとっていると・・・
今週の週末も自分は代休をもらっているよと笑顔で話していました

業界的な通例は、『頑張れ』『代休なんてタブー」なところを
その真逆をとって『頑張るな』『代休をとっていいよ~』というのは
できそうで、なかなかできないことですよね。

『通例から抜け出せない人達』のほうが世の中には多いものです。

個人的見解ではありますが特に教育業界には、
そのような方が多いように感じています。

でも、『頑張るな』という言葉の背景にある意味合いをわからず、
言葉だけを鵜呑みにしてしまう人達もいるので、そこは注意すべきですよね~
という会話もありました

そこで、更にでてきたフレーズが『80%の力配分』
どういう意味かと言うと、常に100%の力で仕事するのではなく80%くらいの
力で仕事をしたほうがいいということ。

それも、先生たちによく伝えているようです。

つまり、常に余力のない状態(100%)でやっていたら、いざというときに
力が発揮できないですよということ。
頑張り過ぎるのはよくないということ
でしょうね。腹八分なんて表現もありますよね~

自分なりにこの言葉の本質は・・・

『自分の80%の力で品質維持ができるような
 
仕事力を身に付けなさい』

ということだと思います。

まわりに期待されていることや相手のニーズを満たすのに常に100%の力
でやり続けなければ実現できないのであれば、それはまだ実力不足。

という解釈にもなりますかね

余力を残しながら期待超越できる仕事ができる人、組織を目指すことが大切
だと、その園長先生に教えていただいた気がします
それと同時にまさしくその通りだなと共感する自分がいました

でも、最初からそのステージにワープはできないので、
人生の修行ステージでは、必ず”時間の圧縮付加”をして頑張り続ける期間
必要だと思います。

でも、それは、未来への余力を蓄積するために必要な時間なんですよね~

そして、80%の力であらゆる仕事をこなしていく仕事力がついたとき
いろいろな意味で、頑張り過ぎなくても成立するステージにたどり着ける
と思うのです。

少なくとも若くて力や経験が不足しているステージで
『頑張るな』という言葉を鵜呑みにして、本当に頑張らない人になって
しまうのは、ちょっとした勘違いだと思う
ので、自分なりの見解を
整理しておきました

『余力がある人生はその人の余裕につながります』

余力の20%で人生をもっともっと楽しむ!!
自分も常にそんな状態でいられるように自己管理できたらと思いますね

0

一覧を見る