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没頭、熱中、夢中のスイッチ ~スイッチオン状態の創造~

20190926

今日は、コンサルティングの仕事で大阪への日帰り出張の予定でしたが
お客様の都合で日程が延期になったので、自宅の自分の仕事部屋にて
パソコンをたたいています

最近出会った言葉に『没頭のスイッチ』というものがあります。

「人間にとって時間を最大限味方につけている状態とはどんな状態か?」

という問いかけに対する1つの答えが・・・

『何かに没頭、熱中しているとき』なんだと思っています

だからこそ、何かに没頭できる自分、熱中している自分を人生の中で
創造していくことは意義あること
ではないでしょうか

学校の勉強でもいいし、何かの研究でもいいし、ビジネスでもいいし、
趣味でもいいし、スポーツでもいいし・・・

その内容はなんでもいいと思うのですが、何かの世界や領域で良い結果や成果
をだして活躍している人達を見ていると、それに没頭、熱中している時間が
一般的な人よりも多いという特徴がある
ように思いますね。
それが時間の質が高いということなのでしょう。

このような状態を「何かにハマっている状態」とも言いますよね~

できれば、人生の中で1つのことだけではなく、いろいろなことやものに
たくさんハマることができたら、その都度、有意義で質の高い時間を
過ごすことができるということでもあります

しかし、大人になるに連れて、そういう時間が減少していってしまう、
というよりも自分の中で制限してしまっている人達も多いのかなと感じます

もちろん、いくつになっても没頭&熱中タイムを心から楽しんでいる方々にも
遭遇することはありますが・・・

『努力は夢中に勝てない』

そんな言葉を聞いたことがあります。

大人になるにつれて、夢中が努力に変わり、その努力が主体的なものから
生活をしていくための強制的なものという心理に変わり・・・そのような
流れは、実際には多くの人達に起こっていることかと思います。

我が家の子ども達を見ていると逆にふと反省させられることもあります

ちょっと前まで、2人でテレビを真剣に見ていたと思ったら、なぜか今は
2人で仲良くファッションショーみたいなことをやっていて、そうかと
思ったら、娘はミニーちゃんのカチューシャをつけながら、息子は時期外れの
麦わら帽子をかぶりながら、今後は運動会の練習をして部屋の中を走りまくっています。

でも、そこには、2人の中で夢中な時間が流れているんです

子ども達は本能的に、自分にとって夢中になれる時間が良い時間だと
わかっているのかもしれませんよね

だから、良い意味で”飽きること”もあながち悪いことではなく、
たくさんのことにハマっていくためには、ある意味必要なこと
なんだとさえ
思わされますね~

人間って実は、
自分が夢中になれる時間を探して生きているのかもしれませんね

かつて、何かに夢中になっていた自分を懐かしんで、、その時ほど夢中になれる
ものに出会えていない今の自分に焦るのかもしれませんね

しかし、その焦りは正しい焦りであって、本能的に成長のコツをつかんでいる
人にとってはナチュラルな衝動だと思うのです。(少なくとも自分はそのタイプ)

もっともっと夢中になれるものはないのか・・・
常に何かに夢中になれている・・・そんな生き方をしたいものです

そのためには、自分の中の解釈で言うと、
『何かに楽しみながらチャレンジしている状態を常に創造すること』
だと思っています


このような世の中ですから、
今やれることだけをやって過ごしていくことは十分に可能でしょう。
そこには、”夢中”とは程遠い、惰性やマンネリとともに生活する時間が待っています

もちろん、惰性やマンネリの中にも生活の安定という重要な要素が入るので
現実的に夢中な時間がすべてというわけにはいきませんよね。

そして、更に思うのは・・・

『子どもに努力をむりやり強いるのではなく
自ら主体的に夢中でいられる時間をどれだけ多く創り出してあげられるか』


それが、親として、大人としての役割であり、とても重要なことだと思うのです。
これは、先生や教師やコーチといった指導者にも重要な要素だと私は思います
だってそれが一番その子の成長可能性が高い状態だからですよね

大人になっても、無我夢中で何かに没頭している、夢中になっている人達がたくさん
いて、そして楽しそうで輝いていて、そんな環境が身近にあること

そんな環境の中で過ごせていたとしたら
子ども達は、もっともっと自分の未来にワクワクと期待が持てるんだと思います

「没頭のスイッチ」が入りっぱなしとまではいかないでしょうが、
できれば、スイッチオン状態が多い時間を過ごしたいですよね~

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